この記事のまとめ
- ペットショップの志望動機は3つのステップで作成可能
- スキルや経験別のペットショップの志望動機例文10選を紹介
- コツを理解してほかの学生と差別化できる志望動機を作成しよう
ペットショップの店員になりたいと思って志望動機作成を考えても、ペットにかかわる経験が必須なのか、関係ないエピソードでも問題ないのか悩む人はいるのではないでしょうか。特に、動物が好きなもののペットを飼った経験がない人だと、採用してもらえるのか不安になる人もいますよね。
たしかにペットショップの志望動機は動物に関するエピソードを書く人が多いですが、動物にかかわった経験が少ない人でも、企業に求められる人物像に適していれば採用される可能性があります。
この記事では、ペットショップの志望動機の書き方をキャリアコンサルタントの板谷さん、吉野さん、桒田さんと一緒に解説します。採用担当者の心に残る志望動機の書き方を理解して、ペットショップへの入社を目指しましょう。
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ペットショップの志望動機は動物に関係するエピソードで採用担当者の印象に残ろう
ペットショップの志望動機を書くときは、動物に関するエピソードがあれば率先的に記載しましょう。記載するエピソードは、家族で飼っていたペットの話やアルバイトで動物にかかわった経験などがおすすめです。
しかし、動物とかかわった経験をどのように志望動機に書けば採用担当者の興味を引けるのか、悩む人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、前半でペットショップの志望動機を書く3つのステップや、ペットショップの志望動機の例文を解説します。志望動機の書き方自体を理解して、自分の経験をどのように伝えるかイメージしましょう。
そして記事の後半では、ペットショップの志望動機を書くコツや働くやりがいを解説します。記事を最後まで読むと、ほかの学生とは印象の異なる志望動機の書き方がわかります。
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まずは書き方をチェック! ペットショップの志望動機は3ステップで完成
ペットショップの志望動機は3ステップで完成
- ペットショップを志望する理由を結論ファーストで書く
- 志望理由を裏付けるエピソードを添える
- 入社後はどのような形でペットとかかわりたいかでまとめる
ペットショップの志望動機を書くときは、「結論・結論を裏付ける具体的なエピソード・将来の展望」に分けて内容を考えましょう。それぞれのステップを作り込むことで、内容につながりがあり、説得力のある志望動機が作成できます。
この章では、ペットショップの志望動機を書くときのステップを3つに分けて解説します。一つずつ進めて自分の志望動機の流れを決めましょう。
志望動機の作り方は、以下の記事でも詳しく解説しています。ほかの業界の志望動機も見てみたいという人は、こちらも併せて確認してみてください。
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ステップ①ペットショップを志望する理由を結論ファーストで書く
ペットショップの志望動機を書くときは、自分がなぜペットショップに勤めたいと考えているのかがわかる内容を初めに書きましょう。たとえば、「命を預かる大切な仕事に携わりたい」「動物と家族を引き合わせるお手伝いがしたい」などです。
結論ファーストで志望動機を書き始めることで、採用担当者は学生が何を言いたいのか理解しやすくなります。逆に、結論を後に回してしまうと、話の終着点が理解できず、エピソードの内容に集中できない可能性があるのです。
もし採用担当者の印象に残る志望動機が作れないと感じるときは、自己分析を通して自分がなぜ動物関係の仕事でもペットショップが良いのかを改めて考えましょう。内容のインパクトではなく、あなたの考えや価値観が伝わるかどうかという判断軸で理由をまとめてみてくださいね。
今までの経験の中で心に残った志望動機は動物看護師の志望動機で、「私の心の支えになってくれたペットに恩返しがしたい」というものです。
両親が離婚したり、友達との関係で心が折れそうになったりしたときも、ペットがいたから道を外さずここまで来られたことに感謝しているという内容でした。このような学生の思いの強さが伝わってくる内容は、面接官の印象にも残りやすいかもしれません。
志望動機を書くときの自己分析のやり方に悩んだときは、以下の記事を参考にするのがおすすめです。ノートで網羅的に振り返る方法を紹介しています。
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ステップ②志望理由を裏付けるエピソードを添える
ペットショップの志望動機を裏付けるエピソードは、なるべく動物に関係するものを選ぶと働いてからのイメージを持ってもらいやすく、採用担当者の印象に残る可能性が上がります。
たとえば、志望する企業の理念が「ペットの健康や安全への配慮」であれば、自身のペットが病気になった経験をもとにしたエピソードだと内容につながりが出て、説得力が増します。
同じペットショップでも目指す将来や大切にしている内容は異なるため、志望企業に合わせたエピソードを考えましょう。
ステップ③入社後はどのような形でペットとかかわりたいかでまとめる
志望動機の最後は、ペットショップに入社した後、自分がどのように活躍したいのかでまとめましょう。最後に入社後の展望を伝えて、採用担当者に一緒に働きたい人材と思ってもらえれば、選考突破できる確率は高まります。
また、将来の展望が記載されていない志望動機だと、採用担当者は学生が入社後に何がしたいのか理解できず、自社とのマッチ度が見極められません。志望先でなければいけないという気持ちが伝わらず、他社でも良いと認識されれば、不採用になる可能性もあるのです。
ただ、働き始める前だと、実際どのような将来の展望を書けば良いのか理解できず、志望動機が完成しない人もいるのではないでしょうか。こちらの記事では志望動機を締めくくる言葉について解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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作成時の参考にしよう! ペットショップの志望動機例文10選

ペットショップの志望動機は、大まかに3つの種類に分かれます。実際にペット関係のアルバイトをしていた経験や、ペットに直結する経験があるのかに合わせて、志望動機の方向性を決めましょう。
ここからは、ペットショップの志望動機例文を3つのパターンに分けて解説します。自分が当てはまる例文を探して、作成時に役立ててください。
