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女性
転職の志望動機が書けないことに悩んでいます。
現在転職活動中の者です。応募書類を作成しているのですが、志望動機がどうしても書けずに困っています。
「なぜこの会社なのか」「なぜこの職種なのか」を考えると、言葉が詰まってしまうのです。特に、応募したい会社が複数ある場合、それぞれの会社に合わせて志望動機を考えるのが非常に難しく、手が止まってしまいます。
このままでは応募が進まず、転職活動自体が滞ってしまうのではないかと不安です。
志望動機が書けない時に、どのように考えを整理し、説得力のある内容に仕上げれば良いでしょうか?
効果的な志望動機の組み立て方や、どうしても書けない場合の対処法について、具体的なアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
志望動機が書けないときはまず自分を深掘りしよう
志望動機がうまく書けない人は多く、その原因の多くは、自分の気持ちや考えが整理できていないことと、企業や職種への理解が浅いことの2点が挙げられます。
つまり、自分の中でぼんやりとしている思いを、うまく言語化できていない状態です。
まず、転職の本質的な目的を整理することから始めましょう。現職の何に不満があるのか、どんな仕事や環境でどんな成長や貢献をしたいのか、仕事を通じてどんな価値観を大切にしたいのかといった点を深掘りしないまま志望動機を書こうとしても、言葉に詰まるのは当然のことです。
これまでの成功体験、失敗体験、楽しいと感じた瞬間、つらいと感じた瞬間を書き出していきましょう。そうすることで自分の仕事観や強み・弱みの輪郭が見えてきます。
もっとシンプルに言うと、自分が自然にやってきたことで自分のやりたいことが実現できたエピソードと、自然にやってきたことで周りから感謝されたことの重なる部分を紐解いていくと良いでしょう。
自分の軸を確立して企業との接点を見つける! 人に聞いてもらうのもおすすめ
企業ごとに志望動機を変えるのは確かに手間ですが、ベースとなる転職軸がしっかりしていれば、企業ごとの違いは、その企業が抱えるビジョンや特徴、事業内容に沿って少しアレンジを加えるだけで済みます。
量産的に自分の志望動機を作り変えるのではなく、まずは自分の軸を確立していくことが、志望動機の精度を上げていくうえでも重要です。
それでも書けない場合は、紙に書き出すのが苦手な可能性があるため、話すことを試してみてください。
友人やキャリアアドバイザーといったリアルな人に話すのも良いですし、生成AI(人工知能)の音声機能を使って整理する方法も一つです。
視点を変えてみると魅力が見つかる可能性も!
「転職の志望動機が書けない」という悩みは意外と多くの人が抱えています。
そもそもなぜその会社に応募しようと思ったのか、給料が高い、場所が近いなど、自分本位の理由でもかまわないので、まずは一度すべて書き出してみましょう。
それでも筆が止まってしまう場合は、少し変わったアプローチをおすすめします。それは、自分がその会社のCMプランナーやプロデューサーになったつもりで、会社のPR文を作ってみることです。
客観的に見つけた魅力が最高の志望動機になる! 軸を見つけてみよう
不思議なもので、人間は自分の意見を問われると口が重くなりがちですが、仕事として、あるいは第三者の視点で物事をみるとすらすらと言葉が出てきたりします。
「この会社の良さをアピールするなら、自分ならどこを伝えるか?」という客観的な視点で会社を見てみると、意外な魅力が見つかるはずです。
そして、そこで見つけた企業の魅力こそが、そのままあなたの質の高い志望動機の中核になるでしょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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