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休職することのメリットって何ですか?
とある企業に勤める20代です。現在私は、仕事で多忙を極めたことで体調を崩しやすくなり、両親から休職を勧められています。
休職することで疲弊した心身を休められるとは思うのですが、その後の仕事のことやキャリアのことが不安で決断できません。
休職することによって得られるメリットにはどんなものがあるのでしょうか? デメリットや今後の自分へのリスクになり得るポイントなどもあれば教えていただきたいです。
また、もしこのまま休職するとなった場合、その後のデメリットなどを最小限にするには、どういった意識が必要なのでしょうか?
実際に休職を経験された人が身近にいらっしゃる場合は、どのようにその後のキャリアを立て直したのかについてもお聞かせいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
休職は心身回復のチャンス! 自分を大切にする勇気を持とう
休職することのメリットは、心身の健康を回復させることに尽きると思います。
体調を崩しているときは、休職期間を使って十分に休養することで、仕事への復帰が早くなったり、その後より長く健康で働くことができたりする可能性が高まるのです。
一方で、休職には少なからずデメリットやリスクも存在します。職場から離れる期間が長くなることで、職場の状況や人間関係が変化し、そこについていくのが難しくなったり、どうしても周囲の目が気になったりすることはあるでしょう。
また、経済面での負担や、復職後に昔と同じようなペースで働けるかどうか不安に感じることもあるかもしれません。
デメリットを最小限に! 賢い休職期間の過ごし方
休職後のデメリットをできるだけ小さくするためには、情報のキャッチアップ、健康管理、復職計画の共有、スキルアップ・資格取得の検討といった点に留意すると良いでしょう。
たとえば、本当に心がきついときは余計なことをしないほうが良いですが、少しずつ動けそうになってきたら職場の動きや業界のニュースに目を通すなど、情報収集を心掛けてください。
体調を整えることに専念し、産業医や上司と復職計画を共有し、連携を取りましょう。
体調とスキル・経験のバランスをとりながら、ゆっくりと回復していくことが大切です。
企業との雇用関係をつないでおけることが大きなメリット!
休職することの最大のメリットは“労務提供を一時停止しても雇用関係と社会保険を維持できる”点です。
会社によってその期間は異なりますが、心身の回復に専念しつつ、復職プログラムで段階的に業務に戻れる制度が利用できます。
反面、休職期間は賞与・昇格の評価対象外になり、部署配置や担当顧客が変更される可能性も高まるため、注意が必要です。
復職後を見据えた準備でキャリアへの影響を最小化しよう!
キャリアへの影響を最小化するには、主治医と産業医の復職基準を書面化することや、復職後6カ月の業務負荷計画を上司と合意することが有効です。
また、スキルアップ計画(オンライン講座受講など)を立て“成長停止感”を避けるといった準備も、安心して休養するために役立ちます。
こちらの記事では休職のメリットやデメリット、手続きの方法などを詳しく解説しています。休職後の不安から申し出るか検討している人は参考にしてみてください。
休職中に転職活動を始めたいと考えている人は以下の記事もチェックしてみてください。休職中の転職活動の可否や応募企業への伝え方を解説しています。
以下のQ&Aでは、「休職することはずるいことなのか?」と疑問を持つ相談者に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。
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