この記事のまとめ
- 就活とは何かをフローで把握しよう
- 専門家が考える「就活とは?」から就活の意義を読み解こう
- 内定につながる9つの行動から就活のやり方を知ろう
「そもそも就活とは何かわからない……」。意外にもそう感じてしまう人は少なくありません。就活を始めようにも、就活とは何を指しているのかがわからず、何から手を着けて良いのか迷ってしまう人もいるはずです。
就活とは自分に合った仕事を見つける活動を指します。ただ、周りの真似をしていれば仕事が見つかるわけでもないため、就活の全体像を知って、自分に合った仕事を見つけるためにやることを明確にしていく必要があるのです。
この記事ではキャリアコンサルタントの永田さん、杉原さん、瀧本さんと一緒に、一般的な選考フローやスケジュール、内定につながる行動を解説します。また、3人が語る就活の意義を参考に、前向きな姿勢で就活を始めてくださいね。
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就活とは? 就活にしかない意義を考えて行動することが重要
就活とは社会人としてのキャリアを決める重要な第一歩です。納得いく形で社会人生活をスタートさせることで、理想の社会人像に近づくことができます。そのために、就活に取り組む意義を理解し、内定につながる行動を着実に積み重ねていきましょう。
記事でははじめに、就活の全体像を解明していきます。内定までの道のりを知り、これからどういうスケジュールで就活を進めていけば良いのかを把握しましょう。
全体像が把握できたら、就活を始める前にキャリアコンサルタントの3人が語る就活の意義を読んでみてください。就活を通してどのようなことが得られるのかを知ることで、就活を前向きに取り組める心構えができます。
そして、キャリアコンサルタントが解説する内定につながる9つの行動を実践し、自分に合った企業を見つけましょう。就活とは内定獲得がゴールではなく、将来のキャリアを考えていくことが大切です。自分らしく働きだせるように就活を進めてくださいね。
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就活とは? 選考フローとスケジュールを解説
就活とは就職活動の略語で、大学を卒業する人たちの就職活動を指すことが多いです。広義の意味では高校生や大学院生の就職活動も含まれています。
就活を円滑に進めていくためには、内定までの選考フローを把握しておくことが重要になります。それによって、内定を得るためにどんな対策をすれば良いのかが明確になるのです。
またスケジュールの確認も必須です。スケジュールを押さえ、選考を受ける機会を逃さないようにしてくださいね。
就活のスケジュールや選考フローを押さえないまま就活すると、重要な選考の日程を見落としたり、選考の準備が不十分になってしまったりして、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。
一般的な選考フロー
就活の選考フローは一般的に、上記の表のような流れです。はじめに、就職サイトなどを通じて企業にエントリーをおこない、説明会や選考の情報などを受け取れるようにします。
そのあとはエントリーシート(ES)や履歴書などによる書類選考、SPIなどによる筆記試験があり、通過すると複数回の面接を受け、内定となります。ほとんどはこのような流れですが、企業によっては筆記試験の有無や面接の回数などが異なるのです。
選考を受ける企業の選考フローを求人票や説明会などでチェックし、選考フローに合わせた対策が必要です。
企業の考え方によって選考方法はさまざまです。たとえば人材に強い関心がある経営者の場合、社長みずからが早い段階で選考に立ち会うことがあったり、キャリアコンサルタントなど人材のプロが採用担当に代わって面接する場合もあります。
就活のスケジュール
就活のスケジュールを押さえることで、内定をつかむために現時点から始めた方が良いことを明確にできます。上記が一般的な就活のスケジュールとなっているので、しっかりと把握しておきましょう。
就活のスケジュールは、政府が日本経済団体連合会(経団連)にした要請によって決まっています。2024(令和6)年度卒業・修了予定者などの就職・採用活動に関する要請事項によると、企業が就活の情報を発信できるのは対象の学生が大学3年生の3月、選考開始が大学4年生の6月、内定を出せるのが大学4年生の10月となっています。
ただし、この要請には法的拘束力や罰則がなく、経団連に所属していない企業は遵守していない場合もあります。中でも外資系企業やマスコミ業界などは選考が早い傾向にあるので、企業ホームページ(HP)などを早めに確認しておきましょう。
早期選考をおこなっている業界や業種を知り、早めに内定を獲得したい人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
早期選考を実施する業界一覧! 早めに内定を獲得する5つの秘策
早期選考の具体的な時期を知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみましょう。
就活の流れを5ステップで解説! 時期別の選考対策も紹介
- 就活のスケジュールを漏れなく管理するためには、どのような方法がおすすめですか?
