Q
大学4年生
男性
面接で短所を「緊張しやすい」と伝えるのはまずいですか?
面接で短所を聞かれた際に、緊張しやすいことを正直に伝えたいと考えています。ただ、面接官に「この人は本番に弱い」と思われてしまうのではないかと不安です。
緊張しやすいという短所は、面接で伝えても問題ないでしょうか? また、もし伝えても大丈夫な場合、どのように伝えれば、マイナスな印象にならずに済むのでしょうか?
緊張しやすいという短所を伝える際の、具体的な伝え方や工夫についてアドバイスが欲しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
緊張しやすいことは悪い事ではない! 面接で素直に伝えるのも一つの手
面接で「緊張しやすい」ことを短所として伝えることについてですね。「本番に弱い」と思われてしまうのではないかと不安になる気持ちはよくわかります。
しかし、緊張しやすいこと自体が、イコール仕事ができないということでは決してありません。
面接官が短所を尋ねる本当の意図は、あなたが自身の特性をどのように理解し、それに対してどう向き合い、対処しようとしているかを知りたいからです。そのため、「緊張しやすい」という事実を正直に伝えることは問題ありません。
伝え方が重要! 改善方法についてもセットで伝えよう
大切なのは、それを伝える際の「伝え方」です。
ただ「緊張しやすいです」と述べるだけでなく、「緊張しやすいという自覚があるからこそ、本番で実力を出し切れるように、深呼吸をするなどのルーティンを決めています」といった具体的な対処法や、「入社までには、自分に合ったもっと効果的な方法を見つけたいと考えています」というように、弱みを認識したうえでそれを克服しようと努力している前向きな姿勢をセットで示すことが重要となります。
このように伝えることで、単なる弱点の告白ではなく、自己理解力と課題解決能力のアピールへと転換することができますよ。
短所で伝えてもOK! 要因+具体的な対策を伝えてポジティブに変換しよう
結論から言うと、正直に伝えてもまったく問題ありません。そもそも、面接のような場で緊張しない人のほうが少ないのです。
大切なのは、その「伝え方」となります。ただ「緊張しやすいです」と述べるだけでなく、まず「自身がなぜ緊張してしまうのか」という要因をしっかりと自己分析して把握しておくことが重要です。
そのうえで、「緊張しやすいという弱みを自覚しているからこそ、それを改善するために普段からこういうことを意識しています」という具体的な対策や努力をセットで伝えましょう。
このように、自身の弱みを客観的に理解し、それに対して前向きに改善しようとしている姿勢を具体的に示すことで、「本番に弱い人」ではなく、「自分の課題と向き合い、努力できる誠実な人だ」というポジティブな評価につなげることができますよ。
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