この記事のまとめ
- 旅好きの人は仕事に求めるものを明らかにすることが重要
- 旅好きに向いてる仕事25選を紹介
- 注意点も踏まえたうえで旅好きな自分に向いてる仕事を見つけよう
- 適職診断
たった3分であなたの受けない方がいい職業がわかる!
この記事を読んでいる人に
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学生時代にさまざまな場所に旅行をして旅の魅力に惹かれ、仕事でも活かしたい考える人もいるのではないでしょうか。「社会人になってもたくさん旅行がしたいな」「旅好きを活かせる仕事ってないかな」などと思うかもしれません。
旅好きを活かせる職業は多数あり、もちろん社会人になっても趣味として旅行を楽しむことも可能です。
この記事ではキャリアアドバイザーの若林さん、横山さん、鈴木さんと旅好きに向いてる仕事を紹介していきます。旅好きの人はぜひ参考にしてください。
まずは知ることから! 旅好きに向いてる仕事から興味があるものを見つけよう
旅好きに向いてる仕事には、幅広い職業が挙げられます。今まで聞いたこともなかったり、知らなかった仕事もあるでしょう。まずは、さまざまな仕事の内容や旅との関係性を知ることから始め、数多くの仕事の中から興味が湧く仕事を探してください。
記事では旅好きの人に向いてる仕事25選を紹介していきます。旅との関連性に応じて切り分けて解説するので、自分の仕事への考え方に合うものを重点的に見てくださいね。
旅好きに向いてる仕事に就くうえでの留意点、役立つ資格も解説しています。旅に対する熱意や愛情を活力に、自分に合った仕事探しを始めましょう。
仕事を選ぶうえで重要なポイントは、旅との関連性だけではないかもしれません。満足感を抱きながら働くために仕事に求めることを明らかにしましょう。こちらの記事を参考にしてくださいね。
自分に合った仕事を簡単4ステップで発見! 後悔しない方法を解説
次の記事では、人を笑顔にする仕事について解説しています。なぜ旅が好きなのかを深掘りすると、笑顔に結びつくかもしれません。ぜひあわせて読んでみてくださいね。
人を笑顔にする仕事30選|5つの幸福タイプ別に適職を解説
どのタイプ? 旅好きの人の仕事への考え方
どのタイプ? 旅好きの人の仕事への考え方
- 旅行にかかわる仕事がしたい
- 仕事を通して各地を旅したい
- 仕事とは別に趣味として旅を楽しみたい
一口に「旅好き」といっても、旅に対する考え方や仕事に求めることは人によって異なります。大きく3タイプに分かれるので、自分が該当するタイプを確認しましょう。
タイプによって、向いてる仕事や働きやすいと感じる仕事は異なります。旅好きとしてどんな仕事をしたいか、社会人になったらどのように旅とかかわりたいのか、改めて考えてみましょう。
①旅行にかかわる仕事がしたい
旅好きの中には、「旅行にかかわる仕事がしたい」「旅行の知識を活かせる仕事がしたい」と考えたことがある人もいるでしょう。
自身が旅をするとき、目的地まで乗り物で移動したり、ホテルに宿泊したり、これらの手配を旅行会社を通しておこなうこともありますよね。目的地までの移動や現地での宿泊、それらを手配することも、誰かの「仕事」です。
これらのように旅行客をサポートする仕事は、当然旅行とのかかわりが強い職業です。旅行会社の販売員や、ツアーの添乗員に憧れを抱いている旅好きの人は多いですよね。このような人は、仕事に対して旅行とのかかわりを求めている可能性が高いです。
次の記事では、旅行業界についてより詳しく解説しています。ぜひあわせて読んでみてくださいね。
旅行業界の全貌が丸わかり! 課題・動向・選考対策のコツまで解説
②仕事を通して各地を旅したい
仕事を始めると、会社から通常の勤務地とは異なる場所に出向いて仕事をするように指示される場合があります。業務を遂行するために、臨時でほかの場所に行くことを出張といいます。
出張が多い仕事を負担に感じる人も多いですが、旅好きの人の中には移動が多い仕事と聞いて、むしろ胸が躍る人もいるでしょう。海外に行くのが好きな人の場合、海外出張が多い仕事や、海外に滞在できる仕事に魅力を感じる人もいますよね。
旅好きの人にも、仕事内容に旅行会社のような旅との関連性は求めないというケースも珍しくありません。ただ、たとえば、旅行とは関連がないIT系の分野の仕事をしていても、出張で各地を回ることが多いと仕事に楽しさを見出せる旅好きの人は多いのではないでしょうか。
仕事で海外に行きたい人や海外に移住して働きたい人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
海外に行ける仕事29選! 就職の可能性を高める秘訣も公開
③仕事とは別に趣味として旅を楽しみたい
「趣味と仕事は完全に切り離したい」という考えの人もいます。
旅を「自分へのご褒美」「癒しの時間」と捉えている人は多いでしょう。どんな仕事にも、辛いことや大変なことが付き物ですが、大好きな旅の予定があれば困難なことを乗り越える活力になるという人も多くいます。
趣味として旅を楽しみたいのであれば、プライベートの時間を確実に確保できる仕事に就く必要があります。お得に旅ができる仕事や旅をしながらできる仕事をチェックしてみましょう。
- 旅行にかかわる仕事をしたいのですが、公私の切り替えがつかなくなってしまいそうで不安です……。
スケジュール立てができるのであれば適性は期待できる
現地で観光を楽しむだけでなく、旅行のスケジュールを立てることがしっかりできる人であれば、旅行にかかわる仕事にも適性がある可能性が高いです。
また、アルバイト中に自分の好きな作業だけをしてしまう人はあまり適性がないと考えられます。気が進まない仕事にもしっかり取り組める人であれば、好きなことを仕事にしてもうまくやっていける可能性が高いです。
業界や職種に関する基礎知識を押さえておくと、ここから解説する旅好きに向いてる仕事の特徴がより理解しやすくなりますよ。こちらの記事を参考にしてくださいね。
業界
就職活動で役立つ業界一覧|仕事内容から動向まで各業界を徹底解説!
