この記事のまとめ
- 企業が「自分を色に例えると?」を聞くのには3つの理由がある
- 自分を表す核となるキーワードを持っておくと回答作成が楽になる
- 業種や職種のイメージと異なるような色でも理由が説明できるならOK
面接では「自分を色に例えると何ですか?」という質問をされることがあります。面接対策を進めている学生の中には、この質問にどう回答すべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
実は面接官は「自分を色に例えると?」という質問において、学生が何色と答えるかは重視していません。重視されるのは、その色を選んだ理由や根拠となるエピソードなどを筋道を立てて説明できるかです。とはいえ、あいまいな質問だからこそ「模範回答が知りたい」という学生もいますよね。
この記事では、キャリアアドバイザーの大場さん、遠藤さん、永田さんと一緒に、面接官が「自分を色に例えると?」と質問する理由や回答のポイント、回答例を紹介します。面接を控えている人はもちろん、すでに「自分を色に例えると?」という質問をされたことがある人も、回答をブラッシュアップする際の参考に記事を読んでみてください。
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「自分を色に例えると?」は企業にあなたの強みをアピールするチャンス
「自分を色に例えると?」の回答に正解はありません。これは自由度が高く、就活の中では珍しい質問だということを意味します。つまり「自分を色に例えると?」の質問は、自分の強みや魅力を企業にアピールする絶好のチャンスなのです。
また自分の強みに関してはスムーズに答えられる学生であっても、「自分を色に例えると?」という質問には驚いてつまずいてしまう学生も多いでしょう。このような状況で、落ち着いて伝えられるかどうかも採用担当者は重視しています。
しかししっかりと準備をしていれば、ほかの質問と同様に対応することができるはずです。その点では、準備をした学生とそうでない学生の差がはっきりと出る質問ともいえるかもしれません。
今回は、まず「自分を色に例えると?」を企業が聞く目的から解説していきます。併せて回答が思いつかないときの対処法や、それぞれの色の印象なども解説していくので、自分が企業に見せたい人物像を意識しながらこの記事を活用してみてくださいね。
また、最後には色別の回答例文も紹介しています。実際にどのような回答が高評価につながるかを理解したうえで、自分なりの「自分を色に例えると?」の回答を作成してみましょう。
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企業が「自分を色に例えると?」を聞く理由
企業が「自分を色に例えると?」を聞く理由
- 学生の人柄を知るため
- 発想力を確かめるため
- 論理的に話ができるかを確認するため
「自分を色に例えると?」という質問は面接で学生が頭を悩ませる質問の一つです。しかしこの質問の意図を理解していれば、面接で焦らずに回答できるうえにほかの学生との差をつけることもできます。
採用担当者が「自分を色に例えると?」をたずねる理由はおもに次の3つです。
学生の人柄を知るため
企業は「自分を色に例えると?」という質問を通じて、学生の人柄を知ろうとしています。学生が自身の性格をどのように捉えているかは、選んだ色によって明らかになります。
たとえば優しい性格を表現したい人は、寒色系の鮮やかな色よりも暖色系の柔らかな色を選ぶ傾向があります。
企業は自社に最適な人材を見極めるため、選考過程で個々の性格をなるべく正確に理解したいと考えています。将来的なミスマッチを避けるためにも、無理に企業のイメージに合わせるのではなく、率直に自分を表現しやすい色を選ぶことが重要です。
発想力を確かめるため
「自分を色に例えると?」という質問は、ときには動物や果物などのバージョンもあり、事前にすべての回答パターンを準備するのは難しいといえます。
そのため採用担当者は、完璧に準備された回答を求めているのではなく、応募者が柔軟な発想で対応できる能力を持っているかどうかを見極めようとしていると考えられます。
この質問に「正しい答え」はなく、学生が自己分析をどのようにおこない、自分自身をどのように捉えているか、自由な発想を引き出すことが可能です。このように学生の発想力を見るために「自分をものに例えると?」という質問をする企業もあります。
発想力をアピールしようと考えて、ほかの学生と差別化するために奇をてらった色を選ぶのはおすすめできません。
たとえば、伝統的な和の色の「赤支子(あかくちなし)」といわれても、すぐに色がイメージできる人はあまりいません。わかりにくいとかえってマイナスな印象になるリスクもあるので注意しましょう。
「自分を動物に例えると?」の質問も、色を聞く質問と同様に対策できます。40種類の動物の一覧から、自分に合う動物を探しましょう。
「自分を動物にたとえると?」への答え方|40種類の動物を一挙紹介
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論理的に話ができるかを確認するため
企業は、あらかじめ準備していない質問に対して、学生がその場で筋道立てて話せるかどうかを判断するためにこの質問をすることもあります。
即座に論理的かつ明確に伝えられる能力は、ビジネスにおいて非常に重要です。実際の業務においても、予期せぬ質問や問題に頻繁に遭遇することがあります。
したがって、採用する前に、面接というプレゼンテーションの場で少しでも論理的に話せるかどうかを見極めたいと思っているのです。
- 「自分を色に例えると?」という質問はどんな企業や職種でされやすいのでしょうか?
