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就活に向けて、TOEICはいつまでに受けるのが良いですか?

本格的に就活を意識し始めたところです。TOEICのスコアは就活に有利だと聞くので受験を考えているのですが、いつまでに受けておけば良いでしょうか?

効率的な勉強方法や、万が一、選考までに間に合わなかった場合の対処についても気になります。

ちなみに、行きたい業界や希望の職種もまだ明確には決めていない状態なのですが、TOEICの対策と並行して今の自分が始めるべき就活対策はありますか?

選考までに間に合わせるためのTOEIC対策のスケジュール感や、おすすめの勉強方法、そのほかの就活対策の進め方などについて、いろいろアドバイスしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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選考が本格化する前の3年生の秋までがおすすめ

就職活動において、TOEICのスコアは多くの企業で語学力の目安として利用されていて、特にグローバル展開企業や外資系企業では有利に働くケースが多いです。

そのため、理想としては大学3年の秋学期までに一度本番を経験し、スコアを取得しておくことをおすすめします。

秋口には企業のエントリー開始や説明会が始まるため、その前にスコアが出ていると安心です。たとえば9月末から10月の試験を目標に、夏休み中に単語やリスニングの基礎を固め、模試で時間配分を身に付ける流れが効率的です。

間に合わない場合は受験予定日や目標スコアのアピールがおすすめ

もし選考直前までに公式スコアの取得が間に合わない場合は、エントリーシート(ES)にはその旨を正直に記載し、面接などで「現在〇月の本試験に向けて対策中である」と学習意欲や今後の受験予定をアピールするのが望ましいです。

模試のスコアや目標スコアを記載する場合は、企業の応募要項やマナーを事前に確認してください。努力を継続している姿勢は評価されることもありますが、最終的には公式スコアの提出が求められる場合が多い点にも注意が必要です。

また、TOEIC対策と並行して始めるべき就活準備として、自己分析と業界研究が挙げられます。自分の強みや興味を言語化するワークを進めながら、インターンや説明会に積極的に参加し、多様な職種のリアルな声を集めてください。

早めに自己PRの軸を決めておくことで、応募書類にも一貫性が生まれ、面接官への印象も強まります。スケジュール管理は手帳やアプリで一元化し、TOEIC学習と就活タスクが重ならないよう調整することが、ストレスなく両立するコツです。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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3年生の夏前までに受験すると余裕を持てる

就活が本格化すると自己分析や企業研究、実際の面接準備などやることが多くなるため、TOEICの勉強と並行するのはなかなかハードです。そのため、大学3年生の夏前までにとることをおすすめします。

対策本や過去問のテキストを買ってひたすら勉強する人も多いですが、私自身はまとまった時間をとって勉強するのが苦手だったので、電車移動などの隙間時間で勉強しました。

TOEIC対策のアプリを使うと一問一答形式でクイズに答える感覚で勉強が進むのでおすすめです。

選考の前までにTOEICを受けられなくても、TOEICの勉強をしていること自体が、英語への意欲や向学心のアピールになります。ただ、TOEICをとること自体が目的にならないように注意してください。

TOEICで培った力を就活で活かす視点も忘れないように

就活に有利という理由だけでTOEICをとるのは本末転倒です。たとえば英語を使う仕事、外資系企業など、せっかくTOEICを勉強するからにはそれを活かせる業界・職種をきっかけに企業研究を進めてみるのが良いと思います。

また、TOEICの勉強を通じて、結果が出たら成功体験、途中でつまづくことがあったら失敗経験として話せます。TOEICに取り組んだ経験自体を力を入れたこととして話せるように真剣に取り組むとよいでしょう。

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