就職活動において、多くの学生がどのようにして志望動機欄を埋めるかに頭を悩ませています。
「面接で話せば良いし、履歴書の志望動機は空欄でも良いのでは?」「志望動機欄のない履歴書を使おう」と考えている学生もいるかもしれませんが、履歴書の志望動機欄を空白にすることは、アピールのチャンスを失う行為とも言えます。
履歴書の志望動機欄を空白にすると、企業が得られるあなたの情報が不足するだけでなく、あなたの意欲やその企業への理解が不十分であるとの印象を与えかねません。最悪の場合、重大なマイナスポイントになり得ます。
この記事では、キャリアアドバイザーの谷所さん、柴田さん、加藤さんの意見をもとに、履歴書の志望動機欄を空欄にするリスクと、有効な志望動機の記述方法について詳しく解説していきます。就職活動を一歩リードするための、履歴書の志望動機における重要なポイントを押さえましょう。
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履歴書は最初のアピールの場! 志望動機なしは避けよう
履歴書における志望動機は、採用担当者への第一印象を左右します。面接と違って、履歴書では、志望動機欄があなたの「顔」になる可能性もあります。
記事でははじめに、志望動機を書かない選択が就職活動にどのようなリスクをもたらす可能性があるのかを解説します。また、履歴書の志望動機欄が人事にとってどれほど重要か、実際の採用担当者の意見も聞いているので、併せて読んでみましょう。
さらに、履歴書で志望動機を求める背後にある企業の意図を解説し、そのうえで履歴書での効果的なアピール方法を解説します。志望動機をうまく書けない人には、その原因ごとに対処法を解説しているので、自分のパターンに当てはめながら解決策を探してみてください。
最後に、魅力的な志望動機を見つけ出す方法や、それを履歴書に上手に書き込むテクニックを紹介します。PREP法を始めとした書き方のコツや、志望動機を魅力的に見せる「企業の目指す姿と自分の目標の結びつけ方」などを具体的に説明します。
この記事を通して、履歴書の志望動機の部分を充実させ、ほかの応募者と差を付けるための実践的なアドバイスを伝授します。
書類選考を控えている人は、こちらの記事もおすすめです。エントリーシート(ES)における志望動機の書き方を解説しています。
例文12選|受かる志望動機をエントリーシートに書く4つのステップ
履歴書の書き方のマナーやルールがわからない人は以下の記事が参考になりますよ。
新卒用履歴書の書き方完全版|よくある失敗や受け渡しのマナーも解説
履歴書の正しい書き方がわからない……と悩んでいる人は以下の記事を参考にしてみてください。プロが正しい書き方と提出時の注意点を解説しています。
失敗しない履歴書の書き方をプロが解説! 提出時の注意点も
そもそも履歴書は手書きとPCどちらで作成するべきなのか悩む人も多いかと思います。次の記事では、それぞれのメリット・デメリットや作成方法について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
新卒の履歴書は手書きすべき? PCと効率的に使い分ける方法も解説
志望動機の作り方で悩む人は多いと思います。以下の記事では志望動機の作り方を就活支援のプロが解説しているので参考にしてみてください。
志望動機の作り方大全|就職支援のプロが好印象を残すコツを解説
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志望動機が空欄の履歴書を出すとどうなる?
新卒の就活において、履歴書は学生を知るための重要な資料の一つです。
中でも志望動機は、学生がその企業や職種にどれだけ興味を持っているか、また、どれだけ熱意を持って入社後の業務に取り組むかを示す部分として、採用担当者から特に注目される項目です。
では、志望動機欄を空欄にした場合、どんなリスクがあるのでしょうか。
次の記事でも、空欄をつくるリスクを項目別書き方のコツとともに解説しています。ぜひ併せて読んでみてくださいね。
履歴書の空欄はNG? 採用担当が印象や合否への影響を徹底解説
パターン①熱意が感じられず評価が下がる
多くの企業では、志望動機を通じて学生の熱意や意欲を判断します。そのため、志望動機を空欄にした場合、学生が企業に対して真剣に入社を考えていない、あるいは十分な情報収集をしていないと解釈されることが多いです。
また、企業側は自社のビジョンや文化に合う人材を探しており、志望動機を通じて自社とのマッチ度を確認することもあります。
志望動機欄を空欄にしてしまうと、学生の熱意不足を感じる企業もあるかもしれません。このような理由から、ほかの応募者と比較したときに評価が下がるリスクが高まります。
- 履歴書で書かずとも面接で熱意を伝えれば良いと思っていたのですが、履歴書にも志望動機は書くべきですか?