クリエイティブな仕事や臨機応変さが求められる職種で聞かれやすい
特にこの業界やこの職種という傾向はありませんが、発想力や豊かな感覚を求める企業や職種ではこういった質問がされやすいかもしれません。
また、準備していない質問に対してどのように説得力のある応対ができるかを見るという観点では、接客や営業といった臨機応変さが求められる仕事でも聞かれることがあるでしょう。
そもそも「臨機応変さ」がどのようなものなのかわからない人は、以下の記事で臨機応変に対応できる人の特徴から確認してみましょう。どのような仕事に当てはまるのかもイメージしやすくなりますよ。
例文8選|「臨機応変に対応する力」の自己PRを作る4ステップ
3ステップで完成! 自分を表現する色の見つけ方
3ステップで完成! 自分を表現する色の見つけ方
- まずは色ごとに与えるイメージを知ろう
- 自己分析を通して長所を明確にしよう
- 長所と色をリンクさせよう
自分を表す色の見つけ方に頭を悩ませている人もいるかもしれませんが、「自分を色に例えると?」の回答は3ステップで完成します。
ここからは自分の色の見つけ方を解説するので、困ったときはぜひ記事中にある色とその印象をまとめた表も活用してみてください。
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①まずは色ごとに与えるイメージを知ろう
自分を色に例えるには、まずはそれぞれが持つイメージを把握することから始めましょう。赤は情熱や活力、青は安定感や冷静さ、黄色は明るさや活発さを象徴するなど、色にはそれぞれの意味があります。
また、色1つをとっても人によってイメージはさまざまです。つまり、面接の回答内容もそれだけ豊富だということになります。自分なりに理由付けをしながら、色の持つイメージを考えてみてくださいね。
赤 | 熱さ、強さ、情熱、興奮 |
橙(オレンジ) | 暖かさ、明るさ、元気、可愛さ |
黄 | 明るさ、元気、幸せ、輝き |
緑 | 安らぎ、落ち着き、平和 |
青 | 冷静、誠実、自由 |
紫 | 大人っぽい、セクシー、神秘的 |
ピンク | 可愛さ、癒し |
水色 | 冷静、繊細、洗練、変化 |
黒 | 孤高、シック、高級、重厚感 |
白 | 無垢、清潔、神聖 |
グレー | 柔軟、曖昧 |
茶色 | 自然、温もり、落ち着き、信頼感 |
- 特に就活でよく使われる色はなんですか?
