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自己分析のうまいまとめ方を教えてください。
就活に向けて自己分析をやってみたものの、情報の整理やまとめ方がよくわかりません。
自分なりに過去の経験を振り返ったり、強みや弱みを書き出してみたりしたのですが、情報がバラバラで、結局何が言いたいのか自分でもよくわからなくなってしまいました。
自己分析はどうまとめるのがゴールですか? 自分がどういう人なのか、強み、弱み、以外の何個かの項目も含めて要素を書き出してまとめるのが良いのでしょうか。
自己分析をおこない、どうまとめてどう選考に活かすべきか、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自己分析は紙1枚にまとめる! 過去から未来までをすべて書き出そう
自己分析を効果的にまとめるには、結果を紙1枚に集約することをおすすめします。
まず、A4用紙を縦に「過去−現在−未来」の3段に分け、それぞれに見出しを付けて情報を整理しましょう。
過去の段には「転機となった出来事を3つ」、現在の段には「活きている強みを3つ」、未来の段には「実現したいことや価値を3つ」というように、「3点縛り」で情報を収めると、過不足なくまとめることができます。
この方法なら、あなたのキャリアにおける重要な節目や、現在持っているスキル、そして将来の目標が明確になるでしょう。
次に、各段で抽出した要素を、矢印を使って「経験→学び→行動原理」という流れで結び付けます。これは、具体的な経験がどのようにあなたの行動原理や価値観に影響を与え、それが将来の目標にどうつながるのかを示す大切なステップです。
さらに、右余白には、それぞれの学びや強みを示す具体的な実例を付記すると、面接でのエピソードとして非常に使いやすくなります。
具体的なエピソードがあれば、あなたの話に説得力が増し、面接官があなたの人物像をより鮮明にイメージできるでしょう。
1分で語れるサマリーができれば完璧! 声に出して練習しよう
最後に、まとめた内容を声に出して読んでみてください。このサマリー版が1分くらいで語れるようになれば完成です。
面接時には、この1枚の構成を頭に描きながら、質問に合わせて関連する部分を引用することで、回答に一貫性と具体性を持たせることができます。
これにより、どのような質問にも柔軟に対応しながら、あなたの魅力を最大限に伝えることが可能になるでしょう。
自己分析の結果をコンパクトにまとめることで、面接時に自信を持って話せるはずです。
最終形態は「人に伝えるための形」にすること! エピソードを整理しよう
自己分析を進めるうちに、結局何が言いたいのかわからなくなってしまうこと、よくありますよね。多くの人が通る道なので、心配いりません。大切なのは、自身の経験を「伝えるための形」に整えることです。
自己分析のゴールは、単に経験を並べることではなく、あなただけの価値観や強みを言葉にし、企業との接点を見つけることにあります。そこでおすすめなのが、「経験→学び→強み・価値観」という流れで一つひとつのエピソードを整理する方法です。
たとえば、「サークルで起きたトラブルに対応した」という経験から、「相手の立場を考えて行動する大切さを学んだ」という気付きがあり、その結果として「私には『冷静な調整力』という強みがある」と言語化する、といった形です。
その経験が武器になる! 企業目線で伝えよう
そして、選考の場では、その分析結果を企業が求める人物像と結びつけることが重要となります。
「私はこのような経験を通して、このような力を身に付けました。この力は、貴社の〇〇という価値観に合うと考えています」というように、自己分析から企業へのアピールまでをワンセットのストーリーとして語れるようになると、あなたの魅力はきっと伝わるでしょう。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
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