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転職の面接でメモを取るのはアリですか?

現在、転職活動中です。面接中に面接官の話や質問内容を正確に理解し、後で振り返るためにメモを取りたいと考えています。

しかし、面接中にメモを取る行為が、面接官に対して失礼にあたるのではないか、あるいは集中していないように見えてしまうのではないかと不安を感じています。新卒の時はメモを取ることを控えていたので、転職の面接ではどうすべきか悩んでいます。

転職の面接でメモを取ることは、企業から見てどのような印象を与えるのでしょうか?

もし転職の面接中にメモを取ることが許容されるのであれば、どのような点に気を付けてメモを取れば良いのか教えていただきたいです。

メモを取る際の具体的なマナーや、効果的なメモの取り方、また、メモを取ることでプラスに働く場面などについても教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー

田村 友朗

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相手への配慮が必要! 面接中のメモは許可を取ろう

まず「メモを取ってもよろしいでしょうか」と一言断るのが礼儀です。

しかし、面接という短い時間のなかで、メモを取る行為が相手の話への集中を妨げ、重要なメッセージを聞き逃すことにもつながりかねません。

セミナーや説明会であれば、メモを取る姿勢は熱心さの表れととらえられますが、一対一の対話である面接では、少し印象が異なります。

メモに頼らない準備をして話を聞くことに集中しよう

基本的には、相手の目を見て話に集中することをおすすめします。面接会場には手ぶらで入る、という前提で指導する講師もいるくらいです。

また、企業によっては、手荷物を控え室に置いてくるよう指示される場合もあります。メモに頼るつもりでいると、そうしたときに本来の力が出せなくなるかもしれません。

メモがなくても対応できるよう、しっかりと準備して臨むのが理想です。

国家資格キャリアコンサルタント/NPO生涯学習キャリアカウンセラー

高草木 弘

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転職面接でのメモは印象が良くないので避けよう

転職の面接でメモを取るのがアリかナシかで言えばナシと考えます。

メモを取りたい理由として「面接中に面接官の話や質問内容を正確に理解し、後で振り返るため」という一見前向きな理由をあげていますね。

しかし、それは裏を返すと「私は面接の場ですぐに質問の意図を把握できません、後に面接結果を振り返っても、何で合格したかあるいは不合格だったか、自分を客観視できない人間です」と暴露しているようなものです。

せっかくもらった面接の機会で、自ら不利になる状況を作る必要はないと思います。

どうしてもメモが取りたいなら丁寧に許可を得よう

面接では、面接官から投げられた質問に対して、意図を組んで的確で簡潔な回答を即座にする能力が求められます。それは普段の仕事でも大切なことです。

上司、あるいは他部門から説明を求められたときに、「まず質問をメモします、そして後で振り返ってからお返事します」では仕事は進まないですし、頼りにならない中途人材だと判断されてしまうかもしれません。まず即戦力とは思われないですよね。

どうしてもメモを取りたいということであれば、面接の最初に「大変失礼ながら御社からの貴重なご質問をしっかり記録に留めておきたい」等の理由を丁寧に伝えて許可を取ってください。

そして、メモを取る際には、相手の質問を止めてしまったり、自分のメモが遅く相手を待たせるようなことがないよう注意してください。

そのためにも質問全文を書くのではなく、キーワードのみをメモするなど工夫してください。あくまでも特別に許可をもらっていることにしっかりと感謝を示しましょう。

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