オレンジや黄色、赤などがよく使われている
明るく元気で健康的な印象は、職場を活性化してくれる存在として、どのような業界でも新入社員に求められます。また、情熱を持って挑戦する姿勢も頼もしいものです。
このような新入社員に求められる資質をイメージさせやすいのが、オレンジや黄色、赤です。
とはいっても、自分の人柄をアピールするために色を選ぶ必要があるので、無理なこじつけはかえってちぐはぐな印象を与えてしまいます。自分を偽りなく表せる色を選ぶ方が良いでしょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認しよう
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
②自己分析を通して長所を明確にしよう
自分の特徴を表す色を見つける前に、まず自身の長所や性格について把握する必要があります。
そもそも企業の採用担当は、あなたの人柄を知るためにこの質問をしているので、自分の性格を十分に理解していなければ、自分にマッチする色を見つけること自体が難しいのです。ますはどの性格をアピールするかを決めてから、色を探すようにしましょう。
自己分析の一環として、以下の点について考えてみてください。
自己分析として考えてほしいこと
- 自分がモチベーション高く取り組めた出来事の状況と、その中で発揮した自身の長所
- 過去の成功体験においておこなったこと/工夫したこと
- 日常的に意識している特別な行動や習慣
- 周囲からよく褒められる点
さらにはマインドマップのように視覚で情報を整理したり、「ジョハリの窓」などのフレームワークを活用することも有効です。自分の強みを最も言語化できる方法は何かを考えながら、さまざまな視点で自己分析をしてみてくださいね。
「ジョハリの窓」など以外にも、自己分析方法はたくさんあります。それぞれのやり方は以下の記事で解説しているので、自分に合う方法を探してみましょう。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
マインドマップは新しい気付きを得られる有用な自己分析ツールです。次の記事では、自己分析の必要性やマインドマップを作成するメリット、有効性について解説しています。
マインドマップで自己分析を極めよう! 活用方法や注意点を徹底解説
「色彩心理学」という学問があるように、色と感情は結び付けてイメージしやすいものです。
自己分析で自分の性格や資質を掘り下げてみると、たとえば明るい性格なら暖色、落ち着いた性格なら寒色という具合に方向性が見つけやすくなるでしょう。
自分を表す核となるキーワードを持っておこう
自分を表す核となるキーワードを持っておくと、仮にほかの学生と色が被ってしまった場合でも、あなたの印象をしっかりと残すことができます。たとえば、同じ青でも「冷静さ」を中心にするケースと、「自由」を中心にするケースがあるように、キーワードが変われば与える性格の印象も異なるのです。
最終的には長所にリンクさせる形で言葉を整えることになるので、キーワードは多少抽象的でも構いません。また、「自分を動物に例えると?」「自分を果物に例えると?」などのほかのパターンの形の質問が聞かれたとしても、回答の中心となるキーワードが決まっていれば、回答を練りやすくなりますよ。
③長所と色をリンクさせよう
「自分を色に例えると?」の回答では、長所と色をリンクさせる必要があります。長所や個性を軸に据えることで、どのような質問にも一貫性を持たせることができ、説得力が増すためです。
もし自己PRで伝えた内容と質問の回答が乖離している場合、「一貫性がない」との判断を受ける可能性があります。すでに書類で長所を記入した場合には、企業に伝えた長所に合わせて色を選びましょう。
また、一般的に知られていない色で回答を考えるのはあまりおすすめできません。企業は「あなたの性格を知りたい」という意図でこの質問をしていて、色の知識を評価するわけではないからです。
自己分析を通じて自身の長所や性格を明確に把握したら、それらを簡潔に表すような色を選択しましょう。
長所がわからないという人は、自分の長所に気が付いていないだけかもしれません。次の記事の一覧表を参考に、自分にぴったりな言葉を見つけましょう。
長所一覧表50選|自分に合うアピールポイントを受ける職種別に解説
企業の求める人物像も知っておこう
色を選ぶ際には、あなた自身の個性を示す色を選ぶだけでなく、企業が求める人物像も考慮しましょう。企業が重視する価値観や社風にも合致する色を選択することで、企業とのマッチ度をよりアピールすることができます。
たとえば、「前向きに努力し続ける姿勢」を重視する企業であれば、ポジティブな明るさをイメージさせるオレンジや黄色などが選択肢として浮かびやすいかもしれません。