面接を有利な展開にするためにも履歴書に意欲を書くべき
採用担当者の中には面接に不慣れな人もいます。
履歴書の記述が充分でなかったり、熱意が感じられなかったりすると、面接で何を質問して良いのかわからず、結果として話が弾まないという現象を引き起こしてしまいます。
履歴書を書く際には意欲を充分感じさせ、「この部分はもっと聞いてみたい、もっと深掘りしたい」と思わせるようにした方が、面接でより熱意を伝える展開が可能になります。
したがって志望動機は極力記載して、自分に有利な質問の材料を企業に示しておきましょう。
履歴書の志望動機を見て、面接では志望動機を聞かないというケースもあります。以下のQ&Aで面接で志望動機を聞かないケースを解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
パターン②志望動機を重視しないため気にしない
一部の企業や採用担当者は、志望動機よりも学生のスキルや経験を重視する傾向にあります。
技術職や専門職など、業務に特化した能力を必要とするポジションでは、志望動機よりも、学生の強みやスキルの方が重要視されるためです。その場合、志望動機よりも、学生のポテンシャルや自己PRからわかる強みを通じて学生を評価することから、志望動機が空欄でも問題視しないケースもあります。
しかし、どの企業がどのように志望動機を評価するかは一概にはわかりません。可能な限り志望動機欄はしっかりと記入し、自分の熱意や意欲を伝えた方が無難です。
ジョブ型雇用を中心にしている企業やテクノロジーに特化した職種や業界は、志望動機も大切ですが、求人に合った能力やスキルを重視して雇用する傾向があります。
また人柄重視の社風の企業では、履歴書・職務経歴書は不要の企業もあります。
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採用経験者の生の声を聞こう! 履歴書の志望動機はどれくらい重視される?
履歴書の中で最も重要な部分とも言われる志望動機。採用担当者はこの部分をどれだけ重視しているのでしょうか。
数々の採用を経験し、多くの履歴書を目にしてきたキャリアコンサルタントの谷所さんの視点から、志望動機の重要性について解説します。
志望動機を空欄で出そう、もしくは志望動機欄がない履歴書を書こうとしている人は、一度採用担当者のリアルな視点を確認し、志望動機を書くことを検討しましょう。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る新卒採用では志望動機から熱意や人間性を見極めている
履歴書の志望動機は応募者がアピールする項目であり、志望動機の記載内容を重視する企業は多いです。
採用担当者は履歴書の志望動機から、これまでの経験を活かして何がしたいのか、企業にどういった魅力を感じているのかなどを知りたいと考えています。
重視の度合いは企業により異なり、志望動機より能力や適性を重視するベンチャー企業やIT系企業も中にはあります。
志望動機で合否が分かれることも! 自分の言葉で書かれているかが重要
私が採用をおこなっていたときは、志望動機は応募者の入社意欲や能力を見極めるだけでなく、社風に合う人間性かどうか読み取れる箇所でもあるので、履歴書の中で最も興味を持って読んでいました。
履歴書の志望動機が漠然としていたり書かれていなかったりすると、入社したい思いが感じられず不採用にしたこともあります。
文章がうまい・下手というより、入社したい思いが自分の言葉で書かれている志望動機を評価していました。
中途採用であれば、志望動機よりこれまでの実務経験や職務能力を評価する企業もありますが、実務経験のない新卒採用では、入社意欲や適性を見極めるうえで、志望動機を重視する企業は多いでしょう。
企業が履歴書で志望動機を求める理由
企業が履歴書で志望動機を求める理由
- 面接で質問するための資料が欲しいから
- 学生の人柄をイメージしやすくなるから
- 企業研究ができているかを判別したいから
志望動機は履歴書の中でも特に重要な部分とされ、多くの企業が学生の志望動機の内容に注目します。
同じくらいのスキルを持つ候補者が2人いたら、面接官は自然と熱意や意欲のある人の方に「入社してほしい」と思うものです。その熱意や意欲を確かめるためにも、志望動機は役に立ちます。
では、なぜ企業は面接ではなく、履歴書を提出する段階で学生に志望動機を求めるのでしょうか。この章では、その理由を詳しく解説します。
面接で質問するための資料が欲しいから
面接は、学生と企業の間で実際にコミュニケーションを取る数少ない機会となります。
