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転職の自己分析におすすめの相談先はありますか?

転職活動を始めたいと考えている20代です。一人で自己分析に取り組んでいますが、正直あまりはかどってはいないので、誰かに相談してみたいと思っています。

ただ、自己分析を相談したいと思いつつも、どこの誰に相談するのが良いのかは決めかねています。キャリアコンサルタントや転職エージェントなど、相談できる場所にはどんな違いがあるのでしょうか?

それぞれのメリット・デメリットや、自己分析を含めどんなサポートをしてもらえるのか詳しく知りたいです。

ちなみに、こうしたエージェントへの相談はどなたか1人に聞いておくだけで良いですか? 自分に合った相談先を見つけるうえでの注意点なども、あれば教えていただけると助かります。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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転職の自己分析はキャリアコンサルタントにしよう

転職を前提とした自己分析であれば、個別に依頼を受けているキャリアコンサルタントか、ハローワークにいるキャリアコンサルタントに相談するのが現実的だと思います。自治体によっては、役所で無料の相談窓口を開設していることもあるので、探してみてはいかがでしょうか。

転職エージェントにも相談はできますが、彼らはあくまで転職を成功させることで利益が発生するので、相談内容が「どの会社に転職したいか」という方に偏りがちです。自己分析そのものを深く掘りさげるというよりは、転職ありきの面談になる可能性があります。

相性の合う相手を選んで専門的なアドバイスを受けよう

相談相手としては、「キャリアアドバイザー」よりも国家資格である「キャリアコンサルタント」の方が、自己分析やカウンセリングの専門的な訓練を受けているため、安定したサポートが期待できるでしょう。

まずは相談してみて、相性が合わないと感じたら別の人を探す、という形で、納得できる相談先を見つけるのが良いと思います。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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転職の相談先は豊富にある! 費用や内容を確認しよう

転職における自己分析は一人でおこなうのが難しいと感じる人も多いですよね。相談先はいくつかあるので、それぞれの特徴を理解して、自身に合ったところを選んでみてください。

まず、転職エージェントがあります。これは無料で利用でき、キャリアカウンセリングを受けられるのがメリットです。自身の市場価値や向いている職種について客観的なアドバイスをもらえ、書類添削や面接対策もおこなってくれます。

ただし、エージェントは転職を成立させることで報酬を得るため、転職先への応募や入社を強くすすめられることがある点は理解しておきましょう。

次に、キャリアコンサルタントやキャリアコーチです。これらは有料ですが、自分らしいキャリアを見つけることを目的とし、中長期的な視点で強みや価値観を深く掘り下げて整理してくれます。費用がかかる点がデメリットですが、質の高いサポートが期待できます。

公共機関としては、ハローワークのキャリア相談があります。全国のハローワークで無料で相談でき、就職支援セミナーや職業適性検査も利用可能です。ただし、担当者を選べないため、相性が合わない場合もあります。

また、大学のキャリアセンターも活用できます。卒業生でも利用可能な場合があるので、まずは母校に確認してみるのも良いでしょう。自己分析や職種理解の支援をしてくれます。

ほかに、手軽に利用できる自己分析ツールや適性検査もあります。これらは自分の強みや価値観を言語化するのに役立ちますが、自分一人で分析するため客観性が難しく、わからない点があっても質問できない点がデメリットです。

相談先はメリットとデメリットを確認して利用しよう

これらの相談先は、一つだけでなく複数並行して利用することもできます。自己分析だけでなく、その後の企業選びや選考活動が自身の軸とずれないよう、それぞれの相談先のメリット、デメリットを理解したうえで活用することが大切です。

大学のキャリアセンターを通じて紹介された求人ではない場合でも、困ったことがあればキャリアセンターに相談しても大丈夫なので、安心して利用しましょう。

こちらの記事は就活の相談先について詳しく紹介しています。誰に相談したらよいかわからないと悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

一人で就活を進めるときのメリットについては、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみましょう。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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