企業の理念やビジョンを把握し、それに合った色を選ぶことで、面接官に自分の適性をアピールすることができますよ。
企業の理念や社風を知るためには、企業分析を徹底しましょう。以下の記事では企業分析の基本のやり方を紹介しているのでぜひ活用してみてください。
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も
アドバイザーコメント
大場 美由紀
プロフィールを見る企業の特色や職種のイメージも踏まえて自分を例える色を見つけよう
自分を表す色を考える際に忘れてはならないのは、まず企業の求める人材がどうであるかということです。
たとえば、リーダーシップのある人材を求めている企業を志望している場合、淡い色や白は少しイメージが違うと捉えられることもあります。
また、インターンシップや会社説明会などで感じた社員の雰囲気も考慮しましょう。社員が体育会系の熱血なタイプが多い中で、グレーやピンクなどの中間色では、もしかすると溶け込みにくい印象を持たれてしまうかもしれません。
そして職種のイメージも大切です。たとえば営業職にグレーだと信頼されにくかったり、黒では強すぎたりするかもしれません。
質問の回答で大切なのは相手に伝わるアピールをすること
もちろん一般的な色のイメージを覆すような根拠で語ることもできますが、それが共感しにくいものだと面接官に理解してもらえず、わかりにくい人物だと思われてしまうかもしれません。
独りよがりではなく、いかに説得力を持って共感してもらえるように語れるかは意識しておくべきことです。
また、ありたい自分のイメージを作り上げるようなことをすると、面接で一貫性のなさが目立ち、自分を偽っているようにも見えてしまいます。こじつけたり、無理に良く見せようとしては逆効果になるので気を付けましょう。
論理的に回答しよう! 「自分を色に例えると?」の伝え方
論理的に回答しよう! 「自分を色に例えると?」の伝え方
- PREP法で論理的に説明する
- 具体的なエピソードを入れて話す
- 企業での活かし方を伝える
せっかく自分を表現する色が決まっても、伝え方に失敗してしまうともったいないですよね。
実は「自分を色に例えると?」の回答を論理的に伝えるには、3つの鉄則があります。ここからは失敗しない回答の伝え方を紹介します。
PREP法で論理的に説明する
自分を色に例えるという行為そのものがあいまいだからこそ、面接では説得力のある伝え方で面接官を納得させる必要があります。「好きな色だから」や「フィーリングで」といった根拠のない回答は、論理性がないため回答としてふさわしくありません。
「自分を色に例えると?」という質問に論理的かつ明確に回答するためには、PREP法が役立ちます。
PREP法とは
結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論(Point)の順番で話を展開するフレームワーク。ビジネスシーンで説明や提案をおこなうときにわかりやすく伝える基本的な方法
「自分を動物に例えると?」「自分を果物に例えると?」などのほかのパターンにも当てはめられるフレームワークなので、覚えておくと便利です。
PREP法に当てはめた「自分を色に例えると?」の伝え方
- Point(結論):自分を色に例えると何色か
- Reason(理由):その色に例えた理由
- Example(根拠):理由の根拠となるエピソード
- Point(まとめ):自分を色に例えると何色か
PREP法を用いて伝える際は、最初の結論が長くなりすぎないように注意しましょう。
結論から伝えようと思っていても、あれこれ伝えているうちに長くなってしまう場合があります。結論を端的に一言で言えるように練習しましょう。
具体的なエピソードを入れて話す
「自分を色に例える」という質問において重要なポイントの一つが、PREP法の「E:Example」に該当する具体的なエピソードを用いた説明です。
色に関連するエピソードを伝える際には、面接官が状況をイメージしやすいように、自身の体験を詳細に盛り込む必要があります。たとえば「積極的に取り組んだ」というような表現から、「毎日のミーティングで新しいアイデアを提案し続けた」といった具体的な経験にすると、エピソードの情景が浮かびやすくなりますよね。
このエピソードは、大きな賞を取った経験などの「他者から高い評価を得た経験」にこだわる必要はなく、日常の些細なエピソードでも問題ありません。抽象的な表現ではなく、できるだけ具体的な行動や出来事に焦点を当てるように意識しましょう。
企業での活かし方を伝える
