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人間観察力を自己PRでアピールするにはどうすれば良いですか?

自己PRで人間観察力をアピールしたいのですが、抽象的な能力なので、どのように具体的に伝えれば良いか悩んでいます。

「人間観察力があります」とただ伝えるだけでは、採用担当者に強みとして響かないのではないかと不安です。どのようなエピソードを選び、どのように説明すれば、私の人間観察力が仕事に活かせる能力として伝わるでしょうか?

人間観察力を自己PRでアピールする際、たとえば、顧客のニーズを先読みして対応した経験や、チーム内の課題に気づき改善に貢献した経験など、どのような具体的な状況で人間観察力を発揮したかを述べれば良いのか教えていただきたいです。

また、人間観察力があることで、どのようなメリットを企業にもたらすことができるのかを効果的に伝えるためのポイントや、具体的な表現方法など、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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人間観察力は先読みから課題改善できる力を伝えよう

人間観察ができる能力は、私は立派な強みだと思います。

私自身の経験からも、「どういう気持ちで行動しているのか」「今つらい状況なんじゃないかな」と観察し、見立てることでトラブルを未然に防ぐことができ、人との関係性が良くなった経験があります。

ただ、質問で言っているように、人間観察力という言葉だけだと面接官側はどのように仕事に活かせるのかイメージがしにくいでしょう。

質問にあるように、顧客のニーズを先読みして対応、チーム内の課題に気付き、改善に貢献という具体的なエピソードを語ることで十分伝えることができます。

人間観察でわかったことに加えて取った行動と成果を伝えよう

企業にもたらすことのできるメリットを伝える際のポイントは、人間観察でわかったこと、見立てに対して取った行動、成果をセットにすることです。

たとえば、「アルバイトでお客様とやりとりするなかで、顧客のニーズをつかむことができ、商品発注を店長に提案したところお店の売り上げを◯%上げることができた。」という形です。

ほかにも、「サークルのチーム内に根っこの思いは同じだが、やり方が食い違って険悪になってしまう2人がいた。対話の機会を作り、関係構築に貢献した。結果チームの絆が深まり、心理的安全性を確保できた。」といったように3つのフレームで考えてみてください。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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人間観察力を具体的に発揮したエピソードをアピールしよう

人間観察力があると感じているのであれば、きっと何らかの経験があるはずです。

人間観察力とは、人の言動から本質を見抜き、そこから何らかのアイデアを導き出す力だと考えられます。

顧客ニーズを先読みして対応した経験や、チーム内の課題に気付き改善に貢献した経験といった具体例があるのですね。そのような経験があるのなら、ぜひエピソードとして伝えるべきです。

人間観察力の活かし方は会社に合わせて変えて伝えよう

人間を観察するだけでニーズを先読みできるのは素晴らしい能力です。このような力を持つ人は、接客業で非常に活躍できるでしょう。

また、顧客の行動を細かく分析するマーケティングや、相手の言葉の裏にある真のニーズや要求を読み取る営業職でも非常に役立つ能力です。

そして、人間観察力が応募する職種や仕事にどう活かせるのかを合わせて話すことで、より効果的な自己PRになるでしょう。

応募する職種によってアピールする重点は変わってくるので、どの職種に応募するのかによって伝え方を工夫してください。

面接における自己PRで採用担当者に好印象を残す方法は以下の記事で解説しています。「どのような自己PRをしたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

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