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スペシャリストとゼネラリストではどちらが良いですか?
社会人2年目です。将来のキャリアパスについて悩んでいます。「スペシャリスト」として特定の分野を深く極めるべきか、「ゼネラリスト」として幅広い知識や経験を積むべきか、どちらが自分のキャリアにとって良い選択なのかわかりません。
皆さんのお考えとして、スペシャリストとゼネラリストはどちらが良いと思いますか? 将来的なニーズやキャリアパス、メリット・デメリットなどの観点からのご意見を伺いたいです。
また、どのような人がスペシャリスト向きで、どのような人がゼネラリスト向きなのか、具体的な特徴や適性や、目指すうえで重要になることなどについてもぜひアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
あなたのキャリア志向が道を決める!
スペシャリストとジェネラリストのどちらが良いかという問いに、明確な優劣はありません。
これは、あなた自身がどのようなキャリアを築き、どのような働き方をしたいかという、あなたのキャリア志向によって決まるものです。
スペシャリストは、1つのことに深く集中して打ち込める人、特定の専門技術を追求することに喜びを感じる人、負けず嫌いで専門分野でトップを目指したい人に向いています。
一方で、ジェネラリストは、多様な分野でスキルを身に付けたいと考える人、そして複数の専門家をまとめ、組織全体をマネジメントする役割に魅力を感じる人向きです。
自己理解と社会人との対話で目指すべき役割を決めよう!
どちらが向いているかわからないのであれば、まずは徹底的な自己理解を深めることから始めましょう。
あなたが仕事に何を求め、どのような状況で最も力を発揮できるのかを考えてみてください。
たとえば、物事に深く没頭することに喜びを感じるのか、それとも人とかかわりを通して成果を出すことにやりがいを感じるのかといった視点です。
企業訪問の際に、専門職として活躍している社員と、マネージャー職として全体を統括している社員、それぞれの働き方やキャリアパスについて話を聞いてみるのも良いです。
そうすることで、未来の自分の姿を具体的に描きやすくなり、どちらの道に進むべきか、より明確な判断ができます。
どちらが良いかはあなた次第! それぞれの特性を理解しよう
どちらのキャリアが良いかは、個人の特性やキャリアプランによります。深い専門性を持つスペシャリストは、AI(人工知能)時代でも代替が難しく、高い価値を発揮します。
一方、幅広い知識を持つゼネラリストは、組織全体を俯瞰し、経営層に近い立場で活躍しやすいです。それぞれの道にメリットとデメリットがあるため、どちらか一方が絶対的に優れているわけではありません。
T字型キャリアで両方の強みを手にいれるのも一つの手
一般的には、20代で専門スキルを磨き(I型)、30代でマネジメントなど隣接分野に挑戦して、両方の強みをかねそなえたT字型キャリアを築くと、キャリアのリスクを回避しやすいといわれます。
与えられた仕事を一生懸命にこなし、経験を積み上げていくなかで、おのずと道が開かれていくという感覚も大切です。
まずは目の前のことを一つひとつ積み上げ、あなただけのキャリアを切り開いていきましょう。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
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自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。