採用担当者はこの短い時間内で、学生の真の意欲や思考を探る必要があります。そのため、履歴書は事前情報の収集ツールとして使われ、面接の流れや質問の方向性を決める材料として活用されています。
また、就活に熱意のある学生であれば、少なからず履歴書の志望動機欄はしっかりと埋めてくると予想できます。
履歴書の志望動機欄の内容の具体性は、学生が自らの未来や考えにどれだけ真剣に取り組んでいるかを知る手がかりとなり、つまりこの部分から学生の考えやキャリアに対する意識の高さを読み解くこともできるのです。
たとえ「志望動機は必ず書く」というルールが定められているわけでなくとも、採用担当者によっては履歴書にある項目はすべて埋めておくべき、と考える人もいます。
その場合、書くべきものを書いていないということはルール通りに仕事を遂行できない人と判断される恐れがあります。
そうなると面接がネガティブな印象から始まってしまうので、志望動機に限らず空欄を残しておくのは避けた方が良いでしょう。
学生の人柄をイメージしやすくなるから
志望動機の内容から、学生の深い価値観やその背後にある思考パターン、さらには日常的な振る舞いや人間性が伺えることもあります。
たとえば、新しいことに挑戦したいのか、安定を望むのか、チームで協力することが好きなのかなど、学生の性格や考えがわかります。
面接で直接話すのと違い、書類選考では文章からしか学生を知ることができません。学校名や取得資格などからわかる情報には限りがありますが、志望動機があると、学生の性格や考え方を感じやすくなります。
企業研究ができているかを判別したいから
志望動機を書くには、企業の理念や業界での位置、社内の雰囲気などをよく把握しなければなりません。
そのため、志望動機を見れば学生が企業にどれほど真剣に向き合っているかが伝わります。
企業の特色や業界の動きを上手く反映させた志望動機は、学生の熱意や誠実さを示すものとして評価されるのです。
「企業研究ができている」と感じる志望動機には特徴や共通点もあります。
応募する企業のみの視点だけで記入しているのではなく、競合他社の情報や社会状況も調べたうえで、応募企業の特色や業界の動きをうまく反映させて書けていることがポイントです。
楽だがリスクあり? 志望動機欄がない履歴書を使用することの可否
ネットには履歴書をダウンロードできるサイトが数多くあります。中には、簡易的で手間を省くことができる、志望動機欄が省略された履歴書もありますが、就活で志望動機欄がない履歴書を使用しても良いのか気になる人もいるはずです。
この章では、採用経験のあるキャリアアドバイザーに、志望動機欄がない履歴書を使用することの可否について率直な意見を聞きました。志望動機欄がない履歴書を使おうと思っていた学生は、アドバイザーのコメントを踏まえたうえで、使用するかをもう一度考えましょう。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る志望動機欄のない履歴書を選んだ時点で意欲が低い印象になる
就活で志望動機欄のない履歴書は使用すべきではないでしょう。
ESなどに志望動機欄があり、同時に提出するならば履歴書の志望動機欄がなくても問題ありません。ただし単独で提出する履歴書に志望動機が記載されていなければ、故意に志望動機欄のない履歴書を選んでいると担当者は考えます。
志望動機欄がない履歴書を使用していると、この応募者は自社に魅力を感じていないといった印象を持つこともあります。
志望動機は入社意欲だけでなく応募者の本質を知るための重要な要素
志望動機欄のない履歴書を提出する応募者は、書類選考で入社意欲や適性を見極められないため不利になるだけでなく、人柄を見極めにくいため面接の回答でも評価を挽回しにくいことが多いです。
実務経験がない新卒採用では、応募者の学歴、志望動機、自己PRが選考の重要なポイントになります。
私が採用をしていたときは、その中でも重要な見極めポイントである志望動機を書かずに提出する時点で、入社意欲が低い応募者だと考えていました。
また志望動機では、応募企業で叶えたいこと、入社したい理由、発揮したい能力などを盛り込んでアピールすることが重要です。そのため採用担当者はこういった情報が書かれていなければ、応募者の本質を知ることができないと捉えます。
企業の指定した履歴書がなけでば、志望動機欄がある履歴書を選んで、応募企業に向けた志望動機を記載しましょう。
- 志望動機欄がない履歴書を使う場合と、志望動機欄があってさほど書いていない場合、どちらの方が評価が高いのでしょうか?