職種
職種の種類一覧を徹底解説! 業種・業界・職業との違いも押さえよう
旅行客と一緒に旅ができる旅好きに向いてる仕事3選
旅行客と一緒に旅ができる旅好きに向いてる仕事3選
- ツアーコンダクター
- ツアーガイド
- 通訳
「旅行にかかわる仕事がしたい」という気持ちが強い人は、旅行者をターゲットにした事業に注目すると、旅行にかかわるさまざまな仕事が見つかりますよ。
中でも、旅行客と一緒に各地を旅する仕事に就けば、旅好きが活かされている実感を得やすいです。ここでは、旅行客と一緒に旅ができる旅好きに向いてる仕事3選を解説します。
①ツアーコンダクター
ツアーコンダクターは添乗員とも呼ばれます。駅前や空港に集合した旅行客を目的地まで引率し、無事解散場所まで案内する役割です。
旅行にかかわる仕事の中でも、最も長い時間旅行客に付き添えます。添乗を通して行ったことがない海外に行けたり、人気の観光地を訪れることができます。
ただ、あくまでも添乗員なので旅行客のサポートがメインになります。旅行客が観光地を周っているときは、バスで待機をしたり旅行客の荷物を管理したり、また、トラブルを未然に防ぐために参加者の行動に注意を巡らせなければなりません。
ツアーコンダクターは旅行会社に勤務するケースがほとんどです。一般的には、営業職の社員が契約獲得と併せて添乗業務を担っています。
旅行会社は人気の就職先です。そのため志望動機がありきたりな内容では印象に残りにくくなってしまします。以下の記事では旅行会社に刺さる志望動機の書き方をまとめているので参考にしてみてください。
旅行会社に刺さる志望動機の書き方|大手志望者も必見の秘策を解説
営業職は毎年多数の就活生が応募する職種です。選考を突破するためには、志望動機で高評価を得ることが必須です。営業職を志望する人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
例文18選|営業職の志望動機で採用担当者を惹きつけるコツ
②ツアーガイド
ツアーガイドは旅行客に向けて観光地の魅力や価値を説明します。観光地で旗を持って団体客を引率しているガイドの姿をよく目にしますよね。添乗員と同様に、添乗を通して観光地を訪れることができます。
ツアーガイドの多くは、観光バス会社にバスガイドとして採用されています。観光地に関する豊富な知識はもちろん、観光客を楽しませる話術や親しみやすさが重要な仕事です。
③通訳
海外渡航する日本人に同行して、旅行中の通訳を担う仕事があります。また、全国通訳案内士という国家資格を持っていれば語学力を証明でき、仕事を依頼されやすくなったり、顧客からの信頼を得やすくなるメリットがあります。
通訳は観光案内だけでなく、スケジュールや荷物の管理など、旅行を総合的にサポートしなければなりません。
旅で得た観光地や地理に関する知識を活かして顧客の役に立てるので、旅好きの人はやりがいを感じやすい仕事です。
顧客の旅をサポートする仕事は、仕事として国内外問わずにいろいろな場所に行けるのがメリットの一つです。しかし、同じ場所に何十回も行くこともあり、旅そのものに魅力を感じなくなってしまう人もいるようです。
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
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観光地や宿泊地を取材できる旅好きに向いてる仕事5選
観光地や宿泊地を取材できる旅好きに向いてる仕事5選
- ガイドブックの編集者
- 写真家
- トラベルライター
- YouTuber
- タレント
旅行にかかわる仕事の中でも、観光地や宿泊地にたくさん行ける仕事がしたいという人もいますよね。一般的な旅行者ではできない、その仕事ならではの体験ができるとうれしい旅好きの人も多いのではないでしょうか。
ここでは旅好きに向いてる仕事の中で、観光地や宿泊地を取材できる職業を解説します。
①ガイドブックの編集者
旅行に行く際、ガイドブックで情報を収集したという人も多いのではないでしょうか。ガイドブックの編集者は、観光地やホテル、旅館などの宿泊地を取材して記事にします。観光客に人気のスポットを詳しく取材することができ、旅好きの人は仕事に価値を見出せると考えられます。
ただ、ガイドブックの編集者に新卒1年目から就ける可能性は決して高くありません。また近年では、SNSで旅行情報を集める旅行客が多く、ガイドブックの売り上げは伸び悩んでいます。
採用を実施している会社が少ないことに加えて、実施していたとしても職種を限定していない採用が多く、編集者の枠はかなり限られているのが実情です。
ガイドブックに限らず、書籍や雑誌を発行している出版社への就職は難易度が高いと言われています。興味がある人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