ペット関係の業務経験やスキルがある場合の例文4選
ペット関係の業務経験やスキルがある場合の例文4選
ペット関係の業務経験やスキルがある場合の志望動機は、実際に働いた経験がある人と、勉強を通して必要な知識を身に付けた人で分かれます。自分がどちらに分類されるのかを考えると、志望動機作成がスムーズになるのです。
ペット関係の業務経験やスキルがある場合は、具体的にどのような経験や知識を持っているのか伝えると、働いてから企業にどのような貢献できるのか伝わりやすくなります。
ここでは、ペット関係の業務経験やスキルがある場合の例文を4つ解説します。自分に近い内容があれば、ぜひ志望動機作成の参考にしてください。
①ペット関係の学校で学んだ知識をアピールする志望動機例文
学生時代からペットショップに勤めたいと考えて、在学中から動物について学んでいた人もいるのではないでしょうか。その場合は、学校で得た知識を伝えることで、自分の志望度の高さをアピールしてみてください。
ペット関係の学校で学んだ知識をアピールする志望動機例文
私が貴社を志望した理由は、学校で学んだ犬のしつけの技術を活かせると感じたからです。
私は学生時代に家庭犬のしつけ方法を学んでおり、実際に友人宅の犬のしつけも任せてもらいました。しつけ時は友人の許可のもとチョークチェーンを使用し、犬にストレスがかかりすぎないよう適宜休憩を入れつつしつけを実施しました。
その結果、友人宅の犬は散歩の途中に飼い主を引っ張ってしまうことがなくなり、とても感謝してもらえました。
貴社では動物を購入した顧客とのかかわりを重要視しており、一般スタッフでも顧客がしつけに悩んでいるときにLINEで相談できるサービスを提供しています。入社後もこの経験を活かし、顧客がしつけに悩んだとき的確なアドバイスをして、信頼を獲得できるスタッフになりたいと考えています。
企業の特徴である顧客とのかかわりを重要視していることを理解したうえで、学生時代の家庭犬のしつけの経験を活かしたい点を伝えている部分が具体的で良いところです。取り組みのなかで大変だったことを盛り込むと、さらに良くなるでしょう。
②アルバイトの経験を活かす志望動機例文
アルバイトでペットショップに勤めていた人は、ぜひその経験を志望動機で伝えてください。実際に働いていたときのやりがいや、逆に大変だったことなどをエピソードに盛り込むことで、厳しい面の働くイメージを持ったうえで志望しているということが伝わりやすくなるでしょう。
アルバイトの経験を活かす志望動機例文
私が貴社を志望した理由は、アルバイトでペットショップに勤めた経験を活かせると感じたからです。
私は幼少期から動物が好きで、在学中はアルバイトでペットショップに勤めていました。アルバイト先ではおもに動物の世話や販売商品の管理を任せてられており、新商品が出たときはポップの作成をおこなっていました。
私の店舗はショッピングセンターに入っていたため、休日は人が多くスタッフが商品説明に回ることが難しかったです。そのため、私は取り扱っているペットフードの特徴をまとめた早見表を作りポップとして掲示しました。
ポップを掲示することでスタッフに質問する人が減り、同時にご自身でフードを選んでそのままレジに並んでくださる方が増え、業務内容改善につながりました。
貴社では、ペットに合わせたフードが購入できるよう、周辺商品を豊富に取りそろえていることが魅力だと考えています。私が貴社に入社させていただいた際はこの経験を活かし、豊富な商品から顧客ご自身で商品選びがしやすい環境を整えたいと考えています。
サービスの効率性や業務改善について意識できている点が良いですね。サービスの効率性や業務改善は、どの小売サービス業においても重要なテーマです。
応募先企業が今後特に力を入れていく分野を調査し、それに沿ったアピールを加えると、さらに魅力的になるでしょう。
接客業経験を活かして志望動機を作成する方法は、以下の記事でも解説しています。
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③インターン経験をアピールする志望動機例文
インターンシップでペット関連の業務を担当したことがある人は、その経験を伝えると業界への知識が多少はあるというアピールにつながります。新卒採用はポテンシャル採用と言われますが、知識があるに越したことはないので、自分が業務についてどれくらい理解できているのかを具体的に伝えてみてください。
インターン経験をアピールする志望動機例文
私が貴社を志望したのは、新人でも関係なく、個々人の意見を尊重するという企業理念に共感したからです。
私は在学中に半年ほどインターンでペットショップに勤めており、そこでは販売商品の陳列やペットの世話を任せられていました。ペットの世話はやりがいがありましたが、個体によっては噛みつきぐせが治らず怪我をすることも多かったです。
そこで私は、ペットの世話がスムーズに進むようペットグローブの導入を提案しました。候補のペットグローブを事前に調べ、特徴を比較検討することで、上長にも納得してもらえ、用意してもらうことができました。
貴社はペット業界のなかでも働きやすい企業作りを意識しており、新人の意見をしっかり聞ける体制を整えている点が魅力です。私が貴社に入社させていただいた際はこの経験を活かし、業務改善だけでなく、上司に納得してもらえる提案ができる人材になりたいと考えています。
ペット関連の企業でなくても、インターンに参加したことで得られる経験は志望動機に活かせることがあります。
接客や同僚との協力の仕方など、仕事への取り組み方を学んだ際のエピソードを取り入れてみましょう。
まだインターンに参加した経験がない人は、こちらの記事がおすすめです。就職活動におけるインターンの重要性を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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④持っている資格をアピールする志望動機例文
ペットショップへの就職を目指して資格を取得した人は、志望動機で伝えることで志望度の高さを理解してもらいやすくります。どのような点に苦労したのか、そしてその状況をどうやって乗り越えたのかというエピソードを交えて伝えましょう。
持っている資格をアピールする志望動機例文
私が貴社を志望した理由は、在学中に取得したペットフード販売士の資格が活かせると感じたからです。
私は高校時代から動物に関係する仕事に就きたいと考えており、なかでも愛犬と出会わせてくれたペットショップに勤めて、同じように家族を探している人の手助けがしたいと考えておりました。
私の家では愛犬のご飯を自作していましたが、調べるとペットフードには動物に最適な栄養素が入ってると理解でき、個々で特徴が違うこともわかりました。
