Q
その他
男性
公務員保健師を辞めたいのですが、本当に辞めて大丈夫でしょうか?
公務員保健師として働いていますが、日々の業務量が多く、残業も常態化していて、精神的にきつさを感じています。
住民の方のために働きたいという気持ちはありますが、給与や待遇も良くないため、このまま働き続けられるのか自信がありません。地元の他の庁の同期は皆頑張っているようで、自分だけが甘えているだけなのかと考えてしまいます。
とはいえ、公務員という安定した立場を手放すことも不安です。このような状況で、私は公務員保健師を辞めても良いのでしょうか?
最後には自分で決めるべきだというのは重々承知してますが、皆さんのご意見をお伺いしたいです。
実際に公務員保健師を辞めてよかったことや後悔していること、次のキャリアをどう見つけていくべきなのかなど、いろいろアドバイスいただけないでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
健康が最優先! 辞める以外の選択肢も探ろう!
現在の仕事につらさを感じていらっしゃるのですね。どのような選択をするにせよ、自分の健康と生活の安定を最優先に考えることが大切です。
まずは、業務量の多さや夜間対応、クレーム対応といった、現在の負荷要因を具体的に洗い出してみましょう。
そのうえで、すぐに退職を決断する前に、上司に配置転換や業務分担の見直しを相談できないか検討してみてください。また、公務員という枠にこだわらず、産業保健、学校、企業、健診機関など、同じ保健師の資格を活かせる別のフィールドに目を向けるのも一つの方法です。
情報収集と比較で後悔のない判断をしよう!
もし転職活動を始めるなら、これまでの経験領域(母子保健、精神保健など)と実績(担当件数、改善したプログラムなど)を具体的に可視化し、資格の更新や研修履歴を整理しておきましょう。
退職して良かった点として勤務時間の安定などを挙げる人が多い一方、地域住民とのつながりなどに未練を感じるという声もあります。
まずは、求人情報を集めたり、職場見学やカジュアル面談を申し込んだりして、客観的な比較材料を集めることが、後悔のない判断につながります。
辞める前に、本当の理由をじっくり分析しよう!
日々の業務が多く、残業が常態化して精神的にきついという状況は、燃えつき症候群(バーンアウト)に近い可能性があります。
まずは、辞めたい理由が「多忙による疲れ」なのか、「仕事の価値観そのものが合わない」のかを冷静に分析することが大切です。
もし前者であれば、業務が特定の人に偏っている可能性もあるため、上司に相談して業務の平準化を図ったり、部署異動によって環境を変えたりすることで解決できるかもしれません。
心と体の健康が最優先! 無理は絶対にしないで!
しかし、それでも改善が見込めない場合や、仕事の価値観が根本的に合わないのであれば、転職も有効な選択肢です。
保健師は専門職であり、行政以外にも産業保健、学校保健、企業の検診センター、地域包括支援センター、NPOなど、活躍の場は数多くあります。公務員の安定性は魅力ですが、心身の健康を損なってまで無理に続ける必要はありません。
何が自分にとっての幸せか、最終的に決められるのは自分だけです。
今の仕事が自分に向いていないと感じる人は少なくないかもしれません。以下の記事では仕事が向いていないと感じた際、仕事を辞める前に試してみるべきことを解説しています。
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