最後に自身の色に象徴される長所が、将来的にどのように企業で活用できるかを伝えます。これにより、面接官に自分の将来のビジョンや貢献意欲を伝えることができます。
題材があいまいともいえる自分を色に例える質問は、特に緊張感ある面接の場だと締め方や話の構成がわかりづらくなりやすい傾向にあります。そのため「企業でどう活躍できるか」で簡潔に締める点は、ほかの面接の頻出質問と変わらないと覚えておきましょう。
「終わりよければすべてよし」という言葉もある通り、話の締め方があなたの印象を決定付けます。あなたが色に例えた長所が、どのように業務やチームの成果に貢献できるかについて具体的な例を挙げて説明してみてください。
入社後の活かし方を伝えるためにも、色に象徴される自身の長所が業務で活かされる資質であるかは見極めておく必要があります。
そのためにも業界研究や企業研究、職種についての理解が土台として必要になるので、おろそかにしないようにしましょう。
長所をどのように業務と関連させたらいいのかわからず、悩んでいる人もいるでしょう。以下は自己PRの記事ですが、働く姿が浮かぶような強みの伝え方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自己PRの締め方に必須の3大要素を解説! 強みが届くコツも伝授
「自分を色に例えると?」を聞かれたときに避けたい回答
「自分を色に例えると?」を聞かれたときに避けたい回答
- 説明や前置きを長々と話す
- 「好きだから」のみを根拠にしている
- 長所の内容と乖離しすぎている
「自分を色に例えると?」の回答は、伝え方を誤るとマイナス印象にもつながりかねません。あなたの回答の意図を正しく伝えるためにも、わかりやすくかつ論理的に回答を作成しましょう。
ここからは、「自分を色に例えると?」と聞かれたときに避けたい回答を紹介します。
説明や前置きを長々と話す
採用面接では、応募者と面接官が1対1のケースもあれば、一度に数人の応募者を面接することもあります。特に後者の集団面接では、一人あたりの話せる持ち時間が少なくなりことが多いです。応募者は自分一人だけではないので、あまりにも長々と説明すると周囲に気を使えない人だと判断されてしまう可能性もあります。
そのため、回答するときは結論から簡潔に伝えることが大切です。結論の前に自分が持つ色のイメージを長く話してしまうと、結局何色だったかがわかりにくくなってしまいます。
「自分を色に例えると緑だと考えています」のように、最初に質問の回答となる結論を述べて、そこから理由を話す流れを意識しましょう。
「好きだから」のみを根拠にしている
繰り返しにはなりますが、面接官が知りたいのは学生の人柄や思考のプロセスです。「自分を色に例えると?」の質問の意図として、「好きな色」を聞いているわけではないという点は注意が必要です。
たとえば、「自分を色に例えると青色です。青色を見ると心が落ち着くので、いつも青のアイテムを持つようにしています」と回答したとします。しかしこの回答では「青色が好きな理由」になってしまっているため、質問の意図からずれてしまっていますよね。
たとえ本当に好きな色だったとしても、なぜその色が好きなのか、自分のパーソナリティがその色のどこに表れているのかを一度棚卸しして回答するようにしましょう。
- 「好き」という理由からどのように深掘りをしていけば良いかわかりません……。
「なぜなんだろう?」と自分に問い続けよう
深掘りをする方法としておすすめなのは、自問自答を繰り返すことです。5〜6回掘り下げて考えると、大体の人が自分のパーソナルな部分まで行き着きます。
たとえば、以下のような流れで深掘りができます。
「服やアクセサリーは青が多い」
→「青を見ると落ち着くから目に付くとつい買ってしまう」
→「もしかしたら常に冷静でいたいのかも」
→「感情に流されず理論的な人物でありたいのかもしれない」
こういった仮説から自分はどのような人物か分析をしてみると、面接で伝える際の参考にできるのではないかと思います。
長所の内容と乖離しすぎている
自己PRや長所で話した内容と質問の回答がかけ離れていると、「話に一貫性がない」と判断されてしまうケースもあります。そのため、自己分析を徹底的におこない自分自身を理解しておくことが重要です。これは唐突な質問に対しても、回答に一貫性を持たせる準備になります。
たとえば、自己PRや長所では「計画性」をアピールしていたのに「自分を色に例えるとエネルギッシュな行動力を象徴する赤色です」と答えてしまうと、どんな人なのかわかりにくくなってしまいます。
回答の作成を難しく感じている人は、長所を色に例えやすい別の表現に言い換えるのも一つの手です。たとえば「協調性」は、「チームのバランスを取る力」とも言い換えることができますよね。すると平和で温厚なイメージの「緑色」に例えやすくなります。
