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就活を始めたのに一社も受からないのですが、どうしたら良いでしょうか?
何社も応募しているのですが、いまだに一社からも内定がもらえず、非常に焦っています。書類選考は通過することが多いですが、面接になると急に通過率が落ちてしまいます。
奇跡的に最終面接まで行ったものもありますが、落ちてしまい、内定はいまだに1つももらえていません。
もう100社近く受けてきたので、どこかには受かるだろうと思っていましたが、この有様でしんどいです。
友人には、1カ月だけ就活をしてすぐ終えた人もいて、そういった人と比べると、社会に必要とされない、能力のない存在なんだということを示されている気がして鬱になります。
一社でも内定をもらえたらとても嬉しいのですが、どうしたら良いのでしょうか?
有識者の皆さん、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
1社も受からないなら原因究明が先決! 自己分析をやり直すべし
100社も応募し、不採用という結果を受け止めているあなたの忍耐力と根性は素晴らしいです。書類選考が通過しているということは、基本的な能力や経歴は評価されている証拠であり、問題は面接にあると考えられます。
まずは徹底的な自己分析をおこない、面接で何が足りていないのかを具体的に特定しましょう。
また面接では、第一印象が非常に重要です。清潔感のある身だしなみを心掛け、自分の面接風景を録画して客観的に確認してみるのもおすすめの解決方法の一つだと思います。
話し方や表情、立ち居振る舞いなど、言葉以外の部分も意識して改善に努めましょう。
就活は熱意を伝える場! 志望動機をしっかり詰めることが最重要
そして、就活においてもっとも重要なのは志望動機です。「この会社で本当に働きたい」という熱意を伝えましょう。
「御社の企業理念に感動しました」といった定型文ではなく、なぜその会社に応募したのかを、あなたの言葉で具体的に語れるように準備してください。
その業界や会社に入りたいと思った具体的なきっかけや体験があれば、それを話すと熱意が伝わりやすくなります。
たとえば、「ゲームがなかったら今の自分はこの世に存在しなかったかもしれない。ゲームを通して親友ができ、だからもっと良いゲームを作りたいと思った」といった、多少脚色しても構わないので、ご自身の経験からくる熱意を示すことが重要です。
また、その100社応募した根性を逆手に取り、「実は99社落ちて、御社は100社目です!」と、明るく笑い飛ばすくらいの気持ちで臨むことも、あなたのガッツとユニークな個性をアピールする機会になるかもしれません。
面接は単なる勝率を上げるための取り組みではないことを改めて認識しましょう。この会社で働きたいという強い思いを伝え、あなたの真の魅力を引き出すことに注力してみてください。
課題は回答の深さかも? 原因を特定して順を追って克服すべし
一次面接は突破できるのに、その先に進めないのは非常にもどかしいですよね。この場合、回答の幅は合っていても深さに課題があることが多いです。
特に、逆質問や将来像を語る場面で、具体的な業務理解に基づいた発言が欠けていると、総合評価で不合格になりやすい傾向があります。
まずは、面接官が発するキーフレーズを録音するなどして、自分がどの質問で回答に詰まるかを客観的に可視化し、弱点を明確にすることから始めましょう。
企業研究で得た情報に基づく回答で面接の突破力を高めよう
課題が明確になったら、志望企業を数社に絞り、事業資料・IR・業界紙などを徹底的に読み込み、具体的な数字や競合他社との比較を盛り込んだ、深みのある回答へとブラッシュアップしていきます。
これと併行して、模擬面接を録画し、自分の話す速度や、結論ファーストで話すわかりやすい伝え方が実践できているかをセルフチェックすることで、論理的な印象を示すことができ、最終面接やそのほかの選考の通過率が上がりやすくなるのです。
以下の記事では面接で落ちた際に考えられる原因を10選紹介しています。自分に当てはまるものがないか確認し、改善・対策に取り組んでいきましょう。
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