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企業分析がやりやすい企業ってあるんですか?

大学3年生で、初めて企業分析に取り組んでいます。何から手を着ければ良いのかわからないので、できるだけ分析がやりやすい企業から着手していきたいです。

世の中にはいろいろな企業があると思うので明確な答えはないのかもとは思うのですが、実際のところ、企業分析で詳細まで調べやすい企業と、そうでない企業などはあるものなのでしょうか? 企業形態や規模、業界などどういった点に特徴があるのか教えていただきたいです。

ちなみに、企業分析がやりやすい企業であれば、その分深く理解したうえで選考に進めると思うのですが、そうしたところなら入社後のギャップなども少なくなりやすいですか?

また、自分の分析のやり方にもあまり自信がないため、しっかり企業のことを知ることができるおすすめの分析法があれば、それについてもアドバイスしていただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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有形商材を扱う企業は詳細がわかりやすく分析しやすい

企業分析のやりやすさという観点から、やりやすい企業を選んで研究するという順番では終わりが見えません。まずは自己分析をしたうえで、どのような業界や企業を知っていこうかという順番で進めるのが良いでしょう。

もし自己分析ができていて、これから企業を探すという状況なのであれば、商品がわかりやすい、つまり有形商材を扱っている企業は比較的企業研究がしやすいです。

その商品を「誰に売るのか」「企業相手であればどのような企業なのか」「担当者はどのような人なのか」といった形で、商品から仕事、そしてかかわる人を連想ゲームのように膨らませていくと、イメージが湧きやすいでしょう。

まずはその企業が扱っているものが何かを調べ、それが働き方とどのようにつなげるかを考えていくと、企業分析がしやすくなります。

企業分析は他社比較が重要! 自分の働き方と絡めて調べよう

企業分析のおすすめの方法としては、その会社の企業理念を必ず確認しておくことです。また、もし同じ業界で複数の会社を受けたいと考えているのであれば、企業間の比較は必ずおこないましょう。たとえ同じ業界で一社しか受けない場合でも、他社の同業他社との比較は必須です。

「なぜうちの会社なのか」と言われた際に、ほかの企業にはない部分を比較して調べたことが伝わるため、必ず一社だけでなく、複数の企業の研究をおこなうのがおすすめです。

比較する際の観点としては、自身の働き方と絡めて考えると良いでしょう。たとえば、自動車ディーラーの場合、同じ「車を売る」仕事でも、扱っている車種によって客層がまったく異なります。

相手が違うだけで働き方は大きく変わるため、その点を想像し、「自分はこのような働き方をしたいから御社を選んだ」と言えると説得力が増します。商品の先にある顧客を想像することが、企業研究の深さにも、志望動機の深さにもつながるでしょう。

企業理念を確認しておく必要性についてですが、自身がその企業理念に共感できるかどうかという点が非常に重要になるためです。企業研究のまとめ方としては、一社につき1ページでまとめるのがおすすめです。

たとえば、ノートにまとめるのであれば、そのように記載し、加えて比較表のようなものを作成し、複数の会社の違いが一目でわかるようにしておくと良いでしょう。

そうすることで、面接のときにも、一覧表が頭に浮かんでいれば質問されたときにすぐに答えられるため便利です。一社一社をまとめるだけでなく、同業他社のなかで複数受けるのであれば、それらの比較ができるようなまとめ方をすることをおすすめします。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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露出の多い企業が分析しやすい! あらゆる情報源をたどろう

上場企業や、社長のメディア露出が多い企業は、公開されている情報が多いため分析しやすいと言えます。しかし情報量が多いからといって、入社後のギャップがないとは限りません。企業が発信する情報は、当然ながら良く見せようとしている部分もあるからです。

企業のホームページ(HP)だけでなく、第三者が取材した記事や比較サイトなど、外部の客観的な情報も活用すると、多角的な企業理解につながります。

面接で質問するなどして自分で情報を確かめにいこう

いろいろな視点からその企業のことを見ることで、よりリアルな姿が見えてきます。

ただし、どのような情報もあくまで事前の情報収集ととらえ、最終的には面接の場で直接質問するなどして、自身で実態を見極める努力が不可欠です。情報を鵜呑みにせず、常に自分の頭で考える姿勢を忘れないでください。

企業分析が分からないという場合は、こちらの記事でやり方を解説しています。注意点もまとめているので参考にしてみてください。

日本一の企業は知名度が高く、企業分析しやすいものです。こちらの記事では、日本一の企業に就職するメリットについても解説しています。

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