Q
大学4年生
女性
「ご査収の程よろしくお願いいたします」は就活メールで使って大丈夫ですか?
現在、就職活動中の学生です。
エントリーシート(ES)や履歴書をメールで企業に送る際、文末に「ご査収の程よろしくお願いいたします」と書くべきか迷っています。
ビジネスの場ではよく使われる表現と聞きますが、就活生が使うと堅苦しすぎたり、不自然に感じられることはないでしょうか? 採用担当者から見て違和感のない言い回しかどうか、気になります。
もし避けたほうが良いのであれば、代わりにどのような表現を使うと良いのか知りたいです。
ESや履歴書を送る際のマナーや適切な締めくくり表現について、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
使ってもOK! シンプルに「よろしくお願いいたします」だけでも十分
「ご査収の程よろしくお願いいたします」という表現は、日本語として正しい敬語ですので、就職活動のメールなどで使っても間違いではありません。
しかし、少し格式張った硬い印象を与える可能性があるため、就活生の皆さんが使うには少しだけ丁寧すぎるかもしれませんね。
より自然な表現として、「ご確認のほどよろしくお願いいたします」や、シンプルに「よろしくお願いいたします」といった言葉でも十分に丁寧さは伝わります。
言葉遣いより基本構成! 丁寧なメールを意識
メールを送る際は、特定の言葉遣いにこだわるよりも、件名・宛名・挨拶・名乗り・本文・結び・署名といったビジネスメールの基本的な型をきちんと守り、内容が簡潔でわかりやすく伝わることを意識するほうが重要です。
日頃使い慣れない難しい言葉を無理に使う必要はありませんよ。
まったく問題なし! 正しい言葉遣いは高評価につながる
「ご査収の程よろしくお願いいたします」という表現を就職活動で使うことについてですね。結論から言うと、まったく問題ありませんし、むしろ使うことをお勧めします。
学生が使うと堅苦しすぎるのではないかと心配されるかもしれませんが、ESやメールといった応募書類は、皆さんが企業に対して初めて作成する「ビジネス文書」です。
したがって、学生の立場であっても、相手企業を意識し、ビジネスマナーに則った正しい言葉遣いを心掛けるべきでしょう。
真摯な姿勢を示す! ビジネス文書として丁寧な表現を心掛けよう
採用担当者も、学生がビジネス文書の書き方をきちんと調べて、理解したうえで書類を作成しているかを見ています。
そのため、「ご査収~」のような適切なビジネス表現を使うことは、あなたの真摯な姿勢を示すものとして、むしろ好印象を与えるでしょう。学生だからといって言葉遣いを崩すのは、かえって失礼にあたる可能性があります。
もちろん、尊敬語と謙譲語を間違えるなど、基本的な敬語の誤用は避けるべきですが、正しいビジネス用語を適切に使うことは、社会人としての基礎ができていることのアピールにもつながります。自信を持って使ってください。
以下の記事では、「御社」と「貴社」の意味や違い、間違えてしまった場合の対処法などを解説しています。その他にも間違いやすい言葉遣いや表現についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
面接で気を付ける言葉遣いについては、次のQ&Aでも解説しています。併せて読んでみてください。
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