Q

大学4年生
男性

「当日お会いできることを楽しみにしております」と返信するのはおかしいですか?

先日、面接の日程調整メールを送ったところ、採用担当の方から「当日はどうぞよろしくお願いいたします」という言葉で締めくくられた返信メールが届きました。

このメールに自分が返信する場合、「当日お会いできることを楽しみにしております」という一文を添えるのは、失礼にあたらないでしょうか?

就活関連のサイトでは、企業の方に「楽しみにしています」と伝えるのは少し馴れ馴れしいという意見も見て、どう返信するのが正解なのかわからなくなってしまいました。

適切な表現の例や、返信しないという選択肢も含め、どのように対応するのが良いか教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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使うこと自体は問題ない! 相手との関係性で判断しよう

就職活動のメールで「当日お会いできることを楽しみにしております」という表現を使うことについてですね。

結論から言うと、この表現自体が失礼にあたることはありませんし、私自身も使うことがあります。前向きな気持ちが伝わる良い表現だと思いますよ。

ただし、受け取る相手によっては、少し親しげというか、距離感が近いと感じる可能性もゼロではありません。そのため、使う場面を選ぶのがより丁寧な対応と言えるでしょう。

たとえば、すでにメールで何度かやり取りを重ねていたり、面接などで顔を合わせていたりして、ある程度の関係性ができているのであれば、この表現を使ってもまったく問題ありません。

やり取りを始めたばかりの人に対してはより丁寧な表現を選ぶのが無難

一方で、まだ一度も会ったことがなく、メールでのやり取りも初めてに近いような場合は、少し慣れ慣れしい印象を与えてしまう可能性も考慮し、「当日はどうぞよろしくお願いいたします」といった、よりフォーマルな表現に留めておくのが無難かもしれません。

相手との関係性を考慮しながら、適切に使い分けるのが良いでしょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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カジュアルな印象を持たれる可能性も! 気にある場合は別の表現を

「当日お会いできることを楽しみにしております」という表現は、ややカジュアルな響きはありますが、失礼にあたるほどではありません。

もし、より無難で丁寧な印象を与えたい場合は、「当日は何卒よろしくお願いいたします」や、少し丁寧さを増した「当日お目にかかれることを楽しみにしております」といった表現を使うことをお勧めします。

返信不要の配慮も忘れずに! 安易な再返信は避けよう

メールを送る際は、件名や署名を簡潔にまとめ、もし返信が不要な内容であれば、結びに「ご返信には及びません」や「ご返信は不要です」と一言添えると、相手への配慮が伝わります。

日程などが確定した後に、特に用件がないのに感謝の気持ちだけでメールを重ねて送るのは、かえって相手の負担になる可能性があるので、追加の情報がある場合のみに留めましょう。

次の記事では、間違いやすい言葉遣いや表現について解説しています。言葉遣いに不安がある人はぜひチェックしてみてください。

面接での言葉遣いで気を付けることについては、次のQ&Aも参考にしてみましょう。

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