Q

大学3年生
男性

人生で一番辛かったこと、どんな経験を話せば良いですか?

就職活動の面接で「人生で一番辛かったことは何ですか?」という質問をされることがあると聞きました。しかし、これまでの人生で「これが一番」と言えるような辛い経験がないように感じます。

面接で人生で一番辛かったことを聞かれた際は、どのような経験を話せばいいのでしょうか? ほかの就活生が話しているエピソードの例や、伝え方のポイントがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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身近な経験でもOK! 正直に自分の弱みを話そう

「人生で一番つらかったこと」と聞かれ、壮絶な経験を話さなければならない、と考える必要はまったくありません。人生を日常ととらえ直し、もっと身近なことから探してみましょう。

たとえば、上京して新しい環境になじむまで苦労した話や、友人とのすれ違いが生じた話などで大丈夫です。

採用側は、学生が完璧に取り繕う姿だけでなく、適切に自己開示できるか、つまり周りに自分の弱みを見せられる人間らしさも見ています。そのため、多少ネガティブな話でも正直に話してかまいません。

経験からの学びを語る! 未来への成長力を示そう

ただし、つらかった話だけで終わらせてしまうと、「この人は大丈夫だろうか」と心配させてしまいます。必ずその経験から学んだこと、そして次に活かした経験をセットで伝えましょう。

たとえば、環境の変化に苦労した経験を話すなら、「その学びを活かし、次のアルバイト先では自ら積極的にコミュニケーションをとるようにした結果、すぐに職場になじむことができました」と続けることで、あなたの成長力を示すことができます。

過去の出来事を未来への糧として活かせる人材であることをアピールしてください。

キャリアコンサルタント

久野 永理

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経験の大きさは関係ない! 乗り越えた経験を語ろう

「人生で一番辛かったこと」という質問に対し、経験の大小を気にする必要はありません。

「こんなことを話しても大したことないと思われるかもしれない」と不安に感じるかもしれませんが、面接官が見ているのはそこではありません。

その人が辛いと感じることの尺度は、他人にはわからないものです。大切なのは、自分が辛いと感じた事実と、その困難な状況をどのように乗り越えたのかというプロセスです。

困難に立ち向かう姿勢を見せてアピールをしよう

これから社会に出ると、これまで以上に辛いことや大変なことがたくさん出てきます。

そのとき、あなたがどのように困難に立ち向かっていける人物なのか、そのポテンシャルを示すことがこの質問の目的です。

あなたの経験を通じて、課題解決能力や精神的な強さをアピールする機会だととらえましょう。

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面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

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これらの質問に一目で答えられる!(一部)
【伊藤忠商事】
・あなたの強み・長所を教えてください。
・あなたの夢を教えてください。
【花王株式会社】
・この職種を希望する理由を教えてください。
・あなたにとって仕事とは何ですか。
【森永製菓】
・あなたの強みを当社でどう生かせますか。
・当社の業界を志望する理由を教えてください。

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