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「通信業界はオワコン」というは本当ですか?
就職活動を控えている大学3年生です。業界研究を始めたのですが、ネットで「通信業界はオワコン」という言葉をよく目にします。
たしかに、スマホの普及率も高く、これ以上の成長はないように思いますし、料金競争だけが激しさを増しているようなイメージがあるので、文字通り将来性がなく終わってしまっているのではと、自分でも思ってしまいました。
通信業界はなぜ「オワコン」と言われるのでしょうか? もしそうではないとしたら、通信業界にはどのような成長分野があるのか、具体的な例を挙げて教えていただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
スマートフォンだけではない! 通信業界は成長中
まったくオワコンではありません。そのように言う人がいるのは事実ですが、それは業界の非常に狭い側面しかみていない意見です。おそらく、スマートフォンの料金競争が激化しているイメージからいわれているのでしょう。
IoTや宇宙利用などの将来性がある業界!
しかし、通信業界の役割はそれだけではなく、IoTや6G、さらには宇宙利用など、今後ますます拡大していく成長分野が数多く存在します。
これらの分野では、社会インフラの高度化や新たなビジネスの創出が期待されていて、大きな社会的意義があります。技術革新のスピードが速く、挑戦しがいのある環境であることも魅力の一つです。
料金競争という一面だけをみて業界全体を判断するのは短絡的だといえます。興味があるのであれば、自信をもってチャレンジしてください。
未来のインフラを創る将来性ある業界
携帯電話のキャリア事業という側面だけを切り取れば、市場が飽和しているようにみえるかもしれません。しかし、通信業界全体がオワコンというのは誤りです。通信技術は、現代社会のあらゆるインフラの基盤となっています。
成長分野を見極める視点が重要!
たとえば、IoT(モノのインターネット)やメタバース、スマートシティ、モビリティサービス(自動運転など)、これらの新しい社会インフラの構築において、通信業界は中心的な役割を担っています。
通信技術も日々進化しており、社会に貢献できる領域は今後さらに広がっていくでしょう。悲観的になる必要はまったくなく、むしろ将来性のある分野だと考えられます。
こちらの記事では通信以外にも電力やガス、水道も含めたインフラ企業の魅力や就職事情について解説しています。代表的な企業例やおもな仕事も紹介しているので、併せて参考にしてみてください。
通信業界についてより詳しく知りたい人は、次の記事も読んでみてください。通信業界の情報や対策について解説しています。
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