手帳がおすすめ! スケジュールを随時確認する習慣を持とう
就活のスケジュール管理には、定番ですが手帳が最適です。手帳を使うメリットとして、すぐに予定が書き込めることや予定を一目で確認できることが挙げられます。
また、面接や説明会でメモを取ることに役立ったり、電話をしながらも予定を書き込んだりすることができます。人によっては、手書きすることで記憶に残りやすいという利点もありますね。もちろん、スマートフォンのアプリなども有用でしょう。
スケジュール管理で重要なのは方法よりも、継続的にスケジュールを確認し、更新する習慣を持つことです。これにより、就活の各段階をスムーズに進めることができます。
就活を始める前に! 専門家に就活の意義を聞こう
就活という言葉が指す意味がわかったからといって、今すぐ就活を始めてみようと思える人は少ないはずです。そこで、この章では就活の意義を知り、就活に取り組むことのメリットを把握していきましょう。
就活の専門家であるキャリアコンサルタントの永田さん、杉原さん、瀧本さんに就活の意義を尋ねていきます。就活とは何のためにやるのかを考え、自分らしく進めていくために役立ててくださいね。
就活の意義と同じく、働く意味についてもわからないと感じる人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
働く意味ってあるの? 納得して就活を進める考え方を解説
就活をするにあたって「働くとは」ということについても社会人の声が聞いてみたい人もいるはずです。こちらの記事に載っている社会人の声から考えてみましょう。
働くとは? 社会人のリアルな声から働く意味を考えよう
永田さん:就活でしか得られない経験
永田さんは自動車部品メーカーやアパレル企業、福祉系企業を経て、キャリアコンサルタントになった人です。メンタル心理カウンセラーの資格も活かし、大学生から元受刑者まで幅広い人に対して、その人らしさに沿った就労支援をおこなっています。
永田さんには就活でしか得られない経験を聞きます。自身の経験も踏まえ、いろいろな立場から就活に携わってきたからこそわかった知見を参考にしていきましょう。
「永田さんが多くの人の就活に携わるなかで、就活でしか得られない経験は何だと考えますか?」
アドバイザーコメント
永田 修也
プロフィールを見る就活でしか得られない経験は自分を売り込むこと
私はどちらかといえば就職の支援よりは、面接官として採用か否かを判断する側の時期が長かったのでその経験を述べていきます。
就活でしか得られない経験はズバリ「積極的に自分を売り込む」ということです。これは、就活特有のものだと思っています。
自分を売り込んで採用されるためには、企業から必要な人材だと感じてもらう必要があります。そのためには、相手の立場に立って考える力が重要になり、就活ではその力が付いていくのです。
自分を売り込むために相手の立場に立って考える経験が成長につながる
面接でよくあるケースとして、自分をアピールしたいがために、自分の言いたいことを自分しか理解できない状態で話してしまうことです。それでは、採用担当者は何も理解することができません。
そうではなくて相手の立場に立って、自分が入社することでどのようなメリットが会社にあるのか、どのような働きができるのかを伝えることが大切になります。そうすることでぐっと採用に近づくのです。
相手の立場に立って何度も考え、自分を売り込むために話し方を工夫したりすることは、就活でしか得られない経験といえますね。
杉原さん:就活を通して成長できること
杉原さんは金沢市を拠点に、約15年にわたり就活の支援をおこなってきた人です。支援では、学生が自分らしい姿を見つけ、キャリアの視野を広げていけるようにすることをモットーとしています。
杉原さんには、就活を通して成長できることを聞いていきます。これまで携わった多くの学生のケースを振り返ってもらい、就活が学生の成長にどのようにつながっているのかを教えてもらいます。
「杉原さんのこれまでの経験を振り返り、学生が就活を通して成長できることとはどのようなことと考えていますか?」
アドバイザーコメント
杉原 美佐子
プロフィールを見る就活は自分の将来を深く考える機会になる
アルバイトをしている学生が多いと思います。その影響もあってか、就活の最初の段階では、アルバイトの応募と同じレベルで就活を捉えている人もいると感じます。企業選びの際に、会社名と仕事内容、給料を見て、どこにしようかなと考えていませんか。
アルバイトと企業に就職することの違いは定年まで勤めることです。アルバイトは嫌だったら別のところに移ることができますが、就職となるとそこまで簡単にはいきません。
そのため、企業選びは慎重になり、そこで初めて自分の将来を考え始める学生もいるのです。
自己分析で自分のありたい姿を明確にすることで進路を選べた
看護学校のある学生の話です。国家試験に合格すれば看護師になれるので、とにかく勉強ばかりしていました。看護師という仕事しか考えていないので、どの病院も同じに見えます。
しかし、看護師のミッションは何でしょうか。なぜ看護師になりたかったのでしょうか。自己分析を重ねて、自分のありたい姿(やりたいこと)がわかると、自然と就職先を選べました。
理想とする看護師を目指して働いているので、業務は多忙でも彼女は充実感で一杯です。これが就活による自己実現なのです。
瀧本さん:就活をしないデメリット
瀧本さんは年間2,000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は40,000件以上にのぼります。就活本を複数出版し、NHKの就活番組の監修もおこなっている人です。
