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自己分析がうまくいかないです……。
就活の準備として自己分析をしているのですが、考えれば考えるほどわからなくなってきて、全然うまくいかないです。
まず最初は、何から手を着けて良いのかわからなかったので、ツールを使ってみました。
すると自分は優しくて人に気を使えるタイプと出てきたのですが、全然そうできないときもありますし、表面的な情報しかなくて本当に自分のことがわかったとは思えませんでした。
そしてツールを使うのはやめて、ノートに過去の経験を洗い出してみたのですが、いろいろな経験をとにかく洗い出したためか、そこから一貫性見出せません。ですのでこれも結局、自分がどんな人間かはわからない結果に終わりました。
あとツールで「優しくて気を使えるタイプ」と出たと書きましたが、実は自分が憧れるのは「リーダーシップを持って周りを引っ張るタイプ」です。
そういうかっこいい自分を目指しているのですが、自己分析でそれと正反対のタイプが出てくると、これを自分だというのも抵抗があるというか、本当はそうなりたくないけどそうなってしまったみたいな、ジレンマを抱えながら就活で伝えることになりそうだと思いました。
こんな感じで逡巡してしまっているのですが、この自己分析がうまくいかない状態を打開したく、アドバイスいただけるとうれしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
理想と現実に乖離があるのは普通! 価値観を深掘りして理想を可視化しよう
自己分析がうまくいかない、あるいは理想とのギャップに悩む気持ちはよくわかります。自己分析のなかで理想に向けて努力していることと、現状認識している強みが異なることは自然なことです。
そのことは面接で伝えても問題ありませんし、むしろ自己認識をしっかり持ち、自己分析を丁寧におこなってきたという良い印象を与えるでしょう。
具体的に自己分析を進める方法としては、以下の3つの工程を2時間くらいで区切っておこないましょう。
まず、過去最も打ち込んだ出来事を一つだけノートの中央に書き出し、その行動理由を「なぜ?」と3回深掘りすることで、あなたの価値観を抽出します。あなたが何を大切にし、何に動機付けられるのかが見えてくるでしょう。
次に、憧れの人物や将来像を複数列挙し、それらに共通するキーワードを探すことで、理想の方向性を視覚化してみてください。漠然とした理想が具体的な言葉として認識できます。
一度ではわからない! 自己分析は複数回おこなうことで自分が見えてくる
最後に、抽出した価値観と理想を照合し、ズレがないかチェックし、理想に向けてどのような努力をすべきか仮説を立ててみましょう。
この作業を通じて、あなたの内面的な動機と将来の目標との間に一貫性があるかを確認し、必要であれば調整することができます。
この工程をおこなうことで、情報過多で混乱していた頭を整理しやすくなり、自分の現在地と理想に向けて努力すべきことが可視化されやすくなるはずです。
自己分析は一度で完璧にするものではなく、繰り返しおこなうことで、より深い自己理解につながります。
モヤモヤは成長の証! 矛盾した自分も受け入れよう
自己分析を進めるなかで、自分のなかに矛盾を感じてモヤモヤするのは、あなたが自分自身と真剣に向き合えている、とても良い証拠です。
むしろ、そうした葛藤のない自己分析は表面的な理解にとどまっている可能性さえあります。今の状況は、順調に進んでいる証ですよ。
人に気を遣える自分もリーダーに憧れる自分も、どちらも否定する必要はありません。
その両方が、あなたという一人の人間を構成する大切な要素なのです。 「どっちも自分なんだ」と、まずはありのままに受け入れてみてください。
ツールは補助役! 違和感を大切に自分と対話しよう
自己分析ツールやフレームワークは、あくまで自分を理解するための補助役にすぎません。 もし診断結果に「何か違うな」という違和感を覚えたら、その感覚を大切にしてください。
それは、「こうあるべきだ」という無意識のバイアスがかかっているサインかもしれません。そうした違和感も含めて、自分と対話していくプロセスそのものが、最も価値のある自己分析なのです。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
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