少しでも良いので志望動機が書いてある方が評価しやすい
志望動機欄に少しでも記入している応募書類の方が受け手の評価は高いでしょう。
志望動機がない場合は、今までの経験などの過去の状況はわかりますが、どうして応募したのか、もし入社となった際にどういう働き方をしたいと思っているのかなどの現在の状況と未来の状態が把握しづらいです。
また志望動機がないと、本当は熱い想いを持って応募していても、「何となく応募してきたのかな」と受け手によって感じる印象が変わってしまう可能性もあります。
したがって志望動機は必ず記載するようにしましょう。
志望動機の文字数についてこちらの記事で詳しく解説しています。文字数を増やしたいとき、減らしたいときのそれぞれのコツについても紹介しているので、併せて参考にしてみてくださいね。
志望動機のベストな文字数は? 書き方のコツや文字数別の例文も紹介
志望度が高いなら志望動機をしっかり伝えよう!
履歴書の志望動機を「面接で話すから」と省略するのは得策ではありません。
特に志望度の高い企業では、どんなにその企業を望んでいるかを示す場として、志望動機欄は非常に役立ちます。あなたが企業を選ぶ理由やどのように貢献できるのか、将来のビジョンなど、具体的かつ説得力のある内容で書くことで、真剣にその企業を望んでいることを伝えられるためです。
就職活動で企業への想いを伝えられる場は、意外と限りがあるものです。後悔のないように、志望動機欄はしっかりと熱意を込めて文章を書きましょう。
採用担当者は志望動機から、自社を選ぶ理由だけでなく、どういった貢献ができるかをチェックしています。
志望度が高い場合、志望動機は応募企業への想いをアピールできる絶好の機会なので、しっかり書くことが重要です。
丁寧に履歴書を作成したいなら下書きは必須です。次に記事ではミスを防ぐ書き方5ステップを解説しています。
履歴書の下書きの正しい手順|跡を残さず美しく仕上げるコツとは
特別な動機がなくても大丈夫!
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「この職種に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのか学生時代に培ったスキル・経験を踏まえて伝えるのに苦戦する学生は多いです。
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(IT業界の場合)
履歴書の志望動機が書けない人の3つのパターン
履歴書の志望動機が書けない人の3つのパターン
- 自己分析が足りない
- 企業研究が足りない
- 選考ごとの志望動機の役割の違いを理解していない
志望動機を書くのが難しいと感じる多くの学生や求職者が陥るパターンには、実はいくつかの共通点があります。それらのポイントを改善することで、説得力のある志望動機を書く手助けになります。ここからは、よく見られる3つのパターンを詳細に解説します。
志望動機が書けないと悩んでいる人は、そもそもどこでつまずいているのか原因を確認したうえで対策をしていきましょう。
①自己分析が足りない
履歴書の志望動機が書けない人は自己分析が足りない可能性があります。自分自身の強みや弱み、価値観などの自己分析が不十分な場合、発言の軸があいまいになり、具体的で説得力のある志望動機を書くのは難しくなります。
履歴書の志望動機欄は、学生自身の価値観やキャリアビジョン、そしてその企業でなぜ働きたいのかという本質的な思いを伝える場所です。そもそも自己分析は就職活動の基盤とも言える準備なので、しっかりと時間をかけて自己分析をおこなうことが求められます。
志望動機を作るための自己分析では、まず自分の強みを示すワードをいくつか書き出してください。次に書き出したワードに合致するこれまでの経験やエピソードを書き出しましょう。
さらにその部分を志望先の会社でどう活かせるかアイデアを書き出します。このプロセスで志望動機のアウトラインが作成できるので、あとは志望先企業の特徴に合わせて肉付けをすればOKです。
②企業研究が足りない
自己分析だけでなく、履歴書の志望動機が書けない人は企業研究が足りていない可能性があります。企業研究が足りないがゆえに盛り込むべき情報が不足し、「何を書けば良いのかわからなくなってしまう」というパターンです。
志望動機を書くためには、応募する企業のビジョンやミッション、文化、業界内での立ち位置などをしっかりと理解することが不可欠です。
企業研究が十分でないと、志望動機が表面的になりがちです。実際の業務内容や企業の目指す方向性を知ることで、自分のキャリアとどのようにリンクさせるか、具体的なビジョンを持つことができるようになります。
③選考ごとの志望動機の役割の違いを理解していない
履歴書の志望動機と、面接時の志望動機では、その伝えるべき内容や角度が微妙に異なります。志望動機が書けない人は、この違いを認識できていない可能性があるかもしれません。
