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長所がわからない場合の対処法を教えてください。
来年から就職活動を控えています。周りの友人は、就活に向けてインターンシップに参加したり、自己分析を進めたりしているのですが、私は自分の長所が何なのかわからずに焦っています。
自己分析のセミナーにも参加してみたのですが、これといった長所が見つからず、面接で話す内容も思いつきません。
具体的にどうすれば自分の長所を見つけられるのでしょうか? 友人や家族に聞く以外に、何かアドバイスがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
視点を変えれば長所は誰にでも見つかる
自己分析セミナーに参加したり、家族や友人に話を聞いてみたりしても見つからないというケースは、「何を探しているかが自分でよくわかっていない」可能性があります。
つまり、「長所とは何だろう?」と探しているものの、「自分にとっての長所とは何か」が定義されていないのかもしれません。「長所ってそもそも何ですか?」と尋ねると、曖昧な反応が返ってくることがよくあります。長所とは何かをぼんやりとしたまま探している状態です。
たとえるならば、金を探しているのに「光るものないかな」くらいの感覚で探しているようなものです。それでは石ころも鉄くずも候補になってしまいます。金色に光っていて、重さがこれくらいで、というように、探すポイントの「解像度」が低いまま漠然と探している状態です。
したがって、「ない」のではなく、「言葉にできていないだけ」というのがまず1つの原因です。探すときに、何を探すかが明確になっていないのです。
「得意」より「特徴的な行動」に注目しよう!
では、どうすれば良いか。私なりの一つの指標をお伝えします。
長所というと「ほかの人よりうまくできるところ」と思われがちですが、そうではありません。それは相対評価です。
長所とは基本的に絶対評価です。自分の中で長所だと言えれば、それは長所です。「うまくできるところ」や「優れたところ」である必要はありません。自分の「特徴的な行動」であれば大丈夫です。
たとえば、思わず没頭してしまうこと、割とさらっとできてしまうこと、褒められたことがあること。こういったことであれば、もう長所として書いて構いません。自分の特徴であれば良いのです。
今挙げたように、没頭してしまうこと、何時間でもできてしまうこと、褒められてしまうことなど、「出来事ベース」で自分の特徴を思い出すと、比較的思い出しやすいです。それを自分の特徴として「長所」というラベルを貼って良いのです。これは絶対評価ですから。
長所は自己分析の深掘りすれば必ず見つかる
自己分析ツールを使っても長所がわからない場合、ツールの結果を単に受け止めるだけでなく、「なぜこの結果が出たのか」「思い当たるエピソードはあるか」というように深掘りすることが重要です。
短所も視点を変えれば長所に変わる!
これにより、それが自身の良い点なのか、あるいは見落としていた点なのかが見えてきます。ほかの人に聞く場合も、「この結果についてどう思いますか」と具体的に質問することで、より建設的な意見が得られるでしょう。
短所として出た場合でも、言い換えによって長所になることもあるので、「1つもない」と諦めずに、まずは自身の良い点を見つけることから始めてみてください。
こちらの記事では、長所と短所がわからないという人にアドバイザーが解説しています。例文や伝え方についても紹介しています。
長所「優しい」は自己PRになるのでしょうか。こちらの記事では、優しさをPRする方法について解説しています。
こちらのQ&Aでは、面接で長所を伝える際のポイントをアドバイザーが解説しています。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
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