Q
大学3年生
回答しない
就活で自分の大学を「弊学」と呼ぶのは正しいですか?
大学のOB訪問を予定しており、先輩にメールを送ろうと準備しています。
その際に「弊学」という表現を使うべきでしょうか? 友人からは「自分の大学をへりくだって言う必要あるの?」と言われました。
たしかに、相手によっては違和感を持たれるかもしれないと思うのですが、企業の方は自社のことを「弊社」と言っているので、自分も失礼のない言い方にしたいとは思っています。
就活で「弊学」という表現を使うのはおかしいでしょうか? OB訪問や面接の場面では、自分の大学をどのように表現するのが適切か、正しい言葉遣いや考え方を知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「弊学」は一般的ではないため大学名をそのまま伝えよう
「自分の大学をどう呼ぶか?」は迷うところですね。結論からいうと、就職活動で「弊学」というのは一般的ではありません。
「弊社」「弊行」などはビジネスでよく使われますが、「弊学」はあまり日常的に用いられる表現ではなく、かえって堅苦しく不自然に聞こえてしまうことがあります。
実際には、「〇〇大学」と大学名をそのまま伝えるのが、最もシンプルでわかりやすい表現です。相手が同じ大学のOB・OGであっても、正式名称で伝えるのが基本となります。
または、「私の大学(〇〇大学)」と伝えると、少し柔らかい言い方ですがカジュアルな文脈で使えるでしょう。
シンプルが一番! 自然で伝わる表現を心