出版社への就職を叶える5つの必須準備|トレンドや選考対策も解説
②写真家
旅好きの人の中には、旅で訪れた各地の風景を写真に収めるのが好きという人も多いですよね。写真を極めた人の中には、写真家として写真を仕事にしている人もいます。
しかし、写真家になるのは決して簡単ではなく、写真系の専門学校や大学の写真学科などを卒業後、写真スタジオでプロのアシスタントとして働くなどしてスキルを磨く必要があります。
独学で写真の技術を学び、コンテストや大会などで表彰されてフリーで依頼を受けるようになる人もいます。写真家は写真の題材となる良い景観を求めて旅することもあります。人気の写真家であれば、観光地で広告用に使用する写真の撮影を依頼される場合もあります。
③トラベルライター
トラベルライターは旅行に関する情報をブログなどの記事にまとめ、ブログに掲載する広告料で利益を得る働き方をしています。現地まで足を運んで取材することも多いです。
フリーランスであれば、旅先を自分で選ぶことができます。とはいえ人気や話題を獲得しやすい観光地でなければ閲覧数を獲得することはできないので、自分の好みだけではなく読者を獲得できそうな旅先を選ぶ必要があります。
トラベルライターについて解説しましたがライターの種類は他にも多くあります。以下の記事ではライターの種類やライターになるための準備などまとめているので参考にしてみてください。
新卒でライターになるには? 学生のうちにやるべき3つの準備を紹介
④YouTuber
YouTuberは、投稿する動画に広告を入れることで収入を得る仕事です。動画のテーマとして旅行は人気のジャンルです。現地を訪れている動画を掲載しているYouTuberも多くいます。
再生数を獲得するためにも、人気や話題を獲得しやすい観光地を取り上げる必要があります。
好きだから個人的に旅行をすることと、仕事として旅行をすることは少し意味が違います。しかし、1人で写真を撮ったり、文書を書く場合は両方を満たすことができるかもしれませんね。
ただしフリーランスの場合、一緒に働く仲間がいないので、すべて1人でおこなわなければならず、負担は大きいです。
⑤タレント
テレビに出演するタレントの仕事の中には、ロケでさまざまな観光地を巡ることも。観光地だけでなく、地域住民と交流したり、独自の文化に触れたりできるのも、タレントならではの魅力です。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
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旅行プランの提案に特化する旅好きに向いてる仕事2選
旅行プランの提案に特化する旅好きに向いてる仕事2選
- 旅行代理店の販売員
- ツアープランナー
旅行に同行したり、旅先を取材する以外にも、旅行プランを提案するという形で旅とのかかわりが深い職業があります。
観光地を訪れたり、仕事で旅ができるわけではないという点では物足りなく感じる人もいるかもしれませんが、「旅行の計画を立てるのが好き」「スケジュールを立てているときはわくわくする」という人にはうってつけの仕事です。
ここでは、旅行プランの提案に特化する旅好きに向いてる仕事2選を解説します。
①旅行代理店の販売員
旅行代理店の販売員は百貨店や駅周辺のビル内などで営業している販売店に勤務し、訪れた顧客の要望に応じて宿泊先のホテルを予約したり、交通手段のチケットを手配します。
顧客が希望する旅行先を訪れた経験があれば、その経験を活かした提案ができたり、逆に顧客から旅の感想を聞いて自分の旅先を決めるときの参考にするなど、旅好きには魅力を感じやすい仕事です。
ホテルやパッケージをあらかじめ指定する顧客もいれば、「このテーマパークの近くになるべく手頃な価格で宿泊したい」というようにざっくりとした要望のみ伝えて、プランの提案を求める顧客もいます。正確な手配や旅行に関する豊富な知識が必要な職業です。
②ツアープランナー
ツアープランナーは旅の企画に特化した職業です。団体旅行のツアーを企画する場合、トレンドや観光客のニーズを察知して、多くの人が参加したいと思うツアーを組まなければなりません。しかし、旅好きの人であれば旅行のトレンドを押さえたり、幅広い観光地について知ることを楽しいと感じる人も多くいます。
オーダーメイドで企画することもあり、予算や時間などの制約を守って作成する能力が求められるので、旅行のスケジュール立案が得意な人に特に向いてる仕事です。
旅好きの人が感じるメリットとしては、仕事をしながら有名な場所などの知識を得ることができる点です。一方、自分の興味がある場所があっても、全体のニーズに合わせてプランニングしなければならない点は留意しておくべきです。
