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インターンシップのエントリーシートにおける自己PRの書き方を教えてください。

今度、インターンシップに初めて応募するのですが、エントリーシート(ES)の自己PRの書き方でつまずいています。今まで本格的な自己PRを書いたことがなく、何を書けばいいのか、どう構成すれば良いのかまったくわかりません。

学生時代に頑張ったことと自己PRの違いも曖昧で、ESでは何をアピールすれば人事の方に響くのか、とても不安です。特別な経験がないと書くことがないのでは、とも思ってしまいます。

インターンのESで効果的な自己PRを書くためのポイントや、具体的な例文などがあれば教えていただきたいです。

また、どのような経験を自己PRとして選べば良いかについてもアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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強み・人柄を企業でどう活かせるかアピールしよう

インターンのESにおける自己PRは、実務経験が少ない学生にとって、自身の強みや人柄を伝える大切な機会です。ガクチカと自己PRは似ていますが、少し焦点が異なります。

自己PRは、あなた自身の強み、特性、人柄に焦点を当て、それが企業でどのように活かせるかをアピールします。

一方、ガクチカは、特定の経験を通じて、どのような課題に直面し、どのように工夫・努力し、どのような成果を出したかという、課題解決能力や行動力をアピールするものです。

結論・エピソード・結果・強みをインターンでどう活かすかの順で書こう

自己PRを書く際は、まず結論として自身の最もアピールしたい強みを明確に述べることから始めましょう。「私の強みは、粘り強く目標に取り組む力です」のように、端的に示します。

次に、その強みを裏付ける具体的なエピソードを述べます。たとえば、ダンス部のリーダー経験を例にするなら、「ダンス部でリーダーとして活動するなかで、部員それぞれのレベルにばらつきがあり、発表会に向けてダンスがなかなか揃わないという課題に直面しました。

そこで、私は何度も話し合いを重ね、一人ひとりの課題を明確にして、各自がクリアできるよう粘り強く取り組んでいきました」のように、具体的な状況、あなたの行動、そして直面した困難などを説明します。

そして、その結果どうなったかを伝えてください。「その結果、非常に満足度の高いパフォーマンスができ、イベントでも優秀賞を受賞できました」といった成果を具体的に示します。

最後に、その強みが志望するインターンでどのように活かせるかを述べましょう。

「この粘り強さと、一人ひとりに寄り添いながらチームで目標達成を目指す姿勢は、貴社の〇〇というインターンで、チームメンバーと協力してプロジェクトに取り組む際に活かせると考えています」のように、具体的な業務内容や企業文化とつなげることが重要です。

学業やサークル活動、アルバイトなど、学生生活での経験を深掘りして伝えることで、あなたの魅力を効果的にアピールできますよ。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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自分はどういう人間かをアピールするもの! 自己分析を徹底しよう

インターンシップのエントリーシート(ES)を書くうえで、「自己PR」と「ガクチカ」の違いを正しく理解することが大前提です。

「自己PR」は「自分はこういう強みを持った人間です」という人柄そのものをアピールするものです。一方、「ガクチカ」は「こういう経験を頑張り、その結果こんな学びやスキルを得ました」という経験と成長をアピールするものです。ESでは、それぞれの設問の意図をくみ取り、内容を書きわける必要があります。

感じたこと・学びを深掘りすると自己PRの核が生まれる

もし「何を書けばいいかわからない」という状況なのであれば、それは自己分析が不足しているサインかもしれません。

具体的なエピソードを書きだすだけでなく、その経験を通して「なぜそう感じたのか」「何を学んだのか」といった深掘りをすることで、自分だけの自己PRの核がみえてくるはずです。まずは自己分析から始めてほしいと思います。

インターンシップの自己PRで悩んでいる人はこちらの記事もチェックしてみてください。魅力的な自己PRでインターン選考を勝ち抜きましょう。

インターン選考で企業が見ているポイントは次の記事に詳しくまとめています。選考突破のコツを押さえたい人はチェックをしておきましょう。

こちらのQ&AでもインターンのESで自己PRを書き方がわからずに迷っている学生に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。

あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう

インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。

そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
インターンの志望先を決められない人
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