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要領が悪い特徴は、どうすれば改善できますか?
転職活動を控えている社会人です。
これまで働いてきたなかで、上司から「仕事の進め方の要領が悪い」と言われることが何度かありました。具体的には、1つの作業に時間がかかってしまったり、効率の良い進め方がわからなかったりしました。自覚もあります。
このままでは転職先でも同じことを言われるのではないかと不安です。
面接で短所を聞かれた際に、ただ「要領が悪いところです」と答えるだけでなく、「改善するためにこんな努力をしています」と前向きに伝えたいのですが、具体的にどのようなことから始めるのが良いでしょうか?
要領の悪さを改善するための効果的な方法や、具体的なアクションについて、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
要領が悪いことはマイナスに考えず長所としてとらえよう
要領が悪いといわれる人には、「物事に丁寧に取り組む」「一つのことに集中できる」「真面目に全力で取り組む」といった長所があることも多いです。まずは、短所を悲観的にとらえるだけでなく、自身の長所として認識することが大切です。
そのうえで、改善しようと前向きに考えている姿勢そのものが、あなたの誠実さを示すことにもなります。
優先順位を決めて振り返る習慣を付けて改善しよう
具体的な改善策としては、まず仕事の優先順位を決める習慣を付けましょう。タスクを整理し、細かくステップを分けて一つずつ進めるのが効果的です。
また、「30分でここまでやる」と時間を区切ったり、周りの仕事が早い人を真似たりするのも良い方法です。
そして、一日の終わりに「どこに時間がかかったか」「次はどうすれば改善できるか」を振り返る習慣をつけることで、着実な成長につなげていきましょう。
要領が悪い場合は仕事の仕方を客観的に振り返ってみよう
自分では一生懸命やっているつもりなのに「要領が悪い」と評価されると、辛いですよね。この問題の根源は、多くの場合、自分自身の仕事の進め方を客観視できていない点にあります。
自分が仕事のどの工程に、なぜ時間がかかっているのかを具体的に言語化できない状態、いわば仕事の解像度が荒い状態です。まずは、作業記録をつけて「何にどれだけ時間を使っているか」を具体的に把握することから始めましょう。
原因がわからなければ、正しい対策はできません。現状把握が改善の第一歩です。漠然とした不安が、具体的な課題に変わります。
優先度が大事! 仕事は重要度の高いものから取り組もう
記録によって自分の時間の使い方が可視化できたら、次におこなうべきは「重要度の高い仕事から着手する」という原則の徹底です。あなたは、手を付けやすいこと、やる気になること、緊急性が高そうなことばかりを優先していませんか。
重要ですが時間のかかる仕事を後回しにしていないか、見直してみてください。「緊急ではないが重要な仕事」にどれだけ時間を使えるかが、長期的な成果を左右します。
仕事の進め方はスキルです。練習すれば必ず向上します。
同時に複数の物事をこなす「マルチタスク」が苦手な人には次の記事もおすすめです。マルチタスクへの苦手意識を克服する方法を解説しているので、参考にしてみてください。
次のQ&Aでは、要領が悪いことの言い換えについてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。回答を参考にして短所を長所にとらえ直す練習をしてみてください。
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