1つの長所から色に例えやすい言い換え表現をいくつか考えてみると、乖離や矛盾を防ぎやすくなります。
自分を例えた色とその理由、その色の一般的なイメージ、自己PRで伝える強みや長所の3つを並べて、答えのニュアンスがそろっているか客観的に眺めてみてください。友人や家族など第三者に見てもらうのも良いでしょう。
自分自身で見直すだけでは不安な人は、ぜひ適切な相談窓口で回答内容を添削してもらいましょう。以下の記事でおすすめな就活の相談先を紹介しています。
就活の相談先14選! 良い決断ができる相談相手の選び方も解説
色別に解説! 「自分を色に例えると?」の回答例文
ここからは、紹介したポイントを実践した「自分を色に例えると?」の回答例文を紹介します。自分にぴったりと当てはまる特徴や性格に適した色を見つけて、回答を考えるときの参考にしてくださいね。それぞれの色に対するキャリアアドバイザーのコメントも併せて確認しましょう。
例文①赤
例文①赤
私を色に例えると赤です。イベントや企画を率先して引っ張る行動力があることから、情熱の赤を選びました。
私は学祭実行委員のメンバーとして、イベントの企画から運営まで積極的にかかわった経験があります。
前回の学園祭では、年々学祭全体の満足度が下がっているという課題に対して積極的にディスカッションをリードし、新しく出店を回るスタンプラリーを作り、外部の人にも出店を回る楽しさを味わってもらえるような価値提供をしました。
御社でチームプロジェクトに取り組む際にも同じように情熱を発揮し、新しいアイデアを生み出したいと考えています。
赤色のイメージに沿った「情熱」「積極的」「行動力」「率先して」などのキーワードがしっかりと入っていて印象と内容が一致しているので、とても良い例文だと思います。
課題になっていることへの改善について、自ら主体性を持って取り組んでいる様子がよくわかりますね。
例文②黄色
例文②黄色
私を色に例えると黄色です。私の人との会話やつながりを重んじる性格を、黄色で表せると思いました。
黄色は協調性のイメージがありますが、それと同時に「感謝」につながる幸福の色でもあると思っています。
大学2年生のときに学生ボランティア団体で清掃活動などに参加した際、街の人からの「ありがとう」の言葉で日々の活動にやりがいを感じていました。協力しながら頑張れたのも感謝の言葉があったからなので、誰かのために何か行動を起こしたり、周りの人と協力して何かを成し遂げたりするのには「感謝の言葉」が必要不可欠だと学びました。
御社でも同じようにチームワークで活動に精を出しながら、社会貢献につながるプロジェクトに参加したいと考えています。
黄色のイメージを「感謝」につなげたのは独自性があり、ほかの学生と被りにくく印象に残りそうです。
一つアドバイスをするなら、「社会貢献につながるプロジェクトに参加したい」と断言しない方が仕事の幅は広がるかもしれません。
例文③オレンジ
例文③オレンジ
私を色に例えるとオレンジです。私の長所でもあるポジティブで前向きな性格から、温かみのあるオレンジを選びました。
現在は大学のボランティアクラブで活動し、地域の高齢者施設での活動をリードしています。
わからないことが多かったり、体力的にきつかったりなど大変なこともありますが、持ち前の笑顔を忘れずに前向きに努力し続けることで、利用者の人からも「あなたの笑顔を見ると元気が出る」と言ってもらえました。
前向きさやポジティブさは、自分だけでなく周りにも良い影響を与えると思っています。御社の業務の中でも最初はうまくいかないことはあるかと思いますが、オレンジのように明るく前向きな存在であり続けたいと考えています。
明るく前向きな性格で、人に元気を与えられる存在だということが伝わってきます。
最後の一文の「オレンジのように」を「太陽のように」「栄養たっぷりのオレンジのように」と具体的な表現に置き換えてみるのも良いでしょう。
例文④緑
例文④緑
私を色に例えると緑です。私は環境保護への関心から、環境に配慮した活動に積極的に取り組む姿勢と重ねて、自然豊かなイメージにつながる緑を選びました。
大学の環境保護団体では、キャンパス内でのリサイクルプログラムを推進し、学生たちに環境問題の重要性や持続可能なライフスタイルの重要性を伝えてきました。また、キャンパスのグリーンエリアの管理や植樹活動にも積極的に参加しています。
この活動の背景には、小さい頃から動物が好きで、動物の住める自然が日々減っているという事実を学んだことがきっかけでした。
少しでも自分ができることはないかと考えた結果、特にSDGsに力を入れている御社で環境保全に少しでも貢献したいと考えました。活動を通して社会全体に持続可能な価値を提供したいと考えています。
