Q
大学2年生
男性
資格を取りまくると就活が有利になりますか?
現在大学2年生です。周りの友人の何人かはすでに就職に向けて資格の取得に励んでいるようで、自分も今のうちから何かしておきたいなと思っています。
ただ、具体的に自分がどんな仕事がしたいとかはまだ全然決まってないので、とりあえず自分が取得できそうな資格を取りまくる作戦でいこうと思うのですが、資格をたくさん取っておけば就活を有利に進められるでしょうか?
資格は取りまくっておけば何かしら就職に役立てられるのか、それともほかに就活を有利にできる良い方法があるのかなど、ぜひアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
仕事に活きる資格は有利! 取得経験をPRしよう
資格をたくさん取ることで就職活動が必ず有利になるとは限りません。むしろ、資格を取りすぎることが逆効果になるケースもあるので注意が必要です。
資格が就職活動に有利になるのは、その資格が仕事に直結する場合です。たとえば、簿記2級は経理事務職に、TOEICの高得点は英語を使う仕事に、保育士資格は保育士に、看護師資格は看護師に、というように、応募職種に直結していればもちろん有利になります。
また、資格取得に向けてコツコツ取り組んだ経験などは、自己PRとして評価されるでしょう。
一貫性が大事! 資格が仕事にどう活きるか伝えよう
一方で、単に資格をたくさん持っているだけだと不利になる場合があります。
たとえば、資格に一貫性がなくバラバラだと、「この人は何がしたいのだろう」「何を目標にしているのだろう」と企業側に思われてしまうことがあります。
また、資格を持っていても、それを仕事でどう活かすかを話せなければ、「勉強だけしたのね」で終わってしまい、印象が薄くなってしまいます。
さらに、実務経験や人柄よりも資格の数で勝負しようとする姿勢だと、「資格コレクター」と見なされ、かえってマイナスに評価されてしまう可能性もあります。
そのため、志望する職種に関連した資格を選び、その資格でどう仕事に貢献したいのかを具体的に語れるようになることが重要です。
必ずしも有利ではない! 努力以上の評価は望めない
資格をたくさん取っても、就職が有利になることはありません。むしろ、一貫性がなく、いろいろなものに手を出して、おいしいところだけをつまみ食いするような性格だと思われ、逆効果になる可能性すらあります。
資格を取るために努力はできる人なのだ、とは思われるかもしれませんが、それ以上の評価にはならないでしょう。
目的意識を持つ! 仕事に必要な資格を取得しよう
資格は、それ自体が目的ではありません。あなたが本気でやりたい仕事があり、そのために必要な資格を取るのであれば、それは高く評価されます。しかし、使わない資格をコレクションのように並べても、何のアピールにもなりません。
時間とお金を無駄にしないためにも、目的意識を持って資格取得に取り組みましょう。
こちらの記事ではIT資格を取りまくらない方が良い理由と、本当にとるべき資格について解説しています。就活を少しでも有利に進めるために資格取得を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
資格を取得したいと考えている人は次の記事もチェックしてみてください。これからの時代に役立つ資格について解説しています。
次のQ&Aでは学業より資格取得が評価される理由について、キャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。
そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人








