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仕事が終わらないのに残業するなと言われたらどうすれば良いですか?

とある企業で働く20代です。現在、私が担当している仕事量が非常に多く、毎日残業をしなければ終わらない状況です。しかし、上司からは「残業はなるべくするな」と厳しく言われていて、最近では家に仕事を持ち帰ることもあります。

明らかに残業が必要な業務量にもかかわらず、残業するなと言われた場合、どうすれば良いのでしょうか?

効率化や業務の見直しにも取り組んでいますが、周りの社員も私と同様の状況なので、業務そのものではなく効率化のことを考える余裕のある人はあまりいません。このままでは仕事が終わらず、精神的にも追い詰められそうです。

キャリアコンサルタントの方から見て、このような状況で、どのような対処を取るべきか、上司とはどう接するべきなのか、具体的なアドバイスをいただけないでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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残業禁止でも仕事が終わらないときはチームで職場改善をしよう

残業をしなければ仕事が終わらない状況は、個人ではなくて企業側に問題があります。明らかに残業が必要な仕事量を残業するなというのは無理難題ですよ。

結果として持ち帰りが増えてしまい、データや個人情報が漏洩してしまっては元も子もありません。

相談できそうな上司であれば部署としての声をあげてみる、それでも改善がはかられないようだったら組合に相談するのが良いと思います。

このままでは離職者も増えてしまうため組織として改善していくべき問題です。周りの社員も同じ状況であるのであれば、一度誰かが音頭を取って部署内のメンバーと対話の機会を作りましょう。

「残業がない」「お互いが言いたいことを言い合える」「業務に対して納得できる評価がされる」など職場としてのありたい姿を心理的安全性のもとだしていきます。

そして、全員が納得するありたい姿を言語化し、現在の状態とのギャップを書き出していきます。

部署全体で業務量を可視化し、効率化の施策を計画・実行!

おそらく業務量の多さが問題として出てくるでしょう。

さらに、どんな業務があるのか部署内で棚卸しをし、簡略できそうなことはないかと、アイディアを出していきます。その後実行する施策を決め、取るべき行動をスケジュールに落とし込んでいきます。

個人任せにしてしまうと効率化まで考えられないことも、チームで考えることで知恵を出し合うことができるものです。

働き方改革の好事例はたくさん出ています。上司、そして企業のトップが思い切って舵をきれるように情報を定期的に提供してみるのも効果的です。

キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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なぜ終わらない? 業務の課題を分析しよう!

これは、働き方改革を「単なる残業削減」としかとらえていない企業によく見られる問題です。

本来、働き方改革とは、残業をしないように業務改善をすることまで含みますが、その部分が抜け落ちているケースが多いのです。

この状況を解決するためには、まずご自身で「なぜ仕事が終わらないのか」という業務プロセスの課題を分析し、具体的な改善案を立てることが有効です。

具体的な改善案を持って上司に提案しよう!

「現状では業務が終わらないため、この部分をこのように改善すれば効率化できると考えますが、どうでしょうか」と、仮説を持って相談してみましょう。

1人で難しければ、同じ状況にいる周りの同僚を巻き込み、チームとして提案するのも良いです。

精神的に追い詰められてしまう前に、現状を変えるための具体的な行動を起こしてみてください。

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