Q
大学3年生
女性
人を笑顔にしたいのですが、どんな仕事がありますか?
就職活動中の大学3年生です。将来の仕事を選ぶうえで、「人を笑顔にしたい」という気持ちが強くあります。漠然とした目標で申し訳ないのですが、具体的にどのような仕事でそれが実現できるのか、イメージが湧かずに悩んでいます。
 
 サービス業やエンターテイメント業界以外にも、人を笑顔にできる仕事はありますでしょうか? 
 
 人を笑顔にできる仕事に関して、具体的な職種や業界、その仕事のやりがいや、求められるスキル、どんな人が向いているかなども含めて教えていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
人を笑顔にしたいなら直接か間接かで道が分かれる
世の中にあるほぼすべての仕事が人を笑顔にする仕事だと、私は思います。実際、直接的に笑顔にするのか間接的に笑顔にするのかで仕事内容が変わってきます。
感謝の言葉をもらうか仕事
直接的に人を笑顔にする仕事としては、保育士や塾講師などの成長の喜びを共有する教育系の仕事や、美容師やネイリスト、インストラクターのように美容や健康の分野で人の支援をする仕事がイメージしやすいでしょう。
共通するのは人とのやりとりです。対人折衝力が高い人、人に教えられるスキルや知識を持ちたいもしくは持っている人には向いています。
ダイレクトに感謝を伝えてもらえる場面が多いためやりがいも感じやすいと言えます。
世の中の反応を受け取る仕事
一方、間接的に人を笑顔にする仕事もあります。
メーカーの商品開発やデザイナー、システム開発などの仕事は直接的にお客様とやりとりする機会は少ないです。しかし、自分が生み出した商品や作品が世の中に受け入れられ、喜ばれる達成感を感じられます。
長期的な視点でたくさんの人に喜ばれるという規模の大きなやりがいも得られるでしょう。
自分の仕事にプライドを持ち、地道ながらも着実に仕事を進めていきたい人には向いていると思います。
笑顔の現場に立ち会える仕事を見つけよう!
人を笑顔にできる仕事はさまざまありますが、相談内容をふまえると、人の笑顔を現場で見ることができるかどうかが重要なのではないかと感じました。
たとえば医療・介護・保育などは直接生活を支え、笑顔を生む王道の仕事です。
ほかにもテーマパーク運営やスポーツイベント企画、ソーシャルベンチャー(障がい者雇用・地域活性化)、コミュニティマネージャー(コワーキングスペースやオンラインサロン)など、その選択肢は多彩です。
相手視点と笑顔にする経験を今から磨こう
これらの仕事に共通して求められるのは相手視点と場を創り出す力です。大学時代からボランティアやイベント運営などに参加し、実際に誰かを笑顔にした経験を積んでおくことが大切だといえます。
そのなかで感じたやりがいや大変さを具体的に語れると、より説得力が増すでしょう。相手の立場に立ち、その人が本当に笑顔になれる場をどう創るか考える力が、これらの仕事では不可欠です。
以下の記事では人を笑顔にする仕事を30選紹介しています。「どのような仕事であれば人を笑顔にでき、どれが自分に合っているか知りたい」と考える人は、視野を広げるためにもチェックしておきましょう。
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