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クリエイティブじゃない仕事にはどんな職種がありますか?
就職活動を始め、自己分析を進めてみたところ、自分はあまり何もないところから何かを作り出すのは苦手で、決まったことを自分なりにこだわって進めるのが得意だと感じました。
そのため、クリエイティブな仕事ではない職種に就職を目指したいのですが、そういった類の職種にはどのようなものがあるのでしょうか? 具体的な職種名が思いつかないので、仕事探しや企業探しの手が止まってしまっています。
また、私が目指そうとしているような、クリエイティブではない仕事というのは、今後の将来性はどうなっていくのでしょうか? いろいろな技術が発展しているので、そうした技術の導入でなくなるリスクがあるのかもと、少し不安です。
私に向いていそうなクリエイティブ系以外の仕事例や、就職するにあたっての対策ポイント、将来性などについて、アドバイスしていただけたら嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
クリエイティブじゃない仕事にはバックオフィスなどが該当する!
クリエイティブではない仕事の定義は人それぞれですが、工夫がまったく不要な仕事は存在しません。
もしクリエイティブを「ゼロから何かを生み出す」と定義するなら、バックオフィス業務(一般事務、営業事務、総務経理、データ入力オペレーター)、生産管理、公務員、学校教員、金融機関の業務などが該当するでしょう。
これらの仕事が将来なくなることはありません。しかし、電卓やExcel、メールの登場で、求められるスキルは大きく変化してきました。
どのような職種に就職したとしても、常に状況に応じたスキルアップが求められることを忘れないでください。
時代の変化に対応する力が必須! 新たな価値を生み出す姿勢を持とう
また、時代の変化とともに、仕事に求められる能力も変化していきます。
たとえば、AI(人工知能)や自動化技術の進展により、これまで人がおこなっていた定型業務が効率化されるかもしれません。そんななかでも、課題を見つけ、解決策を考え実行する能力は、どの職種においても不可欠です。
大切なのは、既成概念にとらわれず、自身の仕事に工夫を取り入れる姿勢でしょう。
常に新しい知識やスキルを学び、変化に対応できる柔軟性を持つことで、どんな仕事でも自分ならではの価値を生み出せるようになります。
安定性や再現性が求められる仕事が該当する! 正確性を活かそう
クリエイティブな要素が少なく、決められた手順を着実にこなすことが求められる職種としては、品質管理や生産オペレーター、経理・会計、インフラ設備保守、コールセンターの運用管理などが挙げられます。
これらの仕事は、華やかさよりも安定性や再現性が重視され、一つのことを着実に進めることが得意な人に向いているといえるでしょう。
ちなみに、総務などのバックオフィスは、社内企画などでクリエイティビティを求められることがあるので一概におすすめできません。
自分の頭で考える力が重視される! 改善提案力でAI時代でも不可欠な人材になろう
今後の将来性に関しては、AIや自動化の導入で単純作業は縮小する傾向にありますが、手順の妥当性を検証し、異常時に的確な判断ができる人材は今後も不可欠です。
単にマニュアルを守るだけでなく、「この手順は非効率ではないか」と常に問いかけ、改善提案もできる姿勢を示せば、あなたの市場価値は高まり、将来性は十分にあります。
職種選びでは、企業の資格支援制度などを確認し、長期的なスキル蓄積につなげられるかを見極めましょう。
以下の記事ではクリエイティブな仕事を20選紹介しています。また、未経験から目指す方法も解説しているので、「未経験からクリエイティブ系の仕事に就きたい」と考えている人はチェックしておきましょう。
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