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面接が苦手だと就職できないですか?
人前に話すのが苦手で、面接に苦手意識があります。
これから本格的に就職活動が始まるのですが、面接のことを考えると今から不安でたまりません。
友人はインターンシップなどで面接を経験している人もいますが、私はまだ一度も経験がなく、質問にうまく答えられるのか、面接を通過することができるのか不安です。
面接に強い苦手意識のある私のような人間は、やはり就職に苦労するのでしょうか?
人前で話すことが苦手な人に向けた効果的な対策や心構えなど、具体的なアドバイスをいただけるとうれしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接が苦手でも工夫と練習で就職は十分可能
人前で話すことが苦手な自分を受け入れることができれば、面接が苦手でも就職することは可能です。
私も就活生のとき、面接中に手が震えてしまうほど緊張していました。自分が話している最中に面接官の様子を観察して、その表情や発言が気になってしまうこともありました。
そんな私を支えてくれたのは、心許せる人との面接練習と面接本番での自己開示でした。
リラックスできる練習環境と本番での自己開示が突破の鍵
面接練習では、自分がリラックスできる環境を作ることが重要です。
たとえば、友人と話すときはあまり緊張しないのであれば、友人に面接練習を依頼してみましょう。依頼の一歩が重たく感じるかもしれませんが、練習をしなければ面接選考を突破するのは難しいです。
対策をしなかった場合、興味の薄い業務や人と話す機会が多い企業に就職してしまい、大切な新卒チャンスを無駄にしてしまう危険があります。
1回よりも複数回、1人よりも複数人との練習が合格率を高めるので、勇気の1歩を踏み出しましょう。
面接本番では、自分が面接が苦手で緊張していることを伝えることも大切です。その共有があるかどうかで、面接官の受け取り方も変わりますし、自分の心も軽くなりますよ。
面接が苦手でも大丈夫! 場数は自分を必ず強くする
私が就職支援の場に長くいて強く思うのは、「面接は『場数』である」ということです。最初は人見知りなどの理由から面接時に思うように話し、振る舞えなかった生徒さんも、数多くの模擬面接を受けていくことで急激に面接慣れし、成長していきます。
そのため、もし面接に強い苦手意識があるのであれば、少しでも早く模擬面接を受け、面接官役の方からフィードバックをしてもらうことをおすすめします。何よりも重要なのは、生まれ持った特質ではなく面接を受けた経験です。
逆に、面接は模擬でも怖いからと敬遠してしまえば、必ず就活に苦労することでしょう。
目線を意識するだけでも違う! 些細な挑戦から始めてみよう
人前で話すこと、目線を面接官に合わせることが苦手という場合は、まず面接の時の姿勢をただし、目線の位置を相手の目でなく、そのひとの輪郭や身につけているもの(頭のてっぺん、肩の端のあたり、シャツの襟やネクタイなど)に合わせていくことから始めてみてください。
加えて、最初は大変抵抗があると思いますが、模擬面接を自分が受けている様子を面接官の位置から録画し、後で動画を見てみることを強くおすすめします。
これをおこなって、自分で振る舞いや声の高さ・強さなどを調節していける人は、必ず急激に面接の実力を伸ばせています。是非試してください。
以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接の臨みましょう。
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