多くの人の就活に携わった経験のある瀧本さんに、就活をしないデメリットを聞いていきます。就活をしないデメリットを知ることで、就活の意義を克明にしていきましょう。
「瀧本さんが考える就活をしないデメリットとはどのようなものでしょうか?」
アドバイザーコメント
瀧本博史
プロフィールを見る将来的なキャリアアップに悪影響が出る可能性がある
就活をしない最大のデメリットは、就ける仕事の選択肢が制限されてしまうことです。多くの企業が新卒採用を実施していますが、この時期に活動をしないことで、多くのチャンスを逃してしまう可能性があります。
また、新卒採用は一定の待遇や研修制度が整っている場合が多いため、それらを受けられないというデメリットも考えられます。
次に、社会人としてのスタートが遅れてしまうこともデメリットとして挙げられます。同世代と比べてキャリア形成が遅れてしまう可能性があるのです。これは将来的なキャリアアップや昇進のチャンスに影響を及ぼすことも考えられます。
就活は今後の人生設計を考える大切な機会だと捉えよう
就活は自分の将来を設計する大切なプロセスです。自分の興味や適性、価値観を見つめ直し、それに合った企業や職種を選ぶことで、より充実したキャリアを築くことができます。
就活を通して自己分析を深めることで、自分の強みや弱みを知ることができ、それらを活かして社会人としてのスキルを磨くことができます。
就活は単に「仕事を見つける」ための活動ではなく、今後の人生設計を考える大切な機会だと捉えることで、就活の意義や取り組む価値を見出せるのではないでしょうか。
就活とは事前準備が鍵! 内定につながる9つの行動を解説
就活とは事前準備が鍵! 内定につながる9つの行動
就活の意義がわかったら、早速就活に取り組んでいきましょう。内定を得るためには、選考に向けた事前準備が何よりも大切になります。これから内定につながる9つの行動を解説するので、自分らしい仕事を見つけるためにできることを確認してください。
以下の9つの行動は就活に取り組んだことのない人向けに、取り組む順番で解説をしています。ただし、選考状況に応じて行動を飛ばしたり、自分に必要な部分だけ実践しても構いません。就活をより充実させたい人は、すべてに取り組みましょう。
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①就職サイトへの登録
就活を始める第一歩として、就職サイトに登録してみましょう。就職サイトは新卒の学生に特化したものが多くあり、自分に合った求人情報が載っています。登録や利用はいずれも無料でできるところが多いので、気になるサイトを使ってみてください。
就職サイトに登録したら、勤務地や仕事内容などから気になる企業を探してみましょう。選考フローや給料などの詳細も載っているので、ノートやMicrosoft Excelなどにまとめると後で見返して比較しやすくなります。
また、就職サイトによって紹介している求人が違ったり、就職サイトにも載っていない求人が大学のキャリアセンターやハローワークにあることもあります。もし、気になる求人が少ないと感じた場合は、ほかのサイトや機関も頼ってみましょう。
どの就職サイトも大枠のサービスは似ているので、自分に合っているかどうかが大切です。
判断に迷った場合は「就活サイト 選び方」などで検索して、ランキング形式のまとめサイトなどを参考にして選ぶのも良いかと思います。
企業情報をわかりやすくまとめることによって、企業選びの時だけではなく面接にも活かすことができます。こちらの記事を参考に自分だけの就活ノートを作ってみましょう。
就活ノートとは? まとめ方を工夫して選考の心強い味方にしよう
②自己分析
就活を円滑に進めていくためには自己分析が欠かせません。なぜなら、企業は学生の能力やスキルよりも人柄や考え方に焦点を当て、自社とのマッチングを考えながら採用活動をしているからです。
このような採用方法をポテンシャル採用と呼び、企業は学生が入社後にどのように活躍し、自社に貢献する人材になるかを気にしています。入社後の姿を想像してもらうために、自己分析を通して自分の強みや考え方、就活の軸をアピールする必要があるのです。
自己分析の方法はたくさんあるので、まずは自分史を書き出してみるのがおすすめです。幼少期からの体験を振り返り、共通点などから得意なことや大事にしている価値観、苦手なことを整理し、自分の強みや考え方から就活の軸を決めていきましょう。
自己分析を深めると就活の軸が定まり、自分に合った企業を選びやすくなります。こちらの記事を参考に自己分析を実践してみましょう。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
自己分析を進めるにあたって活用できるシートがあると、スムーズに進めることができます。こちらの記事に自己分析シートのフォーマットと、それぞれの使い方が載っているので活用してみてください。
簡単15分! 自己分析シートのフォーマット6選
自己分析を通して就活の軸を見つけることができると、納得感を持って就活をすることができます。こちらの記事を参考に就活の軸を見つけましょう。
就活の軸一覧90選! 納得できる企業選びの基準の見つけ方も解説
- 自己分析の方法がいろいろありますが、自分に合うやり方を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?