私は愛犬にきちんと栄養があるものを与えたいと考えたため、ペットフード販売士の資格を取得し、基礎的な栄養学やペットフードの正しい保管方法などの知識を身に付けました。
貴社では、自社開発のペットフードも取り扱っており、なかでも〇〇という商品は栄養バランスだけでなく動物の食べやすさにも着目して作られていて、とても感銘を受けました。
貴社に入社させていただいた際はこの経験を活かし、貴社のフードの良さを顧客に伝えていける人材になりたいと考えています。
ペットショップに勤めたい背景について、個人的なエピソードとともにわかりやすく示されていますし、ペットフード販売士資格を取得する理由に関しても伝わります。
最後の結びの一文で「ペットへの健康への配慮」といった、フードの良さに具体的な側面を盛り込むとさらに良くなります。
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ペットショップに活かせる強みをアピールする場合の例文2選
ペットショップに活かせる強みをアピールする場合の例文2選
実際にペットショップに関係する仕事に勤めた経験や取得した資格がなくても、志望動機からペットショップで活躍できるイメージを持ってもらうことは可能です。アルバイトやゼミの経験から、ペットショップで役立ちそうな強みを見つけましょう。
ペットショップは命を預かる仕事のため、動物が体調を崩したときに臨機応変に対応できる力や、命を預かる責任感が求められる場合が多いです。ただ「動物が好き」という気持ちを伝えるのではなく、働き始めてから戦力になる印象を持ってもらえる内容を意識しましょう。
ここからは、志望動機でペットショップに活かせる強みをアピールする例文を解説します。ペットに関係するエピソードでなくても自分を魅力的に見せる方法を知って、選考突破を目指しましょう。
①臨機応変さをアピールする例文
ペットショップは命を扱う仕事のため、体調不良や怪我があれば迅速な対応を求められます。そのため、臨機応変に対応できる旨をアピールして、採用担当者の印象にプラスの印象を持ってもらえるような内容を意識しましょう。
臨機応変さをアピールする例文
私が貴社を志望した理由は、「人もペットも過ごしやすい社会」という企業理念に共感したからです。
私は大学のサッカーサークルに所属していて、大会への出場経験もあります。ポジションはサイドバックでしたが、ある大会の1カ月前にセンターバックの選手が怪我をしてしまいました。
センターバックにはベンチの選手がいなかったため、私が代わりに務めることになり、今まで対戦した他校のセンターバックの選手へ連絡をとり、試合での役割や動き方を実際に教えてもらいました。
その結果大会では大きな失点を出さずに済み、入賞をはたすことができました。
貴社では、スタッフの急な休みが起きても業務に支障を出さないよう、スタッフの能力を一律に教育することに力をおいていると伺いました。貴社に入社後もこの経験を活かし、普段担当しない業務でも、忙しいときや有事に対応できるような人材になりたいと考えています。
臨機応変さを就活でアピールするときは、採用担当者がなぜこの強みを魅力的に感じるのかまで理解しておきましょう。こちらの記事では臨機応変さを就活でアピールする方法を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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例文8選|「臨機応変に対応する力」の自己PRを作る4ステップ
臨機応変に対応する力は、仕事において大変評価される強みです。そのため、自己PRでその良さをしっかり伝えましょう。記事では、キャリアコンサルタントが臨機応変の自己PRの作り方、伝え方を解説します。
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②責任感をアピールする例文
ペットショップは動物の命を預かる仕事のため、責任感がない人には務まりません。志望動機を通して責任感をアピールできれば、実際に入社してからも業務を真面目におこなってくれる印象を採用担当者に持ってもらえる可能性が高まります。
ペットショップにおいて「責任感」が必要になる場面を具体的にイメージして、志望動機を作成しましょう。
責任感をアピールする例文
私が貴社を志望した理由は、一人ひとりが責任持って動物と向き合うという企業理念に感銘を受けたからです。
私はアルバイトでカフェに勤めていましたが、業務を分担することが多く、特に私は勤務歴の長さからレジ締めを任せられることが多かったです。忙しかった日のレジ締めを担当した際、レジ金が10,000円合わなかった日があります。
店長からは退勤の時間だから上がって良いと指示されましたが、私は任せられた業務を完遂したいと考えていたため、昼の中間レジ合わせのデータから確認しなおし、その結果昼の段階から誤差が出ており、結果としてプラスマイナスはゼロだったことが発覚しました。
この経験から、責任を持って業務にあたる大切さを学びました。
貴社では、一人ひとりが責任とやりがいを持って働けるよう、役職を細分化し入社してすぐにも役割が与えられる点が特徴です。
貴社に入社させていただいた際は、私も責任を持って業務にあたり、顧客に継続的に来店してもらえるような店舗作りに尽力したいと考えています。
ペットショップには「生体」という唯一無二の商品を扱う側面と、どのような仕事にも共通する社会的責任の重要性の両方が大切です。
志望動機を考える場合は、自分が責任感のない仕事をした場合、どのようなトラブルが起こるのかを想像し、その対策を具体的に書いてみましょう。
就職活動で責任感をアピールするときは、かえってマイナスな印象にならないよう注意が必要です。こちらの記事では責任感のアピール方法を解説しているため、併せてチェックしましょう。
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責任感の自己PRは安易に使用すると高評価を得られません。注意点を踏まえて内容を考える必要があります。この記事では仕事で求められる責任感か見極める基準や自己PRでアピールする方法、周囲と差別化するコツをキャリアコンサルタントが解説します。
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(人材業界の場合)
ペットショップに直結する経験がない場合の例文4選
ペットショップに直結する経験がない場合の例文4選
ペットショップに直結する経験がないときは、企業の特徴や在学中に得た経験で役立つものをアピールすることで、働いてから企業に貢献できるのかを判断してもらえます。ゼミやサークルで動物とかかわった経験がある人は、積極的にエピソードに加えましょう。
