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面接をバックレたら損害賠償されることはありますか?
先日、面接の約束をしていた企業があったのですが、体調を崩してしまい、連絡を入れないまま無断で欠席してしまいました。今になって「損害賠償を請求されるのでは?」と不安で、夜も眠れません。
インターネットで検索すると「面接をバックレたら損害賠償されることがある」といった情報も見かけて、ますます怖くなっています。
本当に、無断欠席だけで企業から損害賠償を請求される可能性はあるのでしょうか?
また、今からでも企業に謝罪の連絡を入れるべきか悩んでいます。損害賠償のリスクや、今後の適切な対応方法について、キャリアの専門家としてアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ばっくれの損害賠償はまず心配しなくて大丈夫!
実際にそのような話は聞いたことがありません。現実的には、面接を無断で欠席したことによって損害賠償を請求される可能性は極めて低いと考えられます。
たとえば、面接のために外部から有料の専門家を呼んでいたなどの特殊なケースでなければ、企業が金銭的な損害を被るわけではなく、損害額を算出することが困難だからです。
事前に何らかの契約を交わしていないかぎり、心配する必要はないでしょう。
万が一のときは一人で抱え込まず相談を!
万が一、そのような請求をされてしまった場合は、決して一人で悩まないでください。学生はこのようなとき、一人で抱え込んでしまいがちです。
大学のキャリアセンターやハローワークといった公的な機関に必ず相談してください。専門家がしかるべき助言をくれます。
請求されたからといって、すぐに自分で判断して行動したりせず、まずは周りの大人に相談することを心がけてください。
無断欠席は避けよう! 連絡が何よりも大切
損害賠償を請求される可能性は、ほぼありません。
しかし、企業側も面接のために時間や準備、調整をおこなっているため、無断キャンセルは企業にとって損害が発生している状況であることには変わりありません。
また、無断キャンセルを繰り返すと企業の信頼を失い、今後の選考に悪影響を及ぼす可能性もあります。
誠意ある対応で後悔を残さないように!
学生に対して損害賠償を請求する企業はほとんどないものの、後からでもお詫びの言葉とキャンセルしてしまった理由をしっかり連絡しておくべきです。
その連絡は迅速かつ丁寧に行うことで、企業側の理解を得やすくなり、マイナスの印象を最小限に抑えられます。
自分の気持ちをすっきりさせるためにも、企業への謝罪の意味を込めて、後から連絡することをおすすめします。
面接をばっくれることはできる限り避けたいですが、やむを得ずやってしまったという人もいると思います。以下の記事では面接をばっくれてしまった際のリスクやそのリスクを回避する方法を解説しています。
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