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面接でデザイン思考をアピールする方法はありますか?

最近、ビジネスの場で「デザイン思考」という言葉をよく耳にします。課題解決に役立つ考え方だと理解しているのですが、面接でどのようにアピールすれば良いのかわかりません。

私は大学のゼミでグループワークに取り組む際、ユーザーの視点に立って課題を発見したり、多様な意見を統合してアイデアを形にしたりする経験があります。これはデザイン思考に通じるものだと感じているのですが、面接官に伝わるように具体的に話すにはどうすれば良いでしょうか?

面接でデザイン思考をアピールする際の効果的な伝え方や、具体的なエピソードの構成方法、そして注意すべき点などがあれば教えていただきたいです。何かアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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面接でデザイン思考を伝えるにはプロセスと行動で語ることが重要

デザイン思考を面接でアピールする際のポイントは、言葉だけでなく、行動でどう実践してきたかを具体的に伝えることです。面接官にとって重要なのは、その考え方をどう活かしたかがわかるエピソードです。

言葉に頼らず共感・発想・検証の流れをエピソードで具体的に示そう

たとえば、次のような構成で話すと効果的ですよ。

1.課題の背景(例:ゼミで取り組んだテーマ)

2.ユーザー視点での課題発見(例:実際にどんな声を集めたか、どう共感したか)

3.アイデア創出のプロセス(例:どんな方法で意見を出し合ったか)

4.試行錯誤や工夫(例:どんな失敗があり、どう改善したか)

5.成果・気づき(例:学んだことや他に応用できそうな場面)

このようにプロセス重視で話すことで、あなたの考え方+行動力が伝わりやすくなります。

注意点としては、デザイン思考という言葉を強調しすぎないこと。あくまで問題解決力や共感力、柔軟な発想など、企業が求める資質に自然につなげることが大切です。

言葉に頼りすぎず、「こんなふうに動いたんだ」とイメージできるように話しましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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デザイン思考をアピールするならユーザー視点と実践エピソードが鍵

ビジネスにおけるデザイン思考には、次のようなものがあげられます。

・デザイナーの思考プロセスをビジネスに応用
・ユーザーの視点に立って課題を発見し解決
・新たな価値を創造

これらは、変化の激しい現代社会において既存の枠にとらわれず、ユーザーの潜在的なニーズに応える革新的な商品やサービスを生み出すために重要視されています。

3つの特徴に対応する具体的な経験を交え、再現性と説得力を持たせよう

また、デザイン思考の主な特徴としては、以下の3つがあります。

①ユーザー中心視点:顧客の視点に立ち、共感に基づいた課題解決を目指す

②プロトタイピング:試作品を作成し実際に試す/早期に問題点を発見し改善を繰り返す

③イノベーション:既存の概念にとらわれず、新たな価値を生み出す

ご質問の内容から、①と③に得意特性を持っているように見受けられました。

面接の際は、これらの強みを、大学のゼミで得た経験とともに具体的なエピソードとして述べましょう。もちろん、②についてもエピソードがあるようでしたら告げていただいて差し支えありません。

効果的な伝え方の構成は、次の通りです。

結論:「私は、デザイン思考を得意としています」

理由:「なぜなら○○という経験があるからです」

具体例:「具体的なエピソードとしては○○という経験があります(数値実績を盛り込む)」

結論:「ゆえに、私はデザイン思考が得意であると感じています」

注意点については、起承転結で完結に述べること。そして、具体例については、可能な限り実際の数値を盛り込むということです。

そうすることで、より信憑性と説得力が増します。

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