履歴書では、文字数が限られているため、自分の思いを簡潔にはっきり伝えることが求められます。一方、面接では面接官に聞かれた質問に沿って、より詳細な背景や具体的なエピソードを交えて説明する場となります。
履歴書の志望動機は限られたスペースのなかで、わかりやすく簡潔に伝えることが大切です。
一方、面接では回答内容だけでなく、語調や表情などで面接官に与える印象が変わります。回答に対して新たな深掘り質問を受けて、志望動機について詳細な説明を求められるケースもあります。
この違いを理解し、それぞれの場面において最適な方法で志望動機を伝えることが重要です。
面接前に志望動機をブラッシュアップしたい人は、こちらの記事を参考にしましょう。面接における志望動機の考え方や回答のコツを解説しています。
面接の志望動機の答え方を10例文で解説! 書類と同じ対策はNG
履歴書に書く志望動機を見つける方法
履歴書に書く志望動機を見つける方法
- 自分のスキル・経験を棚卸しする
- 企業について調べる
- 自分と企業の共通点を探す
- 社会人として「なりたい姿」をイメージする
就職活動を進める中で、多くの学生が履歴書の志望動機欄に何を書こうか悩むものです。
特に履歴書の志望動機欄は文字数が限られているケースも多いため、インパクトのある内容が書けずに悩んでいる学生もいるかもしれません。しかし、一歩引いて自分自身や企業を深く理解することで、説得力のある志望動機を明確にする手助けになります。
ここからは、志望動機を見つけるための具体的な方法を4つ紹介します。
自分のスキル・経験を棚卸しする
志望動機に何を書けば良いのかわからない学生は、まずは自分の経験を振り返り、志望動機の材料となる要素を探してみましょう。
あなたが過去に学んできたこと、取得した資格、業務での成功や失敗の経験、さらにはプライベートでの趣味や特技など、すべてがあなたの志望動機につながる切り口となり得ます。
たとえば、英語の資格を持っている場合、国際的なビジネスを展開している企業にとっては魅力的なスキルとして評価されるかもしれません。
まずは棚卸ししたスキルの中で、特に自信を持っているものや、他の人に褒められたことがあるものをリストアップし、それが対象の企業でどのように役立つのかを想像してみましょう。志望動機の切り口を、あなたの今までの経験の中から見つけられるはずです。
自己分析は選考通過率アップにもつながり、就活を成功させるために必須です。次の記事では、自己分析を業界・企業選びや質問の回答に活かす方法も解説しています。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
モチベーショングラフでわかった挫折や成功体験についても、志望動機の作成で役に立つことがあります。こちらの記事を読んでおきましょう。
例文7選! 挫折経験をESや面接で魅力的にアピールする方法を伝授
マインドマップでの自己分析は目的が手段にならないように注意が必要です。記事では、誤ったマインドマップの作り方で自己分析をするリスクを解説しています。
マインドマップで自己分析を極めよう! 活用方法や注意点を徹底解説
企業について調べる
自分のスキルを棚卸しした後は、企業の情報の中から志望動機の切り口を探してみましょう。
企業の公式ウェブサイト、年次報告書、SNSの情報、そして業界ニュースなどを利用して、企業の現状や将来の展望、業界内での位置付けなどを深く調査すると、志望動機作成のヒントが得られるかもしれません。最低限、以下の3つについては調べておきましょう。
企業研究で最低限調べておくべき3つの要素
- 事業内容
- 企業理念や社長の目指すビジョン
- 企業の求める人物像
たとえば、A社が環境問題に取り組み、最近「エコフレンドリーな新製品」をリリースしたという情報を見つけた場合、自分の環境問題への価値観や過去に参加したエコプロジェクトの経験を、志望動機の中でリンクさせることができます。
企業の強みや特色、その背景にある企業文化なども探ってみましょう。
志望動機を作る際の企業研究では、志望先企業の情報だけ収集するのではなく、同業他社の動向や商品展開も調べておきましょう。
志望先の他社にない事業展開や商品力を洗い出し、その点にどのような魅力や将来性を感じるのかをまとめておきます。
ただし、他社を下げて志望先を持ち上げるのは日本企業ではあまり好まれないので避けてください。
企業研究ノートを作成すると企業同士の比較・分析がしやすくなります。また、面接時にノートを見ればすぐに企業の情報がわかる万能なアイテムです。この記事を参考にして自分に合った企業研究ノートを作成してみてくださいね。
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!
最初から特定の業界に絞らず、さまざまな業界を広く見渡すことで、今まで知らなかった自分の志向にマッチした業界を見つけられます。こちらの記事で、幅広い業界を把握したうえで企業研究ノートを作成しましょう。
就職活動で役立つ業界一覧|仕事内容から動向まで各業界を徹底解説!