興味の持てる自己分析を繰り返し実施するのが大切
自己分析にはたくさんの方法があり、どれが良いか迷いますね。ただ、自己分析は自分の傾向を把握するものなので、絶対的な正解はありません。興味をもった自己分析を繰り返しやれば良いのです。
自己分析を何度もすると結果が少しずつ変わることもあると思いますが、重なり合った中に揺るがない自分の姿が見えてきます。そのときの状況や気分などに左右されない「本来の自分」です。自分らしさといっても良いでしょう。
自己分析は1回で済ませるのではなく、何回もおこないましょう。それをもとに、社会の中で自分らしさを活かせる仕事を探してくださいね。
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「面接に自信がない」「今のままで選考通過できるか不安」そんな就活生は自分の面接力を知ることからはじめましょう!
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③業界・企業研究
就活は大学受験の偏差値のように、全員が同じ基準のものさしで取り組んでいるわけではありません。なじみ深い業界や知名度の高い企業で働くことが正解とは限らず、自分に合った仕事を見つけることが重要なのです。そのために業界・企業研究が欠かせません。
業界研究は言葉の通り、業界の種類や特徴を調べていくことを指します。業界を知っておくことで、どんな仕事があるのかを知り、仕事への適性や興味を持てるかを確認することにつながります。
業界研究が進んだら、企業研究へと着手していきましょう。各企業の企業理念や社風、仕事内容を比較し、自分の理想の働き方を考えることが大切です。業界・企業研究が進むと、企業の特徴がわかるため、志望動機へ活かすこともできます。
業界研究のやり方を押さえ、自分に合った業界を見つけていきたい人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
業界研究のやり方|業界全体を捉えたうえで気になる業界を研究しよう
企業研究はノートにまとめることによって、企業選びだけではなくESや面接にも活かすことができます。企業研究のノートのまとめ方はこちらの記事を参考にしてみましょう。
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!
そもそも業界や業種、職種などの言葉の意味がわからないと感じる人もいるはずです。こちらの記事を参考にそれぞれの言葉が意味しているものをクリアにしていきましょう。
職種の種類一覧を徹底解説! 業種・業界・職業との違いも押さえよう
業界・企業研究を進めていくと、自分に合う業界をどのように絞っていくかに迷うこともあります。こちらの記事を参考に、業界の絞り方を決めていきましょう。
業界の絞り方で就活失敗? 後悔しない絞り方7選と必須の準備を解説
④OB・OG訪問
就職サイトを見たり、業界・企業研究を進めていくだけでは、実際の会社の雰囲気がわかりづらい場合があります。そこで、OB・OG訪問で実際にその会社で働く人の話を聞くことで、将来その会社で働く姿を具体的に考えていくことができるのです。
OB・OG訪問は、目的を定めるようにしましょう。会ってなんとなく話を聞くだけでも感じられるものはあると思いますが、仕事内容や社風が自分に合っているかを判断するためには、気になることを自ら聞くことが重要になります。
下記を参考に、OB・OG訪問を進めてみましょう。
OB・OG訪問で社風を詳しく知りたい場合の質問3選
- チームで仕事をしているときはどんな雰囲気ですか?
- 活躍できる人にはどんなタイプの人が多いですか?
- 部署内での交流は多いですか?
OB・OG訪問で仕事内容を詳しく知りたい場合の質問3選
- 1日のスケジュールを教えてください。
- チームではどんな目標を追っていますか?