旅行客の道中をサポートする旅好きに向いてる仕事7選
旅行に必要不可欠なのが交通手段ですよね。近場の旅行であれば車で行けますが、遠方となれば、飛行機や新幹線、バス、船を使って移動することもあるでしょう。
旅行客の道中をサポートできることは、自分と同じ旅好きの人たちと接することになり、やりがいを感じやすいかもしれません。また、旅行客と一緒に遠方まで移動できるのも魅力の一つですよ。
ここでは、旅行客の道中をサポートする旅好きに向いてる仕事7選を解説します。
航空会社の社員
飛行機で移動したい旅行客は必然的に航空会社を利用することになります。遠方への移動として最もメジャーな手段といえるでしょう。
航空会社の中にはさまざまな部署があり、仕事内容はさまざまですが、旅行客の飛行機での移動を支えているという点では共通しています。
①客室乗務員
航空会社の中でもCAと呼ばれる客室乗務員は、飛行機に同乗して搭乗者が目的地まで快適に過ごせるようにサポートします。
客室乗務員は国内線と国際線の担当に二分されており、国際線であれば当然仕事で海外に渡ることになります。国内線と国際線ともに搭乗した便の着陸地に宿泊することもあり、自由時間に周辺を観光する人もいるようです。
②パイロット
パイロットは資格が必要な職業です。航空大学校へ進学するか、航空会社に就職して自社養成パイロットになりライセンスを受けます。
航空機を操縦するパイロットは、客室乗務員と同じく、担当した便の着陸地に宿泊するケースも珍しくありません。勤務後の過ごし方は、宿泊先のホテルで静かに過ごす人もいれば、出歩いて各地を散策してみたり、観光する人もいるようです。
一部の航空会社の福利厚生の一環として、社員本人とその家族が破格の値段で航空券を購入できる会社もあります。プライベートでの旅行も充実するので、旅好きの人にはメリットの大きい職場だと思いますよ。
バス会社の社員
バスは、日常で利用する路面バスのイメージが強く、旅とのかかわりは薄いと感じた人もいるかもしれません。しかし、高速バスは比較的安価で移動できるため、利用する旅行客も少なくありません。団体旅行の移動を貸切りバスでおこなうケースもあります。
「移動費を安価に押さえたい」「貸切りの空間の中で移動したい」といった旅行客のニーズを実現する仕事です。
③観光バスの運転手
近場の観光地を短時間で安価に巡れるバスツアーは、今も人気の旅行ツアーです。バスツアーには当然、バスの運転手が欠かせません。宿泊をともなうツアーであれば、宿泊客と同じ施設に泊まることもできます。
スケジュール通りにツアーが遂行できるかどうかは、運転手の技術にもかかっています。仮に道を間違えてしまって大幅に時間をロスしてしまうと、観光を楽しみにしていた乗客の時間を奪ってしまうことになります。観光客のスムーズな旅行をサポートしている仕事です。
バス会社の業務は旅行をすることではありません。旅行をする人に満足感を与えることなので、対人関係の仕事がメインです。
いろいろな場所へ行くことはできますが、旅をすることとは大きく異なります。人を楽しませることはできますが、自分自身が旅を楽しむことは難しいかもしれません。
鉄道会社の社員
鉄道を利用して遠方に旅行に行く人も多いですよね。その際、駅で切符を購入したり、目的地に着く列車を教えてもらったりなど、駅員に助けられたことがある人も多いのではないでしょうか。
鉄道に乗車すること自体が観光の目的になるケースもあります。中でも観光列車は人気で、予約が取れないことも。旅好きな人の中でも、特に鉄道が好きな人は人気の列車の運行に携われたり、裏側が見れることに惹かれるのではないでしょうか。
④車掌
車掌は列車に乗車し、運転士と協力して目的地まで安全に運行できるように努めます。乗車中は、車内アナウンスや、ドアの開閉、空調の管理、車内トラブルに対応します。
新幹線や特急の車掌など、遠距離移動の便を担当する場合、途中駅や到着地で勤務を終え、そのまま宿泊することも。翌日は降車した駅から担当する便がスタートすることが多くあります。
⑤鉄道パーサー
鉄道パーサーは、車両内で乗客におしぼりを提供したり、飲食物を販売します。発着時には商品を補充したり、入れ替えをおこなっています。
車掌と同様、列車に乗って遠方まで行けることに加えて、乗客の中にいる旅行客に最も間近でかかわれるため、旅にかかわっている実感を持ちやすいのも魅力の一つでしょう。
⑥アテンダント
鉄道パーサーをアテンダントと称する鉄道会社も多くあります。JR東日本グループでは、グリーン車に常務するアテンダントをグリーンアテンダント、グランクラスに常務するアテンダントをグランクラスアテンダントと称しています。
ハイクラスになるほど上質な接客サービスが求められ、ホスピタリティが発揮しやすい仕事です。