自分と企業の共通点を探す
自分と企業の共通点を探すことは、志望動機を作成するうえで大きなヒントになります。企業との共通点が見つかれば、あなたがその企業でどんな役立ち方ができるのかが見えやすくなるからです。
つまり、ただ「この企業が好き」という理由だけでなく、自分の強みや経験がどう役立つかを具体的に示すことができます。
さらに、これらの共通点をもとに、自分がその企業でどう活躍できるのか、そして企業が自分の能力や経験をどのような場面で求めているのかまで考えましょう。
そうすることで、長期的なキャリアのイメージを面接で伝えやすくなり、採用担当者も「この人ならうちの企業で活躍できる」と感じられるのです。
自分と企業の共通点の探し方の例
- 事業内容やミッションとの共通点を探す
- 社長インタビューの中から心に響いた言葉を探す
- 企業の社風との共通点を探す
- 自分を偽ってでも「企業の求める人物像」に寄せて書いた方が良いですか?
寄せて書くのもありだがその企業と本当に合うのか考えよう
「企業の求める人物像」に自分のアピールポイントを寄せて書くことは、選考を通過するうえで基本的なことです。
企業の求める人物像に共感でき、近づいていきたいと考えているならば、寄せて書いても良いでしょう。
ただし選考のためだと考えて本来の自分とは性格が異なることを記載すれば、実際の仕事で違和感を覚える可能性があります。
企業が求める人物像と自分の性格があまりにも離れているならば、偽りの内容を記載することはおすすめできません。自分に合う企業かどうかあらためて考えてみましょう。
OBやOGから話を聞ける機会があれば、具体的な仕事内容を聞くことで、アピールできる共通点が見つかるかもしれません。
社会人として「なりたい姿」をイメージする
社会人として「なりたい姿」をイメージすることで、なぜその企業を志望するのかを言語化しやすくなります。
学生の中には漠然と「この企業が良い」という考えを持っている人もいるかもしれませんが、それでは志望動機としては不十分です。中長期的なキャリアのビジョンを明確に持つことは、「その企業でなければならない理由」をより具体的にするだけでなく、企業視点で見ても自社とのマッチ度を測りやすくなります。
たとえば、将来的にはプロジェクトマネージャーやチームリーダーとしての役割を担いたいと思っているなら、そのために必要な経験やスキルをどのように積んでいくのか、具体的なアクションプランを考えることが大切です。
社会人として「なりたい姿」をイメージする中で「この企業ならば、私が目指すキャリアを実現できる環境が整っている」と感じる理由を軸にして、志望動機を考えてみましょう。
なりたい社会人像の例
- 自分で考えて行動できる人
- オンオフの切り替えがうまい人
- プロジェクトをリーダーとしてまとめられる人
- きちんとした目標を持っている人
- 考え方が柔軟な人
キャリアプランを考えるには、なぜその仕事をしたいのか、どうしてその役職や役割を担いたいと感じるのかといったことを、自分自身にさらに深く問いかけていきましょう。自分が大切にしている価値観や軸が見えてきます。
自身の価値観や軸を知ることで、人生という大きな括りで歩みたいキャリアプランが何となく見えてきます。
何となく見えてきた大きな括りの中から、中長期的なキャリアプランを考えていくと良いでしょう。
キャリア形成とは満足のいく社会人生活を送るうえで不可欠なものです。次の記事を読めば、4ステップで自分らしいキャリアを形成することができますよ。
キャリア形成とは? 4ステップでこの時代を生き抜く方法を考えよう
志望動機が書けない人には4つの原因が考えられます。次の記事を参考に「志望動機が書けない」から脱出しましょう。
「志望動機が書けない」から確実に卒業する3ステップ|例文付き
履歴書の志望動機を書くときの4つのコツ
履歴書の志望動機を書くときの4つのコツ
- PREP法を意識して書く
- 応募先企業の魅力と自分の志望理由を結びつける
- 自分のスキル・強みと合わせる
- 入社後のビジョンを盛り込む
志望動機を記述する際、ただの形式として適当に記述してしまうのは非常にもったいないといえます。志望動機はあなた自身の価値や企業への熱意、ビジョンを明確に伝えるためのキーポイントとなる項目です。
企業の人事は幾度となく学生が作成した志望動機を見ています。適当な志望動機を書いたところで、人事にはすぐにバレてしまうのです。ここでは志望動機をより魅力的に、そして効果的に伝えるための4つのコツを見ていきましょう。
①PREP法を意識して書く
PREP法とは、Point(要点)、Reason(理由)、Example(例)、Point(再度要点)の頭文字を取ったもので、意見や主張を効果的に伝えるための手法です。志望動機を書く際もこのPREP法を用いることで、自分の考えをはっきりと伝えることができるのです。
具体的には次の4つのステップを踏むとわかりやすくなります。
PREP法の4ステップ
- Point(要点):自分の主張や考えの要点を明確にする
例:私は御社の革新的なテクノロジーと社会的影響を生むビジョンに深く惹かれ、エンジニアとして貢献したいと考えています。 - Reason(理由):それに対する理由や背景を述べる
例:御社が持続可能な技術開発に注力していること、特にエコフレンドリーな製品開発における実績が、私の興味と重なっています。 - Example(例):具体的な例や経験を挙げる
例:大学のゼミの研究では、再生可能エネルギーを用いた新しい電力供給システムについて論文を書きました。また御社のサマーインターンシップでは、エネルギー効率を最大化するソフトウェアツールの開発に携わり、実際に製品の省エネ効果を25%向上させることができた実績もあります。 - Point(再度要点):最後に再度要点を繰り返す
例:このような経験を活かし、より持続可能な未来を実現するために、御社の業務も情熱を持って精一杯頑張りたいと思っています。
PREP法は、「書く」ときだけではなく「話す」場合にも役立つ手法です。特に、面接の場合、緊張して頭の中が混乱しがちな学生でも、PREP法を意識すれば論理的に話ができますよ。
- 履歴書の志望動機は文字数が限られていますが、どの部分を最も手厚く書くべきでしょうか?