- 仕事のやりがいや大変さを感じるのはどんな時ですか?
OB・OG訪問は仕事内容や社風などを深く理解する機会になり、志望動機や自己PRに活かせる場合も多いので、選考が本格化する前に取り組めると就活に役立ちます。選考を受ける企業の目星がついたら積極的にOB・OG訪問しましょう。
OB・OG訪問という単語は聞いたことがあるものの、実際にどのように進めていけばいいかわからない人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
OB訪問・OG訪問は必要? 就活を有利に進める手順を完全網羅
OB・OG訪問は質問によって何倍にも有益なものになります。こちらの記事の質問例を参考に、充実したOB・OG訪問ができるように整えていきましょう。
OB・OG訪問は質問選びが鍵! おすすめ質問100選を紹介
OB・OG訪問をしないと、実際の雰囲気や働く人の声を聞く機会を失うことになります。これにより、志望動機を深掘りできず、ESや面接での回答が表面的になりがちです。
また、OB・OGから就活に関する具体的なアドバイスやフィードバックを受けることができないため、自身の弱点や改善点を知る機会を逃すとも考えられます。
面接官からの評価が点数でわかる! 本番に備えて面接力を測定しよう!
自分が面接官の目にどう映っているか、きちんと把握できていますか?
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39点以下だと実力を発揮できていない可能性が高いです。診断結果から改善策を提案するので、本番に向けて対策しましょう。
- もうすぐ初めての面接がある人
- 自信のあった面接に落ちてしまった人
- 面接への不安を和らげたい人
⑤インターン
インターンシップは企業での就業体験のことです。期間は半日程度のものから1年以上の長期のものまであり、内容も会社説明会のようなものから社員同等の仕事をするものまでさまざまです。
インターンの参加率はどうなのでしょうか。就職みらい研究所が2023年4月に発表した2024年卒 就職活動TOPICによると、2024年卒の学生のうち93.6%が参加しているとのことです。参加には選考通過が必要な場合もあるので、内容や期間を検討して、参加する企業を決めていきましょう。
また、企業によってはインターンに参加することによって選考が免除されたり、内定につながったりすることもあります。入社を目指す企業が定まったら、企業HPやインターンのポータルサイトを使って、インターン開催の有無や選考への影響を調べてみましょう。
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インターンに参加するときはメリットを押さえ、就活に活かす機会としましょう。こちらの記事を参考にインターン先を決めてみてくださいね。
インターンは就活に不可欠? 8のメリットと選び方を詳細解説
自分に合ったインターンを見つけるためには、探し方にコツがあります。こちらの記事を参考にインターンを探してみましょう。
インターンの効果的な探し方8選を学年別で解説! ありがちな失敗も
インターンへの申し込みは、期限や応募方法を事前に確認しておかないと、せっかくの機会を逃してしまうこともあります。こちらの記事を参考に申し込みの方法などを確認しておきましょう。
インターンの申し込みはいつまで? 応募方法と必要な準備も解説
インターンに参加する際は、準備を間違えてしまうと企業に悪い印象を残してしまうことにつながりかねません。こちらの記事を参考に、インターンの準備を整えてくださいね。
インターンは準備が成功の分かれ道! 万全の用意で企業の心をつかもう
こちらのQ&Aではインターンに行かないことが就活に不利になるのかという学生の質問に、キャリアアドバイザーが回答をしています。インターンの就活への効果を知りたい人は、こちらもチェックしてみてください。
⑥合同・企業説明会
就活では多くの求人情報を収集することが欠かせません。なぜなら多くの選択肢を知ることで自分に合った仕事を見つけられるからです。情報収集には合同説明会や企業説明会の活用もおすすめです。開催情報は就職サイトや企業HPに載っていることが多いです。
合同説明会は働きたい業界や企業が絞りきれていない時に参加するのがおすすめです。大型の説明会であれば業界の枠を超えた企業が集まる場合があり、これまで検討していなかった企業に出会えるかもしれません。
また、業界や企業が絞れている時には、企業が開催する説明会に参加しましょう。仕事内容が詳しく知れたり、社員に直接質問できたりするため、志望動機や自己PRに活かせる情報が集めやすいのです。
- 気になる企業の説明会には一通り参加した方がいいのでしょうか?