ペットショップに携わった経験がなくても、企業や動物関係の仕事への理解度を高めておけば、選考突破は十分にありえます。
この章では、ペットショップに直結する経験がない場合の志望動機例文を4つ紹介します。自分の経験をどのように伝えるのかを考え、志望動機を作成しましょう。
①企業理念への共感をアピールする志望動機例文
同じペット業界にある企業でも、企業理念は会社によって異なるため、差別化しやすいポイントです。企業理念を志望動機で伝えることにより、企業研究をしっかりしていることを採用担当者に伝えられます。
企業理念への共感をアピールする志望動機例文
私が貴社を志望した理由は、飼い主が安心して預けられるペットホテルが併設されている点に感銘を受けたからです。
私は、学生時代に動物と過ごせる老人ホームでボランティア活動に参加しました。現場では利用者さんの飼っている犬の散歩を任せられ、複数の犬を同時に散歩させていました。散歩の後は利用者さんにペットの様子を報告すると、とても嬉しそうに話を聞いてくれたことを覚えています。
この経験からペットと人のつながりを理解でき、動物関係の仕事でも飼い主とペットの関係をサポートできる仕事に就きたいと感じました。
貴社ではペットショップだけでなく、ペットホテルも運営しています。ペットホテルには動物ごとにカメラを設置し、預けている間の様子がアプリで確認できるように配慮されている点が魅力です。
私が貴社に入社させていただいた際も、カメラでは伝わらないペットの様子を飼い主さんへ共有し、信頼関係の築ける人材になりたいと考えています。
志望動機に企業理念を紐づける場合は、理念として掲げているだけでなく、それをどう体現しているか実例を引き合いに出すと、具体的でわかりやすく伝えることができます。
〇〇を実現している点に共感した、感銘を受けたといった例と自身の経験談を結びつけて語れるとさらに良いでしょう。
②動物とのかかわりをアピールする志望動機例文
動物とかかわった経験がある場合は、ペット関連でなくても伝えることがおすすめです。身近に動物がいたとわかれば、動物の扱い方の基礎的な部分を理解していると判断され、採用担当者に良い印象を持たれる可能性が高まりますよ。
動物とのかかわりをアピールする志望動機例文
私が貴社を志望した理由は、社長とも身近に話せるため、新入社員でも気軽に新しい提案ができる社風に魅力を感じたからです。
私は学生時代に猫カフェに勤めており、猫の世話や接客を担当していました。猫カフェの猫は人間に慣れていますが、来たばかりのお客さんだと撫でさせてくれない場合も多くあります。
そのため、私は来店した顧客が楽しめるよう、猫を抱っこして巡回するサービスを提供しました。
慣れたスタッフが抱っこした状態であれば、ほかの顧客に触られても逃げることが少なく、猫に触れたい人も楽しむことができました。
その結果、アンケートにもサービスがとても良く満足できたという声があり、リピーターが増えました。
貴社では、顧客満足度を高めるためのサービス向上に努めており、上長の納得いく理由があれば新入社員の意見を採用する風通しの良い社風だと伺いました。
私が貴社に入社させていただいた際はこの経験を活かし、顧客が再来店したいと思える店舗作りにつながる提案をしていきたいと考えています。
ペットショップでは、動物とのかかわりはもちろん、顧客である飼い主とのコミュニケーションも必要不可欠です。
顧客対応スキルにまつわる過去のエピソードとともにアピールすることは、コミュニケーションをアピールする際に差別化につながるでしょう。
志望動機に社風を選ぶ場合は、ただ伝えるとありきたりな内容になる可能性があります。こちらの記事では社風を志望動機で伝えるときの注意点を解説しているため、併せてチェックしましょう。
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責任感の自己PRは要注意! 失敗例と絶対響く6例文で徹底差別化
責任感の自己PRは安易に使用すると高評価を得られません。注意点を踏まえて内容を考える必要があります。この記事では仕事で求められる責任感か見極める基準や自己PRでアピールする方法、周囲と差別化するコツをキャリアコンサルタントが解説します。
記事を読む

③サークルでの経験をアピールする志望動機例文
学校によっては、サークル活動で動物にかかわった人もいるのではないでしょうか。仕事に直結する場面でも、動物にかかわった経験があれば伝えて、採用担当者に動物への興味関心を伝えましょう。
サークルでの経験をアピールする志望動機例文
私が貴社を志望したのは、貴社の企業理念である「動物とのかかわりで豊かになる生活」に共感したからです。
私は大学のサークル活動で、ハムスターやモルモットなどの小動物を世話するサークルに所属しておりました。
もともとは世話をすることがメインのサークルでしたが、地域とのつながりを作りたいと感じ、周辺の保育園や幼稚園と連携をとり、出張動物園として世話をしている動物と子どもが触れ合える活動もおこなっていました。
子どもたちが安全に動物と触れ合えるように事前説明を練習したり、当日も子ども達が動物の嫌がることをしないよう目を光らせたりして、イベントを無事に終わらせることができました。この経験から、人と動物のかかわりを増やすと、人の笑顔につながるとわかりました。
貴社では、ペットを家族として初めて迎える人でも安心できるようLINE相談や事前説明の実施に注力しています。
私も貴社に入社させていただいた際はこの経験を活かし、顧客が笑顔で動物を迎えられるよう、わかりやすい飼育方法の説明や疑問へなるべく早く答えるスタッフになりたいと考えています。
④ゼミの経験をアピールする志望動機例文
動植物に関する大学だと、ゼミの活動でも動物関係のものが用意されている場合もあります。ゼミの研究が動物関係だった場合は、その点をアピールすることで採用担当者に動物とのかかわりを理解してもらえ、印象に残せる確率が高まりますよ。
ゼミの経験をアピールする志望動機例文
私が貴社を志望した理由は、大学のゼミで学んだ鳥類の知識を活かせると感じたからです。
私は大学のゼミで鳥類の行動を研究していました。鳥類は撫でるときの手の角度や出し方で攻撃するかが変わるため、ストレスを感じさせないアプローチ方法を研究していました。
さらにゼミでは文鳥を飼育していたため、餌場の位置を変えたりケージ自体の場所を変えたりすることで、文鳥のストレスを減らしたりすることで、現在は攻撃されることが減り、お互いに良い距離感で接することができていると感じています。
貴社では、さまざまなペットショップを展開していますが、鳥類や犬猫、爬虫類などが分かれて販売されています。入社後もこの経験を活かし、顧客へ鳥類を飼育するうえで有益な情報を伝えられるスタッフになりたいと考えています
