Q
その他
男性
未経験ですが人材業界を目指していて、志望動機に悩んでいます。
現在、未経験から人材業界への転職を考えており、志望動機をどのように伝えれば良いか悩んでいます。これまでの職務経験が人材業界とは関係ないため、採用担当の方に熱意と適性が伝わるか不安です。
「人とかかわる仕事がしたい」という理由なのですが、それだけでは、説得力に欠けるのではないかと心配しています。実際、未経験からでも人材業界へ行くことはできるのでしょうか?
人材業界への強い志望動機や、新しい知識・スキルを習得する意欲を効果的に伝えるにはどうすれば良いのか教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
人材業界の仕事理解を深めて「なぜ人材なのか」を突き詰めよう
未経験から人材業界を目指される際、「人とかかわる仕事がしたい」という思いは非常に大切な出発点です。
ただ、おっしゃる通り、その思いだけでは熱意を伝えきるのが難しいため、もう一歩踏み込んだ自己分析と業界研究が鍵となります。
まずは、「なぜ人とかかわる仕事の中でも、特に人材業界なのか」を突き詰めてみましょう。
人材業界の仕事は、単に人と接するだけでなく、その人のまだ見えていない強みや弱み、将来のキャリアプランまで深く把握し、客観的な視点でその人に合う仕事をサポートするという、非常に専門的で責任の重い役割を担います。
熱意+過去の経験をどう活かすかでアピール! 学びたいスキルについても具体的に示そう
志望動機では、この人材業界の役割と自身の強みを結びつけることが重要です。
たとえば、「人のキャリアの岐路に立ち会い、その人の可能性を広げるサポートがしたい」という熱意を伝えたうえで、自身がこれまでに培ってきた「人の話を深く聞く力」や「客観的に物事を分析する力」が、どのようにその仕事で活かせると考えるのかを具体的に説明しましょう。
また、「新しい知識やスキルを習得する意欲」をアピールする際も、ただ「意欲があります」と伝えるだけでは不十分です。
「人材業界で活躍するためには、労働法規の知識や各業界の動向、キャリアカウンセリングのスキルなどが不可欠だと理解しています。それらの知識を積極的に学び、一日も早くプロフェッショナルとして貢献したい」というように、具体的に「何を学びたいのか」「それをどう活かしたいのか」まで明確に伝えることで、あなたの本気度と将来性がより一層伝わりますよ。
「人とかかわりたい」から一歩踏み込む! どの分野に興味があるのかまで伝えよう
未経験で人材業界を目指す場合、「人とかかわる仕事がしたい」という漠然とした理由だけでは不十分です。
なぜ数ある人とかかわる仕事のなかで人材業界なのか、そのなかでも企業の採用支援、求職者の転職支援、人材育成など、どの分野に特に関心があるのかを具体的に絞り込んで伝える必要があります。
たとえば、「人は置かれた環境によってパフォーマンスが大きく変わるため、一人ひとりが輝ける適材適所の実現を手伝いたい」といった志望動機が考えられるでしょう。
人材業界に関係する資格の取得や書籍を読んでおくことで本気度を示そう
もちろん、企業への斡旋や派遣業など、事業内容によって実際の仕事は変わりますが、人の適性を見抜くスキルが求められる点は共通しています。そのため、意欲を行動で示すことも有効です。
たとえば、キャリアコンサルタントの資格取得に向けて勉強を始めている、といった姿勢を見せることで、本気度を伝えることができます。
関連する書籍や雑誌に目を通しておくことも、熱意のアピールにつながるでしょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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