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仕事で精神的に限界を感じたら、退職すべきですか?

今の仕事が精神的に辛く、毎朝起きることすら億劫です。休日も仕事のことが頭から離れず、このままだと本当に精神的に参ってしまいそうで限界を感じています。

上司や同僚に相談しても状況は変わらず、仕事のプレッシャーや人間関係に疲れてしまいました。

ただ、すぐに退職してしまうと次の仕事が見つかるか不安です。我慢して続けるべきなのか、もう辞めるべきなのかで迷っています。こんな状況で退職することは、甘えなのでしょうか?

この状況で、退職という選択肢をどのように考えれば良いか、また、退職を決めた場合に備えて今からできることなど、何かアドバイスをいただけないでしょうか。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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仕事で精神的に限界になったらまずは自分の気持ちと向き合おう

自分自身の気持ちに素直になることが第一です。朝起きるのも辛いような状況であれば、無理して働き続ける必要はありません。

「そんなこと言っていないで頑張ってみなよ」といったアドバイスをする人がいるかもしれないですが、本当の気持ちはあなた自身にしかわからないものです。

そのため、無理して働くことができないのであれば、退職も正当な選択肢の一つだと思います。

決断の前に退職後の計画を立てる! 専門家への相談も考えよう

ただし、決断する前に、退職後のプランをある程度考えておくことをおすすめします。やめた後に何ヶ月間か休むのか、どういう行動を取っていくのか、いつまでに復帰をするのかなどということを頭の中で描いておきましょう。

もし心身が本当にきついということであれば、一人で抱え込まずに誰かに相談するのも良いですし、心療内科などの専門機関に相談することも非常に有効です。

私も実際に心療内科に行った経験があります。私があるとき、転職活動をしてみたいという話をしたのですが、カウンセラーに人は、「あなたがそう考えるなら、それでやってみれば良い」という風に太鼓判を押してくれました。

このように、自分の調子とすり合わせて判断して、何か活動をしてみることも一つの方向性だと思うので、参考までにお伝えしておきます。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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仕事が精神的にきつくなったら自身の健康状態を優先しよう

まず、本当に大切なのは健康です。健康であればいつでも新しいことに取り組めて、再スタートもできますが、身体や心を壊してからでは遅いということがまず判断基準になります。

人間関係や仕事のプレッシャーというのは考え方で変えることもできなくはありませんが、それも状況によります。

自力で解決できないようであれば、一度その仕事を離れることも当然検討すべきでしょう。問題は経済的な点だけで、精神論は一旦脇においてください。

質問にも「甘え」という言葉がありますが、甘えないように頑張っても、健康を失ったらまったく意味がありません。

まずは退職後の計画立て! 第三者にも頼って仕事選びをしよう

退職の準備としては、まず生活費の計算をして収支予測を立てることです。そして、身体的にも精神的にも回復して次の仕事に就くためのスケジュールを考えてください。

今の時代、日本社会全体が労働力不足であり、今後もそれは続きます。長い目で見れば健康であれば仕事はあります。

本当に続けていける仕事は何なのか、今の状況を振り返ってみて、同じ轍を踏まないよう慎重に次の仕事を選びましょう。

職業選択については無料で相談できる第三者の窓口がいろいろあるので、外部専門家に相談するのも良いでしょう。

以下の記事では円満退職するための伝え方を解説しています。円満退職を目指している人は、行動に移す前に以下の記事を確認して手順や伝え方を把握しておきましょう。

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