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時間が取れるのであれば、行くことをおすすめします。ネットで調べただけでは出てこない情報などを知れるだけではなく、質疑応答などの時間で自分が疑問に感じていることを直接聞くことも可能です。
また、その企業への志望度が高いのであれば社内の人へ自分をアピールする絶好のチャンスでもあります。積極的に参加することでメリットを感じられる体験ができる可能性が高いですよ。
ただ、適当な気持ちで参加する程度の熱意しかない企業ならば、企業に予期せぬ悪い印象を残してしまうかもしれないので、行かない方が無難かもしれませんね。
企業説明会で効果的な質問ができると、就活に活かせる情報が得られます。企業説明会でするべき質問を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
企業説明会で絶対に聞くべき質問30選! 聞かない方が良い質問も
Webで開催される企業説明会では、服装やメールの送り方などを間違えてしまうと悪い印象になってしまうこともあります。こちらの記事を一読してから参加しましょう。
Web説明会参加マニュアル|服装やメール送信例まで完全網羅
こちらのQ&Aでは会社説明会の流れを説明しています。事前に流れを把握して、当日慌てないように準備しておきましょう。
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⑦ESや履歴書の作成
選考を受けるほとんどの企業で、ESや履歴書を出すことになります。書類選考に必要な書類がわかったら作成に取り掛かりましょう。ちなみに、書き方の指定がなければ、パソコン作成でも手書きでも構いません。
記載する内容は企業によって異なりますが、似た内容の項目があるのも事実です。そのため、記載内容を事前に考えておくことで、効率的に書類作成をすることができます。
ESや履歴書でよくある項目
- 志望動機
- 自己PR
- ガクチカ(学生時代力を入れたこと)
記載する内容を決めた後、実際に提出するときには企業の理念や社風に合ったものへと調整しましょう。企業は新入社員が自社とマッチングし、活躍しながら長く働いてほしいと考えているため、企業への適合度をアピールすることが重要になるからです。
完成したESは家族や友人、大学のキャリアセンター職員に確認してもらうこともおすすめです。多くの人に読んでもらうことで誰にでも伝わりやすい内容となり、選考通過率の向上につながっていきます。
ESや履歴書を効率的に作成するには、アピールの軸を決めましょう。
たとえばサッカーの経験なら、メインテーマは全国大会に向けて厳しい練習に耐えたこと、サブテーマは仲間に助けられたことなど、エピソードの順列をつけると記載内容を決めやすいです。
志望動機を作るために、最初は誰でも悩むものです。こちらの記事を参考に、選考で通過する志望動機を作っていきましょう。
例文12選|受かる志望動機をエントリーシートに書く4つのステップ
書類選考で落ちてしまう人は意外にも多くいます。通過できるESを作るため基本的な方法は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
書類選考で落ちる6つの理由|通過率が格段に上がる5つの基本を解説
ESと履歴書を混同してしまう人もいるのではないでしょうか。こちらの記事を参考に、違いを把握してアピール方法もつかみましょう。
エントリーシートと履歴書の違いがわかる! おすすめのアピール方法も
履歴書の書き方を完璧に押さえたいと考えている人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
新卒用履歴書の書き方完全版|よくある失敗や受け渡しのマナーも解説
ESや履歴書で頻出のガクチカで悩む人も多いはずです。こちらの記事を参考に採用担当者に「刺さるガクチカ」を作っていきましょう。
例文13選|誰でも「刺さるガクチカ」が完成する4ステップを解説
自己PRはあなたの個性を伝える項目のため、採用担当者をぐっと惹きつける内容にできると選考通過率が高くなります。こちらの記事を参考に自己PRを魅力的にする方法を身に付けていきましょう。
例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説
⑧筆記試験・面接対策
内定をつかむためには、筆記試験や面接を突破する必要があります。そのため、それぞれの試験に特化した対策を取ることが重要です。
筆記試験は、SPIなど就活でよく出題される問題があります。選考を受ける企業がどのような内容の筆記試験を使っているのかを、就活会議などの口コミサイトや説明会で把握し、対策を進めていきましょう。
また面接は、社会人の基本的なマナーである入退室の仕方や言葉遣いに気を付ける必要があります。友人や大学キャリアセンターの職員などに協力してもらいながら、面接対策を進めてくださいね。
各種選考の対策を完璧に整え、スムーズに就活を進めていきましょう。選考ごとの対策方法は下記の記事を参考にしてみてくださいね。
<筆記対策>
適性試験
適性試験完全ガイド|試験内容から合格必至の勉強方法まで解説
Webテスト
WEBテスト対策完全版|効率重視で準備する方法を徹底解説
性格適性検査
性格適性検査マニュアル|問題例付きで選考を有利に進める対策を解説
<面接>
面接のコツ
面接のコツ|通過率を飛躍的に上げる初心者必見の対策を解説
面接のマナー
絶対に落とせない面接のマナー! 「即不合格」にならないための作法
グループ面接
グループ面接を確実に攻略する8つの極意! 陥りがちな失敗も解説
Web面接
WEB面接の流れと攻略法! やってしまいがちな失敗も紹介
一次面接
一次面接を突破する4つの秘訣|頻出質問や落ちる人の特徴も解説
二次面接
二次面接は深掘り質問に注意! 回答例や失敗する学生の特徴を解説
最終面接
最終面接の合格率を高める6つの対策|頻出質問と回答例文で徹底解説
- 筆記試験と面接対策は、それぞれどのくらいの時間をかけて対策すれば良いのでしょうか?