店舗運営にはチームワークが欠かせないため、仲間と力を合わせて活動した経験は、志望動機でも積極的に伝えるようにしましょう。
たとえば、学生生活のなかで「報告・連絡・相談」を実践し、習慣化したことは、仕事においても活かせるスキルなのでおすすめです。
就活のプロが解説! ペットショップの志望動機で他者と差別化するコツ
ペットショップの志望動機を書きたいと思っても、ペットに関するエピソードや動物に興味を持った経験だと、ほかの学生と被ってしまわないか心配に思う人もいるのではないでしょうか。採用担当者の印象に残るには、自分ならではのエピソードを伝える必要があります。
そこでこの章では、ペットショップの志望動機で他者と差別化するコツをキャリアコンサルタントの板谷さんに解説してもらいます。自分の経験をどのように工夫するのか理解して、魅力的な志望動機を作成しましょう。
アドバイザーコメント
板谷 侑香里
プロフィールを見るペットショップに役立つ資格やエピソードがないか振り返ろう
ペットショップでの志望動機では、動物が好きだという気持ちは前提ですよね。
差別化を図るためには、例文で紹介してきた観点を参考にしながら、動物に関する資格や学生時代に学んだ経験、アルバイトなどの経験を盛り込みましょう。
動物だけでなく、飼い主である人間とのコミュニケーションを図ることも大切なため、コミュニケーションに関するエピソードを志望動機に盛り込んでみましょう。
実際にペットショップに足を運んで雰囲気を観察することもおすすめ
また、ペットショップは大切な動物の命を扱う仕事でもあります。採用側の視点としても、世界観が合って一緒に働きたいと思えるような人を採用するのではないでしょうか。
スタッフの働いている様子を観察して感じたことや、自分自身が将来どのように働くかを思い描きながら志望動機を書くことで、より具体的な内容を書くことができます。その結果、志望度が高いことをアピールできるのではないでしょうか。
採用ルート別のポイントも! ペットショップの志望動機作成のコツ
ペットショップに正社員として入社するには、アルバイトから正社員になるのを目指す方法と、新卒として企業に応募する方法に分かれます。それぞれの志望動機の作り方は異なるため、違いを理解したうえで作成しましょう。
ここからは、採用ルート別に、ペットショップの志望動機を作成するコツを解説します。自分がどちらのルートを選ぶのか決めたら、その内容に合わせた志望動機を作り込みましょう。
アルバイトから正社員を目指す場合
アルバイトとして正社員を目指す場合は、正社員として企業に入社するよりも、ハードルは低くなることが多いです。アルバイトの志望動機の段階で将来的に正社員を目指していることを伝えられると、採用担当者に長く働く気持ちがあるとアピールできます。
人によっては、一つのアルバイトに長く勤めない可能性もありますが、企業は一人の社員を一人前にするだけでも時間やコストがかかるため、採用担当者としてはなるべく長く勤めてくれる人材を採用したいと考えています。
ペットショップは、動物の命を預かるとても大切な仕事の一つです。だからこそ、アルバイトをしているからと思って気を抜かず、将来の展望まで含めて長く働きたいという意思を伝える志望動機を作成しましょう。
正社員を目指して志望動機を書くときは、アルバイトと正社員の立場やレベルの違いをきちんと理解していることが伝わることが大事です。
正社員としてどのように貢献したいのか、いままでと違うポイントを意識的に具体化して明確に述べましょう。
最初から正社員に応募する場合
最初から企業の正社員を目指す場合は、多くの候補者のなかから自分が採用人数に入るよう、採用担当者の印象に残る志望動機の作成を意識しましょう。ペットショップの業務を経験した場合や、学校や資格勉強で動物に関する知識を身に付けた場合は、率先的に伝えるとアピールポイントになります。
また、正社員としてペットショップのスタッフを目指す場合は、自分がなりたい職種を明確にしましょう。どの職種にも動物の世話は必要とされますが、トリミングがしたいのか、将来的には店長として店舗を任せてもらいたいのかによって、アピールするべき内容は変わってきます。
入社後に自分がどのようなキャリアをかなえたいのかも、志望動機の最後に盛り込みましょう。
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志望動機を書く前に理解を深めよう! ペットショップの仕事内容
ペットショップの仕事内容
ペットショップの仕事は顧客が動物を迎えるためのサポート以外にも、預かり動物へのサービスや事務作業など見えない業務が複数あります。どのような業務があるのか理解しておくと、入社後のミスマッチを避けられるだけでなく、志望動機の内容にも具体性を持たせられるのです。
ここでは、ペットショップの仕事内容を6つ解説します。ペットショップはどれか一つをやれば良いというわけではないため、自分が任せられる可能性を考えながら、仕事への理解を深めましょう。
接客・販売
ペットショップに勤めると、顧客がペットを家族として迎えるまでの接客、販売業務が必ず発生します。顧客が求める動物の種類を理解したうえで、特徴や飼育方法を伝える必要があるのです。
また、ペットショップには、犬猫だけではなく爬虫類やフェレットなど人によってはなじみの薄い動物も取り扱われている可能性があります。その動物に合わせたケージや必要なペット用品を案内することで、顧客が安心してペットを迎える準備が整います。
ペットショップは命を預かる仕事だからこそ、スタッフの対応次第で顧客が購入するか決める場合も少なくありません。飼育後に顧客が相談に来る場合も多いため、一期一会ではなく、長い信頼関係を築ける接客が求められます。
動物は好きだけど接客業が苦手で、ペットショップを目指すのは難しいと思う人もいるのではないでしょうか。こちらの記事では接客業が向いていない人の特徴を解説しているため、自分が本当に向いていないのかの判断材料にしましょう。
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- 接客業にはコミュニケーション能力が必要なイメージがありますが、ペットショップではどのようなコミュニケーション能力が求められますか?
飼い主の状況を理解して適格な助言をおこなう能力が必要
ペットを迎え入れる住環境は、飼い主によってさまざまです。ペットは生き物のため、購入後も成長し、環境や状況が変化していきます。
数年後にどのような問題が起こり得るか、その際に必要な注意、飼い主希望者自身がまだ気付ていないこともあるでしょう。
そのため、ペットショップでは丁寧なヒアリングや的確な提案、ときには適切なアドバイスをするコミュニケーション能力が求められます。
ただ一方的に聞くだけ・話すだけではなく、双方向のコミュニケーションを意識することが大切です。
販売商品の仕入れ・品出し