旅好きの人が鉄道会社で働くことでたくさんの地域の知識を積むことができ、プライベートで旅行をするときにも活かせます。ただ、自分が行きたい場所に行けるわけではないということは理解しておきましょう。
クルーズ会社の社員
船を利用した移動は、多くの人にとって希少性が高い分、船に乗ること自体が観光の目的になることもあります。中でも、クルーズは船内にアミューズメント施設やスポーツ施設、レストランがあり、移動中も優雅に過ごすことができます。
その分、料金は高く設定され、富裕層が多く利用します。クルーズ会社の社員は、高い金額に見合った高品質な接客が求められます。
⑦クルーズ船のクルー
クルーズ船に乗っているクルーは、食事の提供や物品の販売、室内の清掃のようにそれぞれに役割が分担されています。
長期間かけて世界各地を周るクルーズに乗船すると、乗船期間中はほとんど休みはありません。過酷な仕事ですが、終了後にまとまった休暇を取ることができます。
クルーズ船に乗って世界各地を周れることに加えて、まとまった休暇期間を利用して個人で旅を楽しむことも可能です。
日本では国内を巡るクルーズ船が主流で、海外を回るクルーズ船は少なく、就職するのは狭き門です。クルーズ船で海外に行きたいなら、海外の会社に就職する方法もありますが、労働に関する法律が日本とは違うため、事前によく調べておきましょう。
仕事で世界各地を飛び回る旅好きに向いてる仕事3選
仕事で世界各地を飛び回る旅好きに向いてる仕事3選
- 世界各地に顧客を持つ企業の営業職
- 製造系のエンジニア
- 販売戦略・マーケティング
交通インフラ業界の仕事以外にも、世界各地を移動する機会が多い仕事はあります。
出張が多い仕事には、「移動が大変で疲れる」「ホテルより自宅で休みたい」というように抵抗が強い人もいますが、旅好きの人であれば移動時間もそれほど苦痛に感じない人や自宅以外でも落ち着いて過ごせる人が多いのではないでしょうか。
ここでは、仕事で世界各地に行ける仕事を解説していきます。
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①世界各地に顧客を持つ企業の営業職
顧客と会社の接点を作る営業職では、遠方の顧客のもとに出向くときは出張になることも。顧客が国外にいる企業では海外出張の機会も少なくありません。
滞在時間のほとんどは仕事に費やすことになりますが、顧客である現地の人と交流できる貴重な機会を得ることができます。
営業職は募集が多い職種なので、検討している人も多いのではないでしょうか。「営業ができる自信がない」「自分に向いてるのかな」と思う人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
営業に向いてない人の16の特徴|不向きな人におすすめの道も解説
- 新卒1年目から出張に行ける可能性はありますか?
1年目から上司や先輩の出張に同行するケースは少なくない
交渉や会議が多い、あるいは業務が多い場合は出張が多くなります。職務内容によっては、1年目から出張が多いこともありえます。
ただしほとんど場合、時間が非常にタイトである場合が多く、上司の同行でもあるため、「いろいろなところに行ってみたい」という欲求は満たされないでしょう。
最近はオンライン会議も頻繁におこなわれるので、出張そのものはとても減っています。
②製造系のエンジニア
製造系のエンジニアの中には、海外の工場に勤務し、現地の生産現場を整備する仕事もあります。海外に一定期間滞在することになるため、現地の雰囲気や文化を時間をかけて感じることができます。
IT技術が進んだ現代では、エンジニアの中でもITエンジニアの活躍が多く見られます。ITエンジニアの仕事内容や向いている人の特徴をこちらの記事で解説しています。
エンジニアとは|12の職種の仕事内容から目指し方まで徹底解説
③販売戦略・マーケティング
販売戦略やマーケティングといった職種は、戦略を立てるために現地を調査することもあります。商品を販売している市場を訪れて、同業他社と比較して分析をおこないます。国外にも販売領域を拡大している場合は、調査のために海外出張をすることもあります。
仕事内容は旅とのかかわりはありませんが、調査のために各地を訪れるときは空いた時間に少し観光するなど、旅好きの人なら楽しい時間にできる可能性が高いです。
商品戦略や頭脳派で分析が得意な人に向いているマーケティング職についてまとめている記事があります。参考にしてみてください。
マーケティング職に就くには? 仕事内容から対策まで徹底解説
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見る海外出張や海外滞在に興味がある人には人材派遣会社もおすすめ
海外に滞在できたり、海外出張が多い仕事として、人材派遣会社・紹介会社の仕事も例に挙げることができます。
