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パイロットの採用倍率はどのくらいですか?

将来、パイロットになることを目指している大学3年生です。

パイロットになるには、「自社養成」「航空大学校」「私立大学」と複数のルートがあると知りました。

ただ、それぞれのルートでどれくらいの人が応募して、何人くらいが合格しているのか、具体的な倍率がよくわからず不安です。

特に、航空大学校や大手航空会社の自社養成の倍率は非常に高いと聞いていますが、それぞれのルートの倍率や難易度について、具体的な数字を教えていただけますか?

また、高い倍率を突破するためには、どのような対策をしていくべきか、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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採用倍率は200倍になることも! 憧れの裏にある現実の厳しさを知っておくことも大切

パイロットの採用は非常に難易度が高いです。JALANAといった大手航空会社では、採用倍率は20倍から100倍、高いときで200倍にもなると言われています。数倍や10倍といったレベルではありません。

そして、航空大学校の入試で10倍~20倍、私立大学で2~3倍くらいが目安です。

パイロットになるには、自費で数千万円かけてライセンスを取得するルートと、会社の費用負担で養成してもらうルートがあります。後者は給与をもらいながら目指せるため非常に人気で、その分、倍率もきわめて高くなります。

強い覚悟が必要! 徹底的な準備で道を拓いていこう

本気で自社養成ルートを目指すのであれば、航空会社のWebサイトを隅から隅まで読み尽くすといった徹底的な準備が必要です。

そこまでしなければ、ほかの志望者と差別化できる志望動機は書けません。キャリアセンターやエージェントも活用し、数カ月がかりで選考に臨む覚悟が求められます。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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パイロットの採用倍率は年度によって異なる! 情報を確認しよう

パイロットの採用倍率は、年度により変動しますが、一般的に大手の自社養成や航大は高倍率となる傾向があります。

特に私立大ルートは学費負担が大きい反面、募集枠の関係で相対的に幅がでる年度も見受けられるでしょう。最新の公式情報で必ず確認してくださいね。

選考を通過するためには5つのポイントを意識! 着実にステップアップしていこう

突破に向けては、以下の5つの点を意識しましょう。

まず、身体要件を早期に確認し、英語力の底上げを図ることが基本となります。それに加えて、数理・適性検査に慣れておくことや、面接の場で冷静な意思決定ができるよう準備することも求められるでしょう。

さらに、フライトスクール見学や体験操縦などを通じて、自身の適性を深く自己理解することも突破に向けた鍵となります。

学習計画は「筆記→適性→面接→体力」を週次で回していき、弱点の可視化と復習サイクルを整えるのがおすすめです!

航空業界に興味がある人は次の記事も参考にしてみてください。航空業界の現状やおもな職種と働き方、求められる資質など徹底解説しています。

なぜパイロットになるのは難しいのか? の疑問については、次のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。パイロットの倍率が気になる人はぜひチェックしてみましょう。

こちらのQ&Aでは、パイロットのOB訪問について回答しています。OB訪問をしたいと考えている人は参考にしてみてください。

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