ペットショップには動物だけでなく、その動物が生活するためのケージやペットフードが一緒に販売されています。商品が顧客に購入された場合は、足りない分を発注したり、店頭に品出ししたりする必要が出てきます。
さらには、同じ動物向けの商品が複数あるなら、違いを理解して顧客に説明できるようになる必要もあるのです。また、複数の商品から顧客の目に留まるよう、ポップを作成するケースもあります。
これらの業務は日々発生するもののため、手が空いたタイミングでおこなうよう意識しておかねばなりません。毎日同じ業務をすることに苦手意識がある人は、確認するタイミングを決めておくと働きやすくなります。
商品・店舗管理
ペットショップでは、ケージやフード以外にも、ペット用の衣服やおもちゃなど数多くの商品を取り扱います。取り扱っている動物の種類が多い店舗ほど、店内にある商品の数が増えてきて、管理は大変になっていくのです。
しかし、ペットショップのスタッフとして働く場合は、多くの商品があっても管理することが求められます。現在自分のショップにどのような商品があるのか理解して、類似の商品の入荷を避けたり、逆に入れ替えたりすることも必要です。
また、顧客が来店したときに不快感を与えないような店舗管理も重要です。動物がいるからといって、清潔感のない店舗では顧客は信用できません。ペットショップに勤めたら、清掃や消毒などの店舗管理業務も必要になります。
ペットショップで必要な商品・店舗管理では、ペットフードやおやつの賞味期限に合わせ、回転率を考慮した発注や賞味期限間近な商品の対応があげられます。また、ペットの健康状態の観察やにおいなどの、衛生状態の管理も大切です。
動物の世話
ペットショップには常に販売用の動物がいるため、それらの世話が業務に含まれます。決められた時間の食事を与えたり、排泄物があれば処理したりします。さらに、調子が悪い個体がいれば、獣医にかかる必要もあるのです。
また、動物によっては爪切りやブラッシングの必要も出てくるため、ペットに直接触れる可能性も多くあります。場合によっては、動物が暴れて怪我をする場合もあります。
動物は人間とは違い言葉を話せないからこそ、自分がショップのスタッフとして勤めたら面倒見良く世話をする必要が出てきます。また、ショップ全体の動物の世話を求められる可能性も高く、「この動物だけ世話したい」という気持ちは持たないでおくと安心です。
預かり動物のトリミング・エステ
ペットショップによっては、動物や周辺グッズの販売だけでなく、顧客のペットを預かり、トリミング・エステなどを実施しているケースもあります。トリミング・エステは信頼関係が築ければ継続的な収入になるため、顧客に満足してもらうためにはどのような対応が求められるのか考える必要があるのです。
トリミングでは、トリマーと呼ばれる動物専門の美容師が毛並みを整えたり耳の掃除をしたりします。飼い主ではケアの難しい部位も任せられるため、定期的に利用する顧客は多いです。
また、ペットショップではトリミングと一緒に皮膚や被毛のケアができるハーブパックをサービスとしている場合もあります。トリマーでなくても、顧客がサービスの詳細を確認したいときは、説明できる知識が求められます。
トリミング・エステの仕事では、実際にペットに触れてケアをするため、少しの手元の迷いが大きな怪我や事故につながる可能性があります。
そのため、ペットと信頼関係を築きつつ動きを制御できるスキルを持ち、飼い主にも的確に接してケアの説明をおこなえる能力を持ち合わせている人が求められます。
動物にかかわる専門職としては、トリマーのほかに獣医も挙げられます。「動物病院=獣医」というイメージがあるかもしれませんが、それ以外にも職種があるので、動物病院への就職も気になっている人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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事務作業
ペットショップでは、ショップごとの売り上げや商品の在庫管理などで事務手数料が発生します。そのため、パソコンやタブレットを使った業務を求められる可能性も理解しておきましょう。
特に、チェーン店のペットショップの場合、毎日売り上げや特記事項がなかったか、本社に報告メールを送る可能性があります。売り上げの記載は店の評価にもつながるため、細かな仕事ですが丁寧に対応することは欠かせません。
ペットショップ店員では簡単なExcelやWordの操作を求められる可能性もあるため、パソコンのスキルに心配がある人は、学生のうちに少し勉強しておくのもおすすめです。ただ、難しい操作は求められず、文字入力ができれば良い場合もあるため、志望する企業に必要とされるスキルを確認しましょう。
店舗運営では、事務仕事は欠かせないです。特に正社員を目指すなら、興味がないからといって事務仕事を避けることはできません。
「未知の業務にも積極的に挑戦します」という前向きな姿勢を伝えると、好印象を持たれるでしょう。
作成が進まないときは! ペットショップの志望動機を書くコツ
ペットショップの志望動機を書くコツ
- 動物が好きだけをアピールポイントにしない
- 志望動機に書くエピソードは動物に関係するものを用意する
- 動物に関係するエピソードがないときは求められる人物像に沿って作成する
- ペットショップのホームページ(HP)や企業のコーポレートサイトで特徴を理解する
ペットショップでの業務内容へ理解が深まり、自分のやりたい仕事が明確になっても、志望動機の作成が進まず悩む人もいるのではないでしょうか。一度書いたとしても、内容に納得いかなければ、履歴書が完成できない場合もあります。
この章では、ペットショップの志望動機を書くコツについて解説します。自分がなぜつまずいているのかを明確にして、作成再開を目指しましょう。
また、志望動機がなかなか作成できないときは、下記のQ&Aコンテンツを参考にしてみるのもおすすめです。
動物が好きだけをアピールポイントにしない
ペットショップを志す人の多くは、動物が好きという気持ちを持っていることが多いです。だからこそ、アピールポイントを「動物が好き」にしてしまうと、ほかの学生と差別化が難しく、採用担当者の目を引く志望動機にするのは難しくなります。
そのため、動物が好きという気持ちは大前提として、以下の流れで志望動機の内容を深掘りしましょう。
動物が好きという志望動機を深掘りする方法
- なぜ動物が好きなのか
- 動物関係の仕事がしたいと思った理由
- そのなかでもなぜペットショップなのか
この順番で自分がペットショップを志した理由を考えれば、ほかの人と被りにくい志望動機になります。
- 動物は好きですが、ペットショップでなければだめというわけではありません。ペットショップならではの志望動機にするにはどうしたら良いでしょうか?
