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IT業界とWeb業界の違いがわかりません。
就職活動でIT業界に興味を持っているのですが、Web業界という言葉もよく耳にするため、両者の違いがよくわからず、企業の絞り込みに苦戦しています。
この両者の業界は、具体的にどんな違いがあるのでしょうか?
Webサイトの制作運営やアプリ開発などの仕事に漠然とした憧れがあるのですが、これらはWeb業界の仕事なのか、それともIT業界全体に含まれるものなのかなど区別ができません。
もしよろしければ、それぞれの業界でどのような仕事があるのか、また、どのようなスキルや知識が求められるのかなども併せて教えていただけないでしょうか?
社会人経験のない新卒の私にもわかるように解説していただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
IT業界のなかの一つの分野がWeb業界! 仕事内容の違いを理解しよう
IT業界とWeb業界の違いは、Web業界がIT業界という大きな枠組みの一部と考えるとわかりやすいです。
IT業界は「情報技術」を活用した幅広い分野全体を指し、ハードウェア製造や企業の基幹システム開発(SIer)、ネットワーク構築など、社会のインフラを支える多岐にわたる仕事が含まれます。顧客はおもに企業であり、システムの安定性や正確性が強く求められるのが特徴です。
一方、Web業界はIT業界のなかでも特にインターネットを介してサービスを提供する分野に特化しています。ECサイトやSNS、Webメディアの企画・開発・運用などがおもな仕事です。
求められるスキルを理解して自分の適性に合うほうを選択しよう!
そのため、求められるスキルやカルチャーも異なります。IT業界の社内SEやインフラエンジニアは、幅広い基礎技術やセキュリティに関する深い知識が必要です。
対してWeb業界のフロントエンドエンジニアやWebマーケターは、HTML・CSSといった専門技術やデザイントレンド、マーケティング知識など、変化の速い技術への迅速な対応力が重視されます。
どちらの業界が自分の興味や適性に合うか、仕事内容や求められる役割の違いから考えてみるのが良いでしょう。
IT業界とWeb業界は領域が異なる! IT業界から調べていこう
「IT業界」は情報技術全般を指す広範な概念、「Web業界」はそのIT業界に含まれるサブカテゴリの一つで、おもにブラウザ上のサービスや開発を中心とする領域です。
両者は企業の規模や事業の進め方も異なるため、まずは大きな括りであるIT業界全体を調べ、その後にWeb業界について詳しく知るという流れが効率的です。
まずは大きな括りから! 興味を軸に柔軟に調べていこう
ただし、IT業界は比較的、大規模なシステム開発を前提とする一方、Web業界はより小規模な単位での取り組みが多いという特徴があります。
もし大規模な案件よりも、Webサイト制作など身近なサービス開発に漠然とした興味がある場合は、最初からWeb業界に絞って調べていくという方法も有効です。
就職活動を進めるなかで、Web業界には該当しないものの興味を持てる企業が見つかることもあるため、その際は都度個別に調べていけば問題ありません。
IT業界に興味を持っている人は、次の記事もチェックしてみてください。IT業界の概要や仕事内容、将来性やメリット・デメリットなど詳しく解説しています。
こちらの記事では未経験からIT業界への転職を目指す人への役立つ情報を紹介しています。Web業界についても説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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