時間の長さよりも毎日対策に取り組むことが重要
SPI対策は、30時間程度が目安になると考えています。ただ、一気に取り掛かるよりは、毎日ちょっとずつでも勉強していく方が実になりやすいです。
書店などで問題集を購入し、ひたすら解いていくことで力が身に付いていくと思います。解き方がわからない時はPORTキャリアのほかの記事やYouTubeの動画などを参考にしてみてくださいね。
また、面接対策は10時間程度が目安となります。人によってさまざまだとは思いますが、面接で想定される質問に対しての回答の準備や履歴書の見直しなど、自分の中で「これで十分だろう」と思えるまで対策することをおすすめします。
⑨就職エージェントや大学のキャリアセンターに相談
就活は一人でやるイメージを持っている人もいるかもしませんが、専門家の力を借りることで、より充実したものにできます。就職エージェントや大学のキャリアセンターに相談し、多角的な視点から就活を進められるようにしましょう。
就職エージェントとは、あなたの希望をもとに求人を紹介してくれたり、選考対策をしてくれたりするサービスです。無料で利用できるサービスも多いため、就活の進め方に自信が持てないときは積極的に活用しましょう。
おすすめの就職エージェント
また大学のキャリアセンターの活用も検討してみてください。キャリアセンターにはそこにしかない求人があったり、学生であれば無料で受けられる選考対策の講座があったりするためです。自己分析をサポートしてくれることもあるので、頼ってみましょう。
就活は良き相談相手が見つかると、自分に合ったペースで納得感のある就活をすることができます。こちらの記事を参考に、相談先を選んでみてください。
就活の相談先14選! 良い決断ができる相談相手の選び方も解説
納得感のある就活とは? 大切にしたい3つの考え方
納得感のある就活とは? 大切にしたい3つの考え方
- 周りと比較しない
- 内定獲得をゴールにしない
- 学業を疎かにしない
就活を本格化させると、友人や同じ会社を受けている人たちの動向が気になることもありますよね。しかし、就活とはあくまで自分に合った企業を探す活動のため、自分が納得できるかが大切です。
以下では就活を進めるにあたって大切にしたい3つの考え方を解説していきます。3つの考え方を守り、自分が納得できる行動を取っていけるようにしましょう。
①周りと比較しない
就活とは自分に合った企業を見つけ、理想のキャリアへ踏み出すことです。そのため、内定を獲得するスピードや企業の知名度などを周囲と比較する必要はありません。気になることもあると思いますが、自分の納得いく結果を目指しましょう。
特に、周囲が内定をもらったと話す中で、自分に内定がないときに不安になるはずです。しかし、企業によっては期間中に複数回選考を実施することがあります。厚生労働省の令和5年3月大学等卒業者の就職状況の調査によると卒業までに97%の学生が内定をつかんでいるので、周囲と比較して焦る必要はありません。
あくまで、自分が納得する就活を追い求めてくださいね。
- どうしても周囲が気になってしまいます。気にしない方法はないでしょうか?