現在、日本においては少子高齢化やIT化の遅れから、各業界における労働力不足が深刻な問題になっており、足りない労働力を補うために海外人材を活用する機会が増えてきているためです。
そのような日本の労働環境から、海外の人材を獲得しようと動いています。海外駐在員や海外出張をおこなう部署を設置している企業も存在します。
このような会社で働くと、会社から与えられた人材募集という仕事をしながら、休日はその国の歴史や文化に触れることが十分にできます。
趣味として旅を楽しみたい人必見! 旅がしやすいおすすめの仕事
旅好きの人の中にも、仕事に旅の要素は求めていないという人もいるでしょう。旅行は趣味と捉えて、仕事とは切り離したい人もいますよね。
ただ、旅をするにはお金や時間などの条件をそろえなければなりません。ここでは、あらゆる職業の中でも、特に旅に必要な条件をそろえやすい仕事を紹介します。
お得に旅がしたい人におすすめ! 旅好きに向いてる仕事3選
お得に旅がしたい人におすすめ! 旅好きに向いてる仕事3選
- シフト制の接客・販売スタッフなど平日に休める職種
- 宿泊施設・交通機関の会社の社員
- 大企業の社員
交通費、宿泊費、アミューズメント施設の入館料など、旅行は出費が多い娯楽です。「なるべく安価に抑えたい」「手頃な価格で楽しみたい」という人におすすめの仕事を紹介します。
①シフト制の接客・販売スタッフなど平日に休める職種
旅行会社が販売するパッケージツアーやホテルの宿泊費は、平日と休前日、休日で、異なる料金設定をしているケースがよく見られます。最も安価に設定されているのが、月曜から木曜までの平日です。
平日に旅行をすれば、ほかの日と比べて安価に旅行ができるだけでなく、観光客も比較的少ないため人気の観光地でも行列に並ばずに済むケースが多くあります。
シフト制の接客や販売スタッフであれば、土日や祝日に出勤が必要な分、平日に休めることも多いためお得に旅ができます。
接客・販売スタッフの仕事に興味がある人は、こちらの記事でさらに詳しくやりがいや仕事内容を解説しているので、チェックしてくださいね。
販売職を徹底調査! 仕事内容から就活を成功させるコツまで紹介
②宿泊施設・交通機関の会社の社員
宿泊施設や交通機関の会社では、福利厚生として宿泊料金や交通料金の補助をしているケースが多くみられます。そのため、プライベートで旅行に行く際に補助を利用すれば、旅行代金を抑えることが可能です。
また、普段自分がやっているサービスを顧客の立場に立って受けることで、多くの気づきがあり自分の仕事に活かせます。そのため、スタッフが有給を使って旅行に行ったり、福利厚生を利用することを職場として推進しているケースも多いようです。
③大企業の社員
先に平日の方がお得に旅ができると述べましたが、有給が取りやすい企業であれば、土日が休みとして固定されていても平日に旅行をすることが可能です。
企業規模に関係なく社員が有給を取りやすい企業はありますが、大企業の方が比較的付与される有給の日数が多かったり、有給消化率の向上に注力している傾向にあります。
また、宿泊費やレジャー施設のチケット代の補助を福利厚生としておこなっている企業を見てみると、大企業では補助金額が比較的高い傾向にあります。
大企業のほかにも、旅行関連の会社やサービスを提供する企業ではその内容を従業員にも体験してもらうために、プライベートの宿泊や旅行などを福利厚生で支援しているケースがあります。
さらに、多くの場合本人だけではなく家族も活用することができます。
旅をしながら仕事がしたい人におすすめ! 旅好きに向いてる仕事2選
旅をしながら仕事がしたい人におすすめ! 旅好きに向いてる仕事2選
- フリーエンジニア
- WEBデザイナー
社会人になると、学生の頃と比べて、時間の融通が効きづらくなるというケースがほとんどです。学生には夏期休暇や冬期休暇のようなまとまった休暇がありますが、社会人に1カ月以上の休暇期間はほとんどありません。
しかし、パソコン一台で全国どこにいてもできる仕事であれば、旅をしながら仕事をすることが可能ですよ。
①フリーエンジニア
システムエンジニアやインフラエンジニアは、パソコンとインターネット環境があれば場所を問わず仕事ができます。
会社員であれば、リモートとはいえ仕事場所が自宅と限定されていたり、出勤する必要があるケースも多いですが、企業に属さずフリーで仕事をするエンジニアであれば旅先の旅館やホテルで仕事をすることが可能です。
インフラエンジニアは理系、文系問わず誰でも挑戦しやすい職業です。こちらの記事で、実態を詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
未経験からインフラエンジニアになれる? 就職成功の秘訣も解説!
