Q
大学4年生
女性
制限時間が35分の玉手箱の非言語問題は何が出ますか?
玉手箱の非言語で、35分という制限時間の試験を受けることになりそうです。
過去問や対策本を解いていますが、問題形式が複数あるようで、35分で出題されるパターンがいまいちつかめず、効率的な対策ができていない気がしています。友人も同じような悩みを抱えていて、焦りを感じています。
35分の非言語では、具体的にどのような問題が出題される可能性が高いのでしょうか?
また、それぞれの問題形式に対して、効率的な対策方法や、時間配分のコツがあれば教えていただきたいです。特に、本番で焦らず解き切るための心構えについてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
35分版玉手箱の非言語は頻出ジャンルを絞って攻略すべき!
玉手箱の非言語問題では、35分という短い制限時間が設定される場合、頻出ジャンルは四則演算、割合・比、速さ・距離、場合の数、確率、表・グラフの読み取り、規則性などです。
35分版では、これらの中からおおよそ40問前後が出題され、1問あたりにかけられる時間は概ね40~50秒程度となります。
まず重要なのは、各ジャンルごとの解法パターンをしっかり身に付けることです。
具体的には、四則逆算や割合問題では逆算手順を覚え、問題文を見た瞬間に必要な式を立てられるまで反復演習を重ねましょう。
そして、速さ・距離・時間の関係は、図を書かずとも通し割り算で即答できるように練習します。場合の数は全体から引く考え方、確率は分数表現に慣れることが大切です。
表やグラフの問題は注目すべき単位を瞬時に把握する訓練をしましょう。規則性問題は増減、乗除、位置ずれなどのパターンに分類し、パターン認識力を高めることが有効です。
時間配分のコツとしては、問題用紙の左上から順に解くのではなく、まず一巡目で10秒以内で解けそうな見慣れた問題に◎を付けてどんどん手を動かします。
20問程度解いた段階で残り時間を確認し、1問あたり何秒使えるか逆算しましょう。難問や初見の複雑な問題には△マークを付けて飛ばし、最後の5分でまとめて再挑戦するのがおすすめです。
こうしたラウンド制で問題を振り分けることで、時間不足による正答率低下を防げます。
全問解答を目指さない! 得点源を先に確保し時間配分で差をつけよう
直前期には、必ず35分×40問前後の本番形式でタイマーを使った模試演習を複数回実施し、本番さながらの緊張感を再現しましょう。
また、試験当日は「30分経過で全体の8割程度を解き終える」といったマイルストーンを自分なりに設定しておくのも一例です。途中でストップウォッチを確認することで、冷静さを保ちやすくなります。
最後に心構えですが、全問完答を目指すよりも、確実に得点できる6~7割を逃さない姿勢が合格への鍵です。満点を狙って難問で立ち止まるより、スピード重視でまずは易しい問題を確実に取りましょう。
これにより合格ラインをクリアしつつ、後半に余裕を持って△マークを付けた問題に取り組むことができ、焦りも大幅に軽減されます。
35分という短い時間を手際の良さをアピールできる舞台ととらえ、反復練習で培った自分のルーティンを本番で落ち着いて再現しましょう。
企業によって異なる! 出題パターンを把握して挑もう
制限時間が35分の玉手箱の非言語問題は企業によってカスタマイズされており、図表の読み取り、表の空欄補充のうちのどれかのパターンが出題されます。
図表の読み取りは言葉の通り、表やグラフから読み取って判断するという内容です。単位を変換したり、比較しながら読み解いていきます。
表の空欄補充は、条件に合うように表を完成させる問題です。表を整理し、条件をメモで書きながら空欄に入るものを類推します。
図表読解と空欄補充の特徴を押さえて時間配分を練習しよう
まずは、問題パターンを身に付ける必要があるので、市販の玉手箱対策本を手に入れて問題の形式に慣れましょう。
35分で35〜40問解答する必要があるので、1分1問の制限時間で解くという時間配分について事前に練習しておく必要があります。
難問に時間がかかってしまうとすべてを解き終えることは難しくなるので、難問は潔く飛ばして確実に解けるものを解くスタイルがおすすめです。
過去問のパターンを身に付けることで解けるようになるので、まずは、問題と解説を読みながらでも解くための観点を身に付けるようにしましょう。
以下の記事では玉手箱の出題内容や対策方法などを網羅的に解説しています。これから玉手箱を受検する予定があり、少しでも不安を抱えている人は一度目を通しておきましょう。
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