ペットショップは動物に出会う最初の一歩になる場所
動物を飼ってみたいと思ったとき、最初の入り口になる可能性が高いのはペットショップです。
まず、自分の動物好きは何から始まったのか考えてみましょう。ペットと過ごした素晴らしい日々があったからこそ、いま動物関連の仕事を目指そうとまで思うようになったのではないでしょうか。
その「幸せで素晴らしいペットとの日々に踏み出すきっかけを多くの人にプレゼントしたい、それが実現できるのはペットショップが一番!」「ペットショップなら多くの幸せな出会いを作ることができる!」などの思いは理解できるはずです。
ペットショップを出会いの場ととらえ、私はその出会いを演出する魅力的な仕事に就くのだ、という方向で考えてみてはどうでしょうか。
志望動機に書くエピソードは動物に関係するものを用意する
ペットショップの志望動機には、その企業を志望した理由を明確にするエピソードを添えましょう。自分がペットを飼ったときにお世話になったショップスタッフとのエピソードや、アルバイト・ゼミなどで動物とかかわった経験があれば、積極的にアピールしてください。
動物に関係するエピソードを伝えると、採用担当者はあなたが動物に対してしっかり興味を持っていることがわかります。ペットショップのスタッフは動物に常に気を配る必要があるため、動物への興味が薄いと務まりません。
なかなかエピソードが思い浮かばないときは、「動物に興味を持った理由」まで深掘りしてみるのもおすすめです。自分が動物に興味を持つ根本的な理由が理解でき、説得力のある志望動機が作成できます。
動物に関係するエピソードがないときは求められる人物像に沿って作成する
もちろん、ペットショップの志望動機には必ずしも動物のエピソードが必要なわけではありません。なかには、動物は好きだけど飼ったことはないという人もいるはずです。
自分の経験に動物にかかわるものがなければ、志望するペットショップで求められる人物像を明確にし、その部分をアピールしましょう。
たとえば、顧客との会話を大切にしているペットショップであれば、初対面でも話せるコミュニケーションを求められます。ほかにも、命を扱うからこそ、責任持って業務できる人が求められることも多いです。
企業によって求める人物像は異なるため、その部分を理解したうえでアピールをおこなうことで活躍できる印象を持ってもらえ、選考突破にも近付くことができますよ。
動物の世話をするというペットショップの特性上、急な欠勤や職務放棄は業務に大きな支障をきたしてしまいます。
きちんと責任感を持って取り組むことのできる人物であるということをアピールすることで、信頼感を得ることができるのではないでしょうか。
ペットショップのHPや企業のコーポレートサイトで特徴を理解する
同じペットショップでも、企業によって大切にしていることは異なるため、志望企業にどのような特徴があるか理解して志望動機を作成しましょう。
たとえば、企業理念が「ペットの健康や福祉の重視」なのか「ペットにかかわることで顧客へ価値を提供する」なのかで、企業が重視している部分が動物・人どちらかわかります。その企業理念を実現するために、提供するサービス内容も変わってくるのです。
志望動機を作成する前にペットショップのHPや企業のコーポレートサイトに目を通すと、事業をするうえで企業が大切にしているものが理解できます。志望動機の作成に悩んだら、企業の特徴を再確認して、自分が魅力的に思う部分を明確にしましょう。
企業の特徴を理解するには、志望先だけでなく他社も併せて研究することで理解が深まります。こちらの記事では企業研究のやり方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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魅力や大変な部分はここ! 志望動機作成につながるペットショップで働くやりがい
志望動機作成につながるペットショップで働くやりがい
- 動物にかかわる仕事ができる
- 顧客と長期的な関係を築いて仕事ができる
- 命を預かる責任ある仕事ができる
ペットショップの志望動機を書くときに、自分がなぜその仕事を目指そうと思ったのか思い返す人もいるのではないでしょうか。仕事のやりがいは目指す理由に直結し、再確認しておくことで志望動機の作成だけでなく入社後のミスマッチを避ける方法にもなります。
ここでは、志望動機作成につながる、ペットショップで働くやりがいを解説します。自分がなぜペットショップを目指そうとしたのか振り返って、志望動機作成に役立てましょう。
動物にかかわる仕事ができる
「動物が好き」という気持ちがあると、動物にかかわって働きたいと思う人もいるのではないでしょうか。ペットショップは全国どの地域にもあり、動物にかかわる仕事をしたい人にとって、身近な存在といえます。
動物にかかわる仕事には、獣医や動物看護師などもありますが、どちらの仕事も資格が必要です。また、水族館や動物園のスタッフもありますが、就職先の少なさから、自分の目指す方向性とは合わない場合もあるでしょう。
ペットショップで動物とかかわる経験をしておけば、ライフイベントによって住む場所が変わっても新しい地域で同じ仕事を探せます。長い期間動物にかかわる仕事ができ、やりがいを持って働ける確率が高まります。
ペットショップの店員は、動物と新しい飼い主をつなぐ橋渡し役です。販売されているペットとは、飼い主にお渡しするまでの限られた期間でかかわります。
その間にベストを尽くし、動物と飼い主が幸せな生活を送れるようお手伝いすることが大切な役割です。
動物にかかわる仕事は、ペットショップのスタッフ以外にも数多くあります。選択肢を増やしたい人は、こちらの記事も併せてチェックしましょう。
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顧客と長期的な関係を築いて仕事ができる
ペットショップのスタッフとして入社すれば、動物が家族と出会うまでの手助けができるだけでなく、場合によっては販売した動物の成長した姿を見ることもできます。動物を購入したショップに、フードの補充やトリミングで継続的に通う顧客は多く、販売した動物の現在の状況を知ることができるのです。
また、ペットショップにペットホテルが併設されていれば、顧客が旅行に出かけるときがあれば、動物を預かる可能性もあります。大切な家族を預けることは、信頼していないショップにはできません。
このように、ペットショップは顧客に信頼されれば長期的にかかわることは少なくありません。働くうえで顧客と長い関係を築く仕事をしたい人にとっても、ペットショップは向いているのです。
命を預かる責任ある仕事ができる
ペットショップは、販売する商品のなかに動物が含まれます。そのため、消耗品や食料品を扱うのとは違った責任感ある仕事ができるのです。
動物は人間とは違い、「いやだ」「痛い」という気持ちが言葉では伝えられません。そのため、ストレスをためたり怪我をしていたりしてもペットショップのスタッフが気付かなければ、早くに亡くなってしまう可能性もあるのです。
また、ペットショップは販売する動物以外にも、顧客のペットを預かる機会が多い仕事です。働いているときは常に複数の守るべき命が近くにあるため、仕事に責任感を持っておこないたい人には、とてもやりがいのある職場になります。
ペットショップでは、生き物を扱う以上、病気や死を避けられません。しかし不安な気持ちを理解できるからこそ、顧客の心配もわかってあげることができるのではないでしょうか。
不安な気持ちを知っているため、どのようなときも全力で支えると顧客に心から伝えられるでしょう。
適性もアピールしよう! ペットショップに向いている人の特徴
ペットショップに向いている人の特徴
- 動物が好きな人
- 強い責任感を持つ人
- 人とのかかわりが好きな人
- 動物とのかかわりが楽しいだけではないと理解している人
ペットショップへの就職を目指すなら、採用担当者に自分が向いていると理解してもらえるよう、アピールするべき部分を知っておきましょう。自分に適性があるというエピソードを志望動機のなかに盛り込むと、採用担当者の印象に残る可能性が高まります。
ここからは、ペットショップに向いている人の特徴を4つ解説します。自分が当てはまる部分を見つけて、志望する理由や将来の展望と絡めた内容を考えましょう。
動物が好きな人
ペットショップに勤めたいと思う人のほとんどは、動物が好きな人です。動物に苦手意識がある人だと、職場に常に動物がいる環境はストレスになってしまい、長く勤めることはできません。
一方で、動物が好きな人であれば、職場に行けば毎日動物と触れ合えるため、やりがいにつながります。人によっては自分では飼うことが難しい動物でも、職場で触れ合うことができるのです。
ただ、志望動機に書くには、動物が好きなだけでは働いてから活躍できるのかわからず、ほかの学生よりも志望度が低いと思われてしまう可能性があります。志望動機に書くときは、動物が好きになった理由やそこからなぜペットショップを目指すに至ったのかまでを記載しましょう。
志望動機をほかの学生とうまく差別化できず悩む人は、こちらのQ&Aコンテンツにも目を通し、魅力的にする方法を理解しましょう。
強い責任感を持つ人
ペットショップは常に守るべき命が周囲にあるため、責任感がある人でなければ務まりません。動物は不調があっても人間とは違って伝えてはくれないため、自分で普段から観察して、動物たちの不調に気付く必要があります。
ほかにも、動物たちが生きるためには食事が必要ですが、働いているスタッフに責任感がなければ、「ほかの人が与えた」と思い込んで餌をあげない可能性があります。世話をしている動物が死んでしまえば、企業の収益に損失を出したり信用を傷付けたりすることにもつながるのです。
志望動機で責任感をアピールするなら、アルバイトやインターンで責任持って業務にあたった経験がないか思い出しましょう。
人とのかかわりが好きな人
ペットショップには動物とのかかわりだけでなく、動物を購入しに来た顧客とのコミュニケーションも発生します。なかには、購入した動物の成長する姿を定期的に見せに来る顧客もいるため、長期間のかかわりとなることは少なくありません。
そのため、ペットショップに勤めたいと思っている人は、人とかかわることが好きな人が向いています。顧客とはフードやサービスの説明などのやりとりだけでなく、最近のペットの状況や悩みを聞くときもあるため、その内容に対して適切なアドバイスができると、信頼してもらえる可能性が高まるのです。
志望動機で人とのかかわりが好きな旨を伝えるなら、接客業のアルバイトやボランティアで介護施設に行った経験などがあれば、採用担当者に理解してもらいやすくなります。
- 動物は好きですが人とかかわるのは得意ではありません。そんな私でもペットショップに勤められるでしょうか?
前向きに努力する気持ちがあれば勤められる可能性がある
ペットショップでの勤務は、人とのコミュニケーションだけではなく、動物の世話や商品管理など多岐にわたります。人とのかかわりが苦手であれば、裏方の業務を希望していることをアピールしましょう。
コミュニケーションが今は得意ではなくても、前向きに挑戦していきたい気持ちがあるなら、勤めることはできると思います。
接客がどうしても難しい場合は、ペットショップだけでなく、ブリーダーや熱帯魚の通信販売に関する仕事など視野を広げてみるのも一つです。
どうしても人とかかわるのが苦手な人は、人とかかわらない仕事を選択肢に入れる方法もあります。下記の記事では人とかかわらない仕事の種類を解説するため、参考にしてください。
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人とかかわらない仕事に就きたいと考える第二新卒の人は多いのではないでしょうか。この記事では、人とかかわらない仕事をキャリアコンサルタントと紹介します。また、そもそも本当に人とかかわらない仕事に就くべきかも解説するので、納得のいくキャリアを見つけるためにぜひ参考にしてください。
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動物とのかかわりが楽しいだけではないと理解している人
ペットショップは出勤するたびに大好きな動物の世話ができる魅力的な仕事ですが、楽しいことばかりではないと理解していないと、働いてからつらい思いをする可能性があります。
なぜなら、ペットショップは命を預かる仕事だからこそ、心を込めて世話をしていても、動物が不慮の事故や病気で亡くなってしまう場合があるからです。世話の仕方に気を付けていても、もともと体が弱い個体であれば、販売前に死んでしまう可能性があります。
動物に何かあったからといって業務ができなくなれば、ほかの動物にも気が回らなくなってしまう場合もあるのです。志望動機にその内容を盛り込む必要は必ずしもありませんが、覚悟しておくと実際に働き始めてからのショックを減らせます。
ペットショップの志望動機は動物に関するエピソードを思い返して作成しよう!
ペットショップの志望動機を作成するときは、自分のプライベートやアルバイトでの経験を思い返し、動物に関係するエピソードを添えましょう。「動物が好き」という気持ちだけでは、ほかの学生の志望動機と被ってしまう場合もあり、採用担当者の印象に残らない可能性があります。
また、動物に関するエピソードがない場合でも、ペットショップで求められる人物像を理解して作成すると、選考突破できる可能性が高まるのです。
志望動機作成に行き詰まった場合は、ペットショップのやりがいや向いている人にも目を向けてみることで、書き進められる可能性もあります。採用担当者に刺さるペットショップの志望動機を作成して、選考突破を目指しましょう。
アドバイザーコメント
吉野 郁子
プロフィールを見るペットを飼っていた幸せな体験からペット業界を目指す人は少なくない
ペットを飼っていた経験はとても素敵な動機ですが、その次は「職業として」真剣に考える段階に進みます。ペットという商材に限らず、「会社員として働く」「小売業に従事する」「店舗で働く」には、必ず避けられない苦労があります。
たとえば、立ち仕事や重い荷物の運搬、シフト制勤務で土日に休めないこともあるでしょう。また、売上や利益の責任を負うこと、クレーム対応、スタッフ間の上下関係などの課題もついてきます。
一緒に働く人の雰囲気を確認して志望するか決めよう
こうした現実を踏まえたうえで、「ペットショップで働きたい」と決めたら、まずはその運営会社について企業研究をしましょう。特に注目すべきポイントは社風です。一緒に働く人たちの雰囲気はとても重要で、退職理由が人間関係の悩みであることが少なくありません。
実際に店舗を見学し、働いているスタッフの様子を観察するのも大いに役立ちます。その際の感想を志望動機に活かせば、説得力のあるアピールにつながるでしょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー
Rie Kuwata〇2018年にキャリアコンサルタントとして独立。企業対象の研修講師や各学校でのキャリアカウンセラーを経てハローワーク就職支援ナビゲーターを務め、年間約3,000名の相談を受けている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/公認心理師
Ikuko Yoshino〇就職支援歴18年。若者就労支援NPOに勤務の後、独立。現在は行政の就職支援施設にて、学生/既卒/フリーター/ニート/ひきこもり/女性などを対象に相談やセミナー講師を担当
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍
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