②WEBデザイナー
WEBデザイナーは、企業や個人から依頼を受け、WEBサイトのデザインを手掛けます。WEBデザイナーも、パソコンとインターネット環境があればどこでもできる仕事なので、旅をしながら滞在先で仕事を進めることができますよ。
- 募集要項にリモートワークが可能と書かれている会社で働けば、旅をしながらでも仕事ができるのでしょうか。
定期的に出社しなければならない可能性が高い
募集要項にリモートワーク可能と書かれていても、週に一度など決められた日に出社しなくてはいけない会社が多く、完全リモートの会社はまだ少ないのが現状です。
たとえば、私はクリエイティブ系の事務所を経営していますが、雇用形態はあえて業務委託のみとなっています。旅ではないのですが、地方や海外へ移住して働くスタッフもいて、そのような働き方がほかのスタッフへの良い刺激になっています。
旅をしながら仕事をしたいなら、フリーランスと正社員の間ともいえる、業務委託で働くのも選択肢の一つとして良いかもしれませんね。
あくまで仕事! 旅ができる仕事に就くときの留意点
あくまで仕事! 旅ができる仕事に就くときの留意点
- 純粋な気持ちで旅を楽しめなくなることもある
- 出張の移動時間は労働時間にみなされないこともある
- 移動先で観光ができるわけではない
ここまで紹介してきた旅好きを活かせる仕事や旅をしながらできる仕事は、一見楽しそうに思えるものの、あくまで仕事なので楽しいことばかりではありません。
また、旅好きだからこそデメリットに感じることが発生したり、就職後にミスマッチを感じてしまうことも。
ここでは、旅好きの人に向いてる仕事に就くときの留意点を紹介します。ここまで紹介した仕事の中で気になる仕事や就きたい仕事が見つかった人は、留意点を踏まえてミスマッチを起こさないように注意しましょう。
純粋な気持ちで旅を楽しめなくなることもある
好きなことを仕事にすると、公私の切り替えがうまくできなくなるケースがあります。
仕事で各地を旅していたり、顧客の旅行のプランを立てていると、プライベートで旅行をするとなったときも仕事と同じ動きをすることになり、特別感が薄れてしまうことがあるのです。
旅行会社の販売員やホテルのスタッフは、旅先で得た情報も仕事で知識として活かせることもあります。そこで人によっては、プライベートの時間に仕事のことを考えてしまうことになり、リラックスした気持ちで旅を楽しめなくなってしまったという人もいます。
仕事として旅の手配をするときは、自分がその旅の主人公ではないということを意識しておく必要があります。あくまでも旅をする人のサポートをする仕事になるため、仕事をしているときは自分より顧客のことを考えなければなりません。
出張の移動時間は労働時間にみなされないこともある
出張が多いと、業務の一環で遠方に行くことが可能です。
ただ、会社の出張のルールによって異なりますが、移動時間は労働時間にみなされない場合もあります。休日に移動しなければならないケースもあり、プライベートの時間が削られてしまうこともあるため注意が必要です。
私も出張の多い仕事をしていますが、逆に家にいる時間が短くなってしまい、日々の家事やプライベートの付き合い、行政関連の手続きが遅れてしまうなどの弊害も感じています。
出張の多い仕事に就くなら、ワークライフバランスに気を付けましょう。
移動先で観光ができるわけではない
ここまで移動をともなう仕事をたくさん紹介してきましたが、移動先で必ずしも観光ができるわけではありません。
移動先に宿泊する場合、翌日は出勤というケースが多いため、自由にできる時間は退勤後から翌日の出勤時間までのわずかな時間です。翌日の仕事に備えて身体を休める必要もあります。観光の時間が取れない場合もあるので留意してください。
旅をさらに楽しめる! 旅好きの人に向いてる仕事に役立つ資格
旅をさらに楽しめる! 旅好きの人に向いてる仕事に役立つ資格
- 世界遺産検定
- 地理関連の検定
- 外国語の資格
最後に、ここまで紹介してきた旅好きの人に向いてる仕事に就職するうえで役立つ資格を紹介します。就職で有利になる可能性があるだけでなく、資格の勉強をして知識を身に付けることで旅をさらに楽しめるようにもなりますよ。
世界遺産検定
世界遺産検定は、名称の通り世界遺産に関する知識を測る検定です。
世界遺産に認定されている場所は、観光地としても人が集まります。そのため、世界遺産に関する知識を身に付けることで、旅行プランを提案したり現地を案内する仕事で活かせるケースが多くあります。
地理関連の検定
旅行にかかわる仕事をするのであれば、地理に関する知識は欠かせません。顧客は行ったことがない土地や慣れない土地に行くにあたって、無事目的地までたどり着けるのかという点に大きな不安を抱えている場合がほとんどです。
販売員や添乗員として案内をするときに、顧客の出発地と目的地を聞いただけで位置関係がわかり、経路が思い浮かぶとスムーズに案内することができます。学生のうちから地理に関する知識を蓄えておくことがおすすめです。