志望企業の魅力を自分の力でどう発展させられるかが重要
次に解説する「応募先企業の魅力と自分の志望理由を結びつける」部分を特に強調するのが良いでしょう。
仕事がうまくいく・長く続くための根本的な要素は「企業と自分との相性」です。
どんなに良い会社でも、また優秀な志望者でも、企業が求めている人材とマッチしない、また志望者のやりたい仕事がその会社にない、ということであればうまくいくはずがありません。
また応募先企業の魅力を把握できているのは、その会社での仕事理解ができているとも言えます。その魅力を自分の力でどう発展させられるのかを強調しましょう。
②応募先企業の魅力と自分の志望理由を結びつける
志望動機を書く際、応募先企業の魅力や強みを具体的に述べることはもちろん大切ですが、それと同時に自分自身の志望理由とどのようにリンクしているのかを明示することも重要です。
企業の特色や文化、取り組みなどを研究し、それがなぜ自分の価値観やキャリアビジョンと合致しているのかをしっかりと説明することで、納得感のある志望動機になります。
まずは、企業が提供する製品やサービスの質の高さ、業界内でのポジション、社会貢献活動、企業文化など、特にあなたが感銘を受けた点をピックアップしてみましょう。
たとえば「御社の〇〇と言う製品が私のユーザーファーストの価値観にマッチしている点に惹かれました」「美容業界を牽引する御社の△△サービスを利用してみて〜」など、なるべく固有名詞を交えて書くことがポイントです。
そのうえで、それらの要素がどのようにあなたのキャリア目標や個人的な価値観と重なるのかを具体的につなげてください。全体をつなげてみると以下のようになります。
応募先企業の魅力と自分の志望理由を結びつける例
インターンで御社の△△サービスが、ユーザーの健康改善にどれほどポジティブな影響を与えているかを知り、私もユーザーの健康管理に貢献したいと強く感じています。
また、同じインターンで参加した健康アプリの開発プロジェクトでは、ユーザーの行動データを分析し、パーソナライズされたフィードバックを提供するシステムを構築しました。
この経験は、アプリのさらなる進化に貢献したいという私の目標にもつながっています。
③自分のスキル・強みと合わせる
あなたが大学や学外活動で培った知識やスキルが、応募先企業の求めるビジョンとどのように合致するかを伝えることで、採用担当者にあなたのポテンシャルを理解してもらうことができます。
単に自分の得意なことを挙げるだけでなく、それが企業の業務やビジョンにどのように役立つかを具体的に述べましょう。事前に企業の研究をしっかりとおこなうことで、より的確なアピールができます。
たとえば、「サークルでのチームリーダーの経験を通して、多様な意見をまとめ上げるスキルや問題解決能力を養いました。御社が重視するチームワークの精神に、この経験が貢献できると確信しています」というように、企業があなたを採用するメリットをアピールすることができます。
④入社後のビジョンを盛り込む
あなたがどのようなキャリアを描いているのか、また、将来的にどのような役割を果たしたいと考えているのかを志望動機で伝えることは、面接で非常に有効です。このビジョンを盛り込むことで、採用担当者はあなたが長期的に企業に貢献する意欲があると感じ取ることができます。
まず、自分がどのような部署や職種に興味があるのか、そしてそこでどのような業績を上げていきたいのかを具体的に述べましょう。また大学での学びや学外活動、インターンシップなどで得た経験が、そのビジョンにどうつながるのかを示すと、より具体的なアピールになります。
たとえば、「大学でのマーケティング研究を通じて得た知識を活かし、御社のマーケティング部門で新しいキャンペーンの企画に携わりたいと考えています。中長期的には、多くの人々に御社の商品やサービスを届ける役割を果たしたいです」というように、あなたが企業の成長に貢献する意志があることをアピールできます。
アドバイザーコメント
加藤 賀子
プロフィールを見る評価される良い履歴書と悪い履歴書の違いを押さえよう
評価が高い履歴書は、以下の点を満たす履歴書です。
