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年間休日80日の仕事は、どのような働き方になりますか?
転職活動をしている者です。先日、エージェントから年間休日が80日の企業を紹介されました。
今の会社は年間休日が120日以上あるので、80日と聞いてかなり少ないと感じています。具体的に、年間休日80日だとどれくらい休みが減ってしまうのでしょうか?
たしかにエージェントには、特に働き方や待遇面の条件は提示せずに、給料の良い求人を中心に紹介してもらいましたが、このような企業で働く場合、ワークライフバランスを保つことは実際可能なのでしょうか?
年間休日80日で実際に働いた経験がある方をご存知だったり、そうした働き方の職種に詳しい方がいらっしゃったら、ぜひ詳しく教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
年間休日80日は週休1日! 実態を正しく理解するのが大事
年間休日が80日というのは、おおむね週休1日に加え、月に1、2日ほどの休みがある働き方をイメージするとわかりやすいです。参考までに、完全週休2日制(土日休み)の場合、年間の休日は約104日になります。
これに祝日の一部が加わると年間休日は110日ほどになり、一般的に休日が多いか少ないかの基準は、この110日あたりで語られることが多いです。
120日を超えると、カレンダーどおりに着実に休める、という印象になるでしょう。そのなかで80日というのは、休日が少ない部類に入ります。
大切なのは自分の価値観! 働き方が合うか見極めよう!
このような勤務体系は、ドライバー、飲食業、美容師、介護職といった業界でよくみられます。常に人が必要とされるサービス業や、個人の裁量で働く時間が変動しやすい職種などが当てはまることが多いです。
もちろん、人によってワークライフバランスの考え方はさまざまです。私の友人の美容師には、「休日に家でじっとしているより、働いて収入を得るほうが充実している」と話し、その働き方でバランスが取れている人もいます。
もしあなたが週に1日の休みでは心身ともに厳しいと感じるなら、その働き方は自分には合っていない可能性が高いでしょう。
年間休日80日はかなり少なめ! 働き方をよく考えよう
現在、年間休日120日以上の企業で働いているということは、完全週休二日で祝日も休み、年末年始や夏期休暇もある状態でしょう。
一方で、年間休日80日ということは、たとえば日祝休みで土曜日は月に1回程度の休みがあるくらいで、長い休みは取れない可能性もあります。
それでも有給休暇は法定どおりあると思いますが、かなり少なく感じられると考えます。
年間休日の最低ラインを決めておこう
実際に、その状態をどうとらえるかは人によります。ワークライフバランスを保てるかどうかは、自分にとって仕事の内容がどのような意味を持つかが大きいです。
その仕事をすることが重要な意義を持っているのであれば、休日の多寡は重要ではないと思えるかもしれません。
しかしエージェントに給与重視で依頼しているという状況からすると、あまり内容重視ではないようなので、年間休日が80日というのは少々厳しいかと考察できます。
特にご自身の健康を大切に考えている人やプライベートでやりたいことが多くある人などは、せめて年間休日110日程度確保できることを条件に入れてみてはいかがでしょうか。
できれば残業の多さや有給休暇の取得率なども考えてエージェントと相談すると良いでしょう。
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