緑というイメージから自然を愛するエピソードを交えて伝えることができていて良いと思います。
「積極的」という言葉がいくつか使われている割には具体性が若干欠けている気がするので、せっかくなら「平和」「穏やかさ」「調和」などの自分の特性をアピールする方が色のイメージに合っているかもしれません。
例文⑤青
例文⑤青
私を色に例えると青です。私はこれまで多くの場面でリーダーを務めてきましたが、冷静な判断力を大切にしているため、安定感のある洞察力を青色で表現したいと思いました。
チームメンバーの意見をまとめる際には衝突も少なからずありましたが、冷静な判断で的確な方針を立てることに努めてきました。
リーダーにはさまざまな資質が求められますが、その中でも私は「落ち着いてチームを客観的に見つめられるようなリーダー」を目指してきました。なぜならリーダーの視野が狭くなると良いアイデアも出にくくなり、チームの成長も妨げてしまうと考えるからです。
書籍などから学び、客観的な目線の持ち方や視座を高める方法を試しましたが、まだまだできていないことも多いと思います。しかし試行錯誤しながらリーダーを務めた経験を活かし、精一杯組織の発展に貢献したいと考えています。
どのようなタイプのリーダーシップであるかを青色にからめて丁寧に説明したのは良いです。
「まだまだできていないことも多い」という言葉は謙虚ではありますが、わざわざこの質問の回答としては入れなくても良いかもしれませんね。
例文⑥紫
例文⑥紫
私を色に例えると、赤と青のミックスから生まれる紫です。私は仕事に情熱を注ぐ一方で、冷静な判断力も大切にしています。
アパレルのアルバイトではリーダーとしてメンバーを鼓舞し、熱意を持って業務に取り組みました。同時に、店長との売上向上のための会議にも参加させてもらい、当初の1.5倍まで売り上げを伸ばした経験もあります。
このような情熱と冷静さを兼ね備えた自身の性格を紫に例えました。御社の業務でも、新しいチャレンジに積極的に取り組みながらも、着実な計画と柔軟な対応で結果を出していきたいと考えています。
冷静さと情熱を兼ね備えたという点で赤青2色からなる紫なのですね。場面ごとに違う色のあなたが現れると思うので、マーブルカラーともいえるかもしれません。
完全に混ざり合った紫というと高貴さや落ち着きのイメージもあるので、どのような色の伝え方が最適か考えてみてください。
例文⑦白
例文⑦白
私を色に例えると白です。私は素直さを大切にしています。
最近、ゼミのグループワークで意見の違いがあった際も、最初から否定せず丁寧なコミュニケーションを通じて円滑な調整を図りました。具体的には、皆が率直に意見を出し合い、お互いの考えを率直に伝え合う時間を設けました。
「先入観や偏見を持たず、まずは相手の言葉に耳を傾ける」という私のポリシーも、まっさらな白色のイメージに重なります。仕事においても最初から決めつけるのではなく、率直なコミュニケーションを大切にし、チームのメンバーとスムーズな意思疎通を図りたいと考えています。
純粋さや中立性が現れている、とても良い例文だと思います。西遊記に出てくる三蔵法師が思い浮かびました。じっと黙って耳を傾けたり、偏見を持たずという言葉がそのような連想を抱かせたように思います。
例文⑧黒
例文⑧黒
私を色に例えると黒です。私は学校の陸上部に所属していますが、練習では粘り強く目標を追い求める揺るがない芯の強さを大切にしています。
最近の大会では、厳しい練習を乗り越えながら自己ベストを更新し、チームの勝利に貢献しました。練習の中で自分の限界に挑戦し、それを乗り越える中で、自分を信じる力の大切さも知りました。
何色にも染まらない黒色は、努力に裏付けられた自信を表現するのにぴったりだと思います。
ただ、自信を持つこととプライドが高いことは別なので、御社の仕事においては、まずは周りの人の方法をまねしながら自分のやり方を確立できるようにします。その後は自己の限界に挑戦し続けてチームの発展に貢献したいと考えています。
黒の持つ難しいイメージを、うまく自分の強みに落とし込んでいるのは良い点ですね。また、芯の強さや努力に裏打ちされた自信も感じられます。
ただ、協働というチームワークへの適性には少し不安が残る可能性もあるので、その懸念を払拭できるように表現を工夫するとより良くなるでしょう。
しっかりと理由を説明できるなら意外性のある色でもOK
多くの学生が気になるのは「何色と答えれば高評価になるか」かもしれませんが、答える色によって合否が決まることはありません。つまり、しっかりと理由を説明できるなら意外性のある色でも問題ないということです。
職種や仕事内容とマッチしていたり、長所を引き立たせられる回答であれば、より高い評価も期待できるかもしれません。