①読める字で書けている
②ハンコが真っ直ぐに押せている
③誤字・脱字がない(少ない)
④履歴書のルールを遵守している(学歴・職歴欄は「以上」で締めている)
⑤資格名は正式名称で記載している
⑥志望動機は解説した4つのコツを盛り込みながら自分の言葉で書けている
など
反対に悪い履歴書は、以下のような履歴書でしょう。
①何を書いているのか読めない(殴り書き)
②ハンコの斜め押しやインクのかすれ
③誤字・脱字が多い
④履歴書のルールが反映されていない
⑤資格名を省略している
⑥志望動機を見ても志望動機が伝わってこない(書かないといけないから一応埋めたということが伝わってくる内容)
など
上記を参考にして、評価の高い履歴書を作成するようにしましょう。
履歴書を作成したら第三者に一度見てもらおう
作成した履歴書は、学内のキャリアコンサルタント・先生・家族などの第三者に見てもらうと、読み手目線でのアドバイスももらえます。
履歴書の志望動機は枠が限られているからこそ一工夫で差がつきます。次の記事では履歴書の志望動機を作成する人向けに、履歴書の志望動機で企業が見ているポイントや盛り込むべき要素を解説しています。
例文10選|新卒用履歴書の志望動機の基本と盛り込むべき6要素
履歴書の志望動機なしはもったいない! アピールを尽くして選考を突破しよう
履歴書の志望動機欄は、自分の価値観やキャリアビジョンをしっかりと企業に伝える大事なチャンスです。ただ「なし」と記入するのは、自己アピールの大きな機会を逃すことになります。
PREP法を活用し、応募先の魅力や自身のスキル、強みを志望動機にリンクさせることで、採用担当者にインパクトを残しましょう。さらに、入社後のビジョンを具体的に盛り込むことで、長期的な貢献を目指す意欲もアピールできます。
選考の突破率を大きく向上させるのは、正しいアピール方法の知識です。記事を参考に志望動機を練り上げ、自分の魅力を最大限に発揮しましょう。
アドバイザーコメント
柴田 登子
プロフィールを見る履歴書の志望動機は自分を印象付ける数少ない武器
新卒採用や職務経歴の少ない人の採用では、合否判断を意欲や熱意で決めるケースが多いです。
そして履歴書でこれを記述できるのは志望動機欄だけです。できるだけ詳細な志望動機を書くことで意欲や熱意を伝え、書類選考を通過したいものですね。
中途採用の場合なら、職務経歴書はフリーフォーマットのため工夫次第で経験やスキルがアピールできます。しかし履歴書は記述内容が定型化されているため、ほかの志望者との差が付きにくいのが特徴です。
だからこそ、できるだけ採用担当者に印象付けるためにも、志望動機を記述することを強くおすすめします。
自分の考えを明確に言語化する力もアピールできる
熱意は面接で伝えれば良いと考える人もいるかもしれませんが、書類選考で落とされてしまえばその機会はもらえません。
書かなくても良いとされている場合であっても、まずは面接へのチケットを得るために何らかの記述をしておくことが大切です。
さらに、履歴書のほかの記述項目の多くは箇条書きだったり語句を書き込んだりする程度の内容です。それに対し長い文章を記述できるのは志望動機欄くらいです。
ここで自分の考えを明確に言語化できることをアピールしておくのも、ライバルに差を付ける要素となるでしょう。これらを踏まえて、履歴書にはぜひ志望動機を書いておきましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Takako Shibata〇製造業を中心とした大手~中小企業において、従業員のキャリア形成や職場の課題改善を支援。若者自立支援センター埼玉や、公共職業訓練校での就職支援もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Yoshiko Kato〇人材会社で約15年間、18,000人以上のキャリア相談を受けてきた。独立後は企業や大学、個人と契約し、キャリア構築の支援をおこなう。キャリアコンサルタント歴は20年以上
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