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中途採用の書類選考で落ちる状況が続いています……。どうしたらよいでしょうか?

中途での転職活動を始めたのですが、応募した企業はほとんど書類選考で落ちてしまいます。

自分の職務経歴やスキルは、求人要件を満たしていると思うので何が原因なのかわかりません。

やはり中途の求人は狭き門で、書類選考を通るのは難しいのでしょうか?

このまま落ちる状況が続いてしまうと心が折れてしまいそうです。

書類選考で重要なポイントや見直し方、もしくは具体的な対策方法が何かあればアドバイスをいただきたいです!

また同じような経験をした人がいたら、どのように乗り越えられたのかも教えていただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

高橋 拓也

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中途の書類選考で落ちるときは魅せる書類を作り直そう

中途採用の書類選考でなかなか通過できないという悩み、非常につらいですね。

実際、中途の書類選考は応募者全体の7〜8割が落ちるとも言われています(定員が少ない部署であれば尚更)。

まずは書類選考通過ということであれば、魅せる書類で、「面接で会ってみたい、話してみたい」と思わせることが大事です。

志望動機・経歴・構成を企業ごとに最適化できているかを確認しよう

以下のポイントで履歴書・職務経歴書をチェック・書き直してみてください。

①応募企業のニーズに合わせて書いていますか? 同じような会社、同じような職種だからと言って使い回してませんか?

汎用的な内容になっていないか、手間ではありますが「この企業だからこそ応募している」という痕跡を盛り込みましょう。

スキル・経験・役割など求人にあるキーワードを散りばめつつ、職務経歴書の内容が噛み合っているかをチェックしてください。

②職務経歴書の構成・読みやすさはどうですか?

職務経緯歴には、過去視点で業務内容・実績・実績のためにした努力や工夫、どのように貢献できるかの未来の視点で保有資格や自己PRを書きます。

実績を書く際は、数値や期間を盛り込むことで説得力が増します。自己PRも実績を元に書きますが、未来視点で、応募先の事業・業務にどのように貢献できるか / したいかを含めましょう。

長すぎる文章・段落や専門用語の多用はマイナスです。書類選考で採用担当はいちいち専門用語は調べません。調べなくてもわかる言葉で表現しましょう。

また、完全にすべての経歴を書く必要はありません。応募する職種に関連しそうな、アピールできそうなところを重点的に厚くしましょう。

③志望動機にその会社に入る理由がありますか?

志望動機が抽象的では、他社との差別化ができません。むしろ理念共感は当たり前です。特に正規雇用やそれに準ずる雇用形態であれば長期で定着してもらうことを前提にしているので。

理念共感がどのような価値観からきているのか、さらにその価値観はどのような原体験からきているのか、具体的にロジカルに説明してください。

そのうえで、その理念を元に展開している事業や職種・働き方に言及し、その会社と相談者さんをつなぐエピソードやどのように貢献できるかを説明しましょう。

また、履歴書・職務経歴書は一人で作成して終わりではなく、転職エージェントやキャリアコンサルタントなどに見てもらいましょう。

添削してもらい改善することで、魅力的な「一度会ってみたい!」と思わせる職務経歴書になると思いますよ!

国家資格キャリアコンサルタント

小寺 一綺

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中途採用で勝ち抜くには自分の価値を的確に伝えることが重要

会社に「ぜひ採用したい!」と思ってもらえる推しポイントを記載してみましょう。

中途採用の場合、新卒採用と比べてさまざまな背景を持つ人々がライバルとなります。年齢や職歴、スキルはそれぞれ異なるため、新卒時代のようなポテンシャル採用の要素は少なくなり、結果的に狭き門となるのは事実です。

中途採用の書類選考を突破するためには、自分の志望する企業を幅広く見てみることが重要です。

中途採用は新卒採用とは異なる採用基準が求められることが多く、新卒時代のイメージで選考を進めると、上手くいかない可能性が高くなります。

選考に進むことで自信を得ることもあるため、できるだけ多くの企業に同時に挑戦することをおすすめします。

また、書類では求人要件を満たすことが前提となります。そのため、求人要件に加え、現職での実績や採用後の活躍を起承転結を意識して端的に伝える必要があります。

実績と意欲を相手に伝わる表現でアピールしよう

特に現職の内容を記載する際には、相手の企業にとって理解しやすい表現を心掛けることが大切です。

たとえば、定性的な実績を表現する際には、その実績がどのように素晴らしいものであるかが判断できるよう、実現に至るまでの苦労や具体的な数値結果を交え、初めて聞く人が理解できる形で示すことを心がけましょう。

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「ES100選」に掲載されている企業例
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