外国語の資格
海外旅行の添乗員や海外出張が多い仕事に就くのであれば、現地の言葉を話せるのが理想的ですよね。英語に加え、日本には中国から訪れる外国人観光客も多いため、インバウンドに注力している旅行会社やホテル会社に勤めるのであれば中国語も大いに役立つでしょう。
また、アウトバウンドでは韓国旅行の流行が続いています。韓国のツアーの企画に注力した旅行会社も多いため、韓国語力が採否の鍵を握る場合もありますよ。
英語力が就活でプラスに作用する場面は多数あります。こちらの記事で詳しく解説しているので確認してくださいね。
英語力は就活への影響大! 求められるケースとレベルを徹底解説
TOEICは英語力を測る指標として、就活で評価基準の一つになることもあります。特に重視している業界や企業の特徴をこちらの記事で解説しているので確認してくださいね。
TOEICのスコアは就職活動に影響大! 目安の点数を大公開
アドバイザーコメント
横山 慶一
プロフィールを見る旅行客に満足してもらうために対人スキルを向上させよう
旅行好きの人が旅行会社などを目指す場合、顧客が旅行そのものを楽しんでもらうことが目的となるので、顧客に対するホスピタリティや対人関係が重要となってきます。
そのため日頃から、相手を不快にさせないマナーや、相手に喜んでもらえるような配慮に気を配り、良い対人関係を作ることを心掛けましょう。
出張が多い仕事では計画性や自立性が必要不可欠
また、出張などでいろいろなところへ行ける仕事で、旅好きという強みを活かすのは簡単ではありません。効率的にスケジュールを組み、自分の時間を作る計画性を身に付けておく必要があります。
出張の場合本来の仕事があるので、出張という機会を自分のためにどのように活用できるかが重要です。本業がおろそかになることは論外です。
旅行好きを活かすという視点では、旅先での人との交流を楽しむ社交的な性格を活かすことや顧客に楽しんでもらえるホスピタリティを身に付けておくことと、タイトなスケジュールをこなしていく計画性や自律性とともにプライベートと仕事を切り分ける主体性を身に付けておくことが強く求められます。
社会人になっても楽しく旅を続け自分らしく生きられる仕事を見つけよう
ここまで解説してきたとおり、旅好きを活かした職業はさまざまあります。
また、学生から社会人になると学生のときほど時間の融通は効かせにくいというケースがほとんどですが、休日が確保されている企業で働けば、社会人になっても趣味として旅を続けることは可能です。
旅好きといっても、必ずしも旅行に関係した仕事が向いてるとは限りません。交通系の仕事、出張が多い仕事、休みが多く取れる仕事というように、さまざまな観点から、自分らしく働ける仕事を見つけてくださいね。
アドバイザーコメント
若林 宏美
プロフィールを見る旅好きにとって楽しい仕事にも弊害となる面はあるので要チェック
前述しているとおり、私も出張の多い仕事をしています。具体的には雑誌の企画や取材、イベント企画やキャリアコンサルティングなどです。
特に旅行系の雑誌を長年手掛けていることもあり、日本中旅しているので、旅好きの学生からすると「いいな」と感じてもらえるかもしれませんね。
私も仕事をしながら旅をするのが大好きで、今の生活は幸せだなと思っています。中でも、行く先々で人々と一期一会の出会いがあることが最もうれしいです。
理想の働き方を実現するには地盤を固める必要も
一方では、出張のせいでプライベートの時間が削られることも多く、私的な用事の予定を組みづらいことも事実です。
フリーランスの友人は実家に住民票を置いて、日本中をキャンピングカーで巡りながら仕事をしています。しかし、そうした暮らしを実現するまでには仕事の地盤をしっかりと固めてからでないと、定期的に仕事を得るのは難しいとも言っていました。
先日訪れた奈良県天川村では、ワーケーションをする人に向けた施設を行政が運営していて、各地にワーケーションに対応した施設や設備も増えています。
以前より働き方が多様化したこともあり、旅をしながら働くというスタイルや、旅をしやすい職場環境などが増えていくかもしれませんね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事
Hiromi Wakabayashi〇女性や学生向けのキャリア講座、行政主催の就職フェアでのキャリア相談に従事。また、ライター経歴を活かし、各種サイトでキャリアについて考えている人に向けた記事を監修
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/インテグラルキャリア研究所所長
Keiichi Yokoyama〇20歳後半からカウンセリングの勉強を始め、キャリアに比重をおくコンサルティング、人材育成を企業内で推進。独立後は大学のキャリアセンターで学生の就職支援にもかかわる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細