自分だけの具体的な目標を決めることが有用
周囲が気になり、内定を獲得していく人が出ると焦りますよね。でも人は人。自分のゴールだけを見つめましょう。
「私は○○の仕事がしたい」「英語を使って海外で活躍したい」という目標があれば、そこに突き進めます。「内定獲得」「どこかに就職する」といった曖昧なゴールだと、ブレるので他人が気になるのです。
また、就活の期限も大切です。「そのうち」ではなく、「3ヵ月後までに」など具体的に決めましょう。するとそこに計画性がでてくるのです。
人は目標があるとそこに向かって頑張れます。ところが目的地が決まってないと、いくらオールを漕いでも船は先に進みません。焦っているときは、行先が決まっていない船に乗っているようなものですよ。
就活で焦ってしまうと、悪い結果を導いてしまうことが多々あります。こちらの記事を参考に、就活の焦りを緩和させていきましょう。
就活は焦る必要まったくなし! 内定にぐっと近づく5つの考え方
②内定獲得をゴールにしない
就活のゴールを、内定獲得に設定してしまっている学生も散見されます。しかし、就活とは目指す社会人像への通過点でしかありません。そのため、今後どのように働いていきたいかを見すえて、就活に取り組むようにしましょう。
将来を見すえた就活ができないと、入社後に後悔するかもしれません。たとえば早めに内定が獲得できたという理由だけで企業に入社した場合、仕事内容にやりがいを感じられず、目指すキャリアプランにもマッチしないことがわかり、早期退職につながるケースがあります。
自分の目指すキャリアプランや理想の働き方を定め、内定をゴールとしないように就活を進めてくださいね。
将来のキャリア像を明確にできると、就活の軸が定まり、自分らしいペースで就活を進められる場合が多いです。こちらの記事を参考に、キャリアの形成の仕方を考えていきましょう。
キャリア形成とは? 4ステップでこの時代を生き抜く方法を考えよう
③学業を疎かにしない
就活とは今後の生き方に大きく影響する活動のため、多くの時間を割いて取り組もうと考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、学業を疎かにしてしまうと、内定をもらえたとしても大学を卒業できず、働き始められないかもしれません。
就活をするときは、学校の授業を休んだり、レポートや卒業論文の執筆が疎かになっていないかに気を配りましょう。もしも筆記試験や面接の日程が学業に支障をきたしそうな場合は、まずは選考を受けている企業に相談をしてみてくださいね。
学業でも就活でも目先の課題だけに捉われていると、やらなければならないことに追われて頭がパンクしてしまいます。その状態を避けるためには、達成したい目標から逆算してスケジュールを作成し、図や表にまとめて管理してみましょう。
就活とは今しかない貴重な機会! 行動を積み重ねて有意義なものにしよう
「就活とは?」と疑問を持っている人の中には、漠然と難しそうに感じたり、自分にできるのかと不安を感じていたりする人もいるのではないでしょうか。就活とは想像の通り、一筋縄ではいかず、時には困難な場面もあります。
しかし、就活とはこれからの人生の方針を決める大切な機会です。その機会にしっかりと自分と向き合い、悩みながらも納得いく仕事を見つけることは、今しかできない貴重な体験です。キャリアコンサルタントの話からも、それが感じられるはずです。
今は少し高い山のように見える就活も、一つひとつの行動を積み重ねていくことで、あなたらしい働き方や仕事が必ず見つかっていきます。この記事を片手に、あなたらしい挑戦を始めてくださいね。
アドバイザーコメント
瀧本博史
プロフィールを見る就活では自分を深く見つめて自分に合う企業を見つけよう
就活は自分の未来を形成するための重要なステップになります。そのため、多くの学生がその過程でさまざまな不安や疑問を抱えてしまうことは自然なことです。
近年は内定率が上昇傾向にあり、多くの企業が積極的に新卒採用をしているため、内定をもらえるだろうと楽観視している学生もいるかもしれません。ただ、就活で大切なのは、自分の価値やキャリアビジョンをしっかりと持ち、それに基づいて企業選びをすることが重要だということです。
就活とは、自分自身を知るための絶好の機会です。自分の強みや弱み、興味や価値観を深く探求し、それをもとに自分に合った企業や業界を見つけることが求められています。
就活とは人生の方向性を決める重要なプロセス
就活は単に企業を選ぶだけではなく、自分を選んでもらうためのプロセスでもあります。そのため、自己PRや面接対策は欠かせません。そして、最も大切なのは、就活を通じて自分の人生の方向性を決め、自分らしいキャリアを築いていくことです。
最後に、就活では確かに困難な場面もありますが、それを乗り越えたときの達成感や成長には計り知れないものがあります。この一歩を踏み出し、あなたの未来が開かれることを心から願っています。頑張ってください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は40000件超。25年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリア技能士
Misako Sugihara〇石川県金沢市を拠点に15年にわたり就職支援に携わる。2年前からは転職支援も手掛けている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー
Syuya Nagata〇自動車部品、アパレル、福祉企業勤務を経て、キャリアコンサルタントとして開業。YouTubeやブログでのカウンセリングや、自殺防止パトロール、元受刑者の就労支援活動をおこなう
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