Q
大学3年生
男性
業界・企業研究のやり方のコツはありますか?
業界・企業研究のやり方について、効果的な方法がわからず困っています。
就職活動を始めたばかりなのですが、さまざまな業界や企業がありすぎて、どこから手を着けて良いのか、どのように情報を集めれば良いのかがまったくわかりません。
企業説明会に参加しても、会社の良い面ばかりが強調されているように感じてしまい、本当に自分に合った企業を見つけられるのか不安です。効率的で深い業界・企業研究のやり方があれば教えてください。
業界・企業研究のやり方について、何かコツはありますでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業研究のコツは比較! まずはHPを見てみよう
業界研究や企業研究は、まず自身が興味のある業界を一つ決め、その業界で知っている企業のホームページ(HP)を片っ端から見ていくことから始めるのがお勧めです。
そうして多くの企業を比較することで、同じ業界でも会社によって目指している方向性や事業内容がまったく違うことや、逆に業界全体で共通して重視している点などが見えてきます。
自身に合った企業を見つけるには、そうした研究を通じて、その企業が目指している方向性や事業内容が「自分のやりたいこと」と一致しているかどうかを確認することが第一歩です。
そのうえで、採用ページの制度などを見て「この会社、良いな」と感じられるかを自身の感覚とすり合わせ、さらに企業説明会に参加して「やっぱり自分に合っているな」という確信を深めていくと良いでしょう。
企業の実態を知るにはOB・OG訪問が有効! メリデメを聞いてみよう
もし会社説明会で良い面ばかりが強調され、実態が知りたいと感じた場合は、OB・OG訪問が最も有効な手段です。
その際は、訪問した先輩社員に「実際に働いてみて、本当に良かったと感じる点と、正直そうでもなかったと感じる点はありますか?」といったように、良い面と悪い面の両方を尋ねてみると、よりリアルな情報を得ることができますよ。
企業研究は基礎から応用へ! 段階的に進めよう
業界研究や企業研究を始めるにあたり、まずは業界紙や専門誌、企業の公式WebサイトやSNSといった、手に入りやすい基本的な情報源から着手するのが良いでしょう。
これらは企業側が良い面を強調していることを念頭に置きつつ、基礎知識として必ず目を通す必要があります。
ここがすべてのスタート地点です。そこから段階的に情報収集のレベルを上げていくことで、企業のよりリアルな姿を理解することができます。
最強の情報源は人! 直接話を聞きに行こう
そこからさらに一歩踏み込み、ほかの応募者と差をつけるためには、実際にその業界や企業で働く人から直接話を聞くことが極めて有効です。
OB・OG訪問も一つの手ですが、会社の良い面をPRする立場にあるため、より客観的な情報を得るためには、利害関係のない第三者、たとえば知人や親戚などを通じて話を聞くのが理想的でしょう。
足で稼いだ生の情報こそ、あなたの武器になります。
「具体的な企業分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。企業分析の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。
関連記事
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も
企業分析には自分に合った企業が見つかるなどのメリットが多くあります。また集めた企業情報をうまく活用することで、就活を効率的に進めることができますよ。この記事では、企業分析の正しいやり方から効率化のコツまでキャリアコンサルタントとともに徹底解説します。
記事を読む

「具体的な業界研究の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。業界研究の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。
関連記事
業界研究のやり方|業界全体を捉えたうえで気になる業界を研究しよう
「就活を始めたけど、業界研究のやり方がわからない……」という人は多いでしょう。この記事では、業界研究のやり方について、キャリアコンサルタントのアドバイスを交えつつ解説します。志望業界を見つけるためにも、早めに業界研究をおこなってくださいね。
記事を読む

あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
簡単な質問に答えて、あなたの強み弱みを分析しよう。
今すぐ診断スタート(無料)
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人





