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公務員のエントリーシートの「自己啓発活動」の書き方を教えてください!
公務員を志望していて、現在ES作成に取り組んでいるのですが、自己啓発活動の項目で何を書けば良いのかわからず悩んでいます。
公務員の勉強以外何かやっていることはなく、しいて言えば週末は1万歩歩くようにしていたり、毎日ストレッチをしたり、日記を書いたりはしているのですが、こういうのを求められているわけではありませんよね。もっと勉強や読書、スクールに通っているなどの意識高い系の内容を書くべきなんですかね......。
公務員のESで自己啓発活動をアピールする際、どんなエピソードを選び、どのように記述すれば良いでしょうか?
具体的なアドバイスをいただけると幸いです!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
特別な経験は不要! 日々の自己啓発を武器にしよう
自己啓発活動は、「仕事の再現性を高めるための自己管理・学習」として語れれば、十分に評価対象となります。必ずしも、豪華な資格の取得や専門学校に通うといったことである必要はありません。
公務員として求められる「長期的な視点で物事を継続し、改善していく力」を示せることが最も重要です。
たとえば、日々の健康管理にPDCAサイクルを取り入れた経験を伝える場合、「毎日の歩数や睡眠時間を管理し、集中力との関係性を分析し、勉強効率の改善をした」などと示しましょう。
また、「政策への理解を深めるため、毎朝20分間で制作記事を要約してゼミで議論をおこなった。そうすることで論点を整理する力を身に付けた」経験や、「Excelや統計などの関数を独学で習得して、模擬データで集計をおこない、課題提案資料を作成した」といった経験も、立派な自己啓発活動です。
地味でも継続が鍵! 改善プロセスを言語化しよう
書き方は、「目的→方法(具体的な頻度・工夫)→成果(定量)→入庁後の活用」という構成がおすすめです。「地味でも継続し、改善していること」が最大の加点ポイントとなります。
歩数管理、ストレッチ、日記など、一見些細なことであってもかまいません。
「なぜそれをおこなっているのか」「どのように改善したのか」を語ることができれば、それは立派な自己啓発活動になるのです。
難しく考えないで! 自分を高める活動はすべて自己啓発となる
公務員のESで「自己啓発活動」について書く際、「何か意識の高い内容でなければならない」と考えるのは、よくある誤解です。
「自己啓発」とは、読書やスクール通いといったことだけではなく、「自分自身を高めるための活動全般」を指します。
そのため、あなたが実践している「週末に1万歩歩く」「毎日ストレッチをする」といった健康管理も、立派な自己啓発活動です。大切なのは、その活動をどう伝えるかという「表現の工夫」の部分になります。
目的・きっかけ・学びの3点で活動をアピールしよう
効果的な伝え方は、まず「何のために(目的)」その活動をしているのかを明確にすることです。
たとえば、「常に高いパフォーマンスで仕事に取り組めるよう、心身の健康を維持するため」といった目的を述べます。
次に、それを始めた「きっかけ」や、乗り越えようとしている「課題」に触れ、最後に、その活動を続けることで得られている「学び」や自分自身の「変化」で締めくくると良いでしょう。
この構成で語ることにより、日々の小さな習慣が、あなたの自己管理能力や目標達成への真摯な姿勢を示す、説得力のあるエピソードに変わるのです。
エントリーシート(ES)はAI(人工知能)を活用して添削することも可能です。以下の記事ではESを添削する際にAIを活用する方法を解説しているので、ESの精度を高めたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
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