ホテル業界×ピンク色の例文
私を色に例えるとピンク色です。ピンクは温かみと優しさを象徴し、人々に心地良さを与える色とされています。現在のホテルでのアルバイトでも、レストランに来たお客様を心地良くお迎えすることを大切にしているので、自分にぴったりな色だと感じました。
私はこれまでの経験から、おもてなしの大切さとお客様に快適な体験を提供するために求められる姿勢を学んできました。御社に入社後はホテル業界での仕事を通じて、自分がかかわる人の心がピンク色に温まるようなサービスを提供し続けたいと考えています。
ファッション業界×紫色の例文
私を色に例えると紫です。私は常にクリエイティブな視点から物事を考え、新しいアイデアを生み出すことに喜びを感じています。
青と赤、2つの色が混ざり合うことによって生まれる紫は、それぞれのバランスによって見せる雰囲気を変えることができます。
私はこれまでの経験から、ファッションが人々の個性を表現する重要な手段であることを学んできました。このような創造性を大切にし、ファッション業界においても新しいトレンドやスタイルを提案することに意欲を抱いています。
ファッション業界での活動を通じて、組み合わせによって何通りもの表現ができる紫のように、創造性に富んだ仕事を展開し続けたいと考えています。
- 周りと差別化するために被らない色にしたいですが、うまく説明できるか不安です。
比喩を交えて自分と同じイメージを持ってもらおう
まずは「自分の伝えたいこと」と「色の持つイメージ」の両方をしっかり言語化してみましょう。
子どもの頃からなじみのある12色の色鉛筆にある色は、多くの人が同じものを想像できそうですが、「紺碧(こんぺき)色」「萌黄(もえぎ)色」のようなマイナーな色を言っても、正確にイメージしてもらえるかはわかりません。
「真夏の晴れ渡った空の、紺碧の色です」「春に芽吹く草の色である萌黄色です」というように、聞き手と思いを共有できるような例えを入れると良いですよ。
「自分を色に例えると?」の回答のコツをつかんで自分らしさを存分に伝えよう
「自分を色に例えると?」の回答において大切なのは、自分らしさを的確に伝えることです。自分の持つ経験や価値観を色に例えることで、印象的で魅力的な回答を作成できます。そのためにも、まずは自己分析を通して自分の長所を言語化することが大切です。
色彩は感情や特性を表現できる素晴らしい手段です。仮に面接の頻出質問で思うように話せなくても、「自分を色に例えると?」の質問に対して色のイメージを上手に伝えられれば、面接官に「あなたらしさ」を伝えるチャンスを作れます。
また「自分を色に例えると?」は、ほかの学生と差別化しやすい質問でもあります。回答のコツをつかんで、自分を目一杯表現しましょう。
アドバイザーコメント
永田 修也
プロフィールを見る「自分を色に例えると?」の回答を通して自分の人間性を表現しよう
まず最初に、「面接官はなぜこの質問をしているのか」ということを今一度思い出してください。
基本的に「あなたのことを深く知りたい」というのが根底にあります。人間性を把握するためですね。そのことを念頭に置けば、伝えることもシンプルに考えられるようになると思います。
「色ってなんだろう……」と深く考えてしまうと難しく感じますが、色を通して自分を表現することだと思えばわかりやすいのではないでしょうか。言ってしまえば自己PRとほぼ同じと考えても良いと思います。
意外なきっかけから自分にぴったりの色が見つかることもある
どうしてもイメージが湧いてこない場合には、バースデーカラーやネットにある名前から色を診断するツールも参考にして良いと思います。周囲の人4〜5人に聞いてみるのも良いでしょう。
信ぴょう性は置いておいたとして、そういったところから自分にとってピンと来る答えを見つけられれば参考にしてみるのも良さそうです。難しく考えず、まずは気軽に考えてみることをおすすめします。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/フィナンシャルプランナー
Miyuki Oba〇大学などでカウンセリングや講義、企業や行政における新人研修・セミナーなどに多数登壇。ファイナンシャルプランナーおよび小論文講師としての知見も加味したアドバイスをおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー
Syuya Nagata〇自動車部品、アパレル、福祉企業勤務を経て、キャリアコンサルタントとして開業。YouTubeやブログでのカウンセリングや、自殺防止パトロール、元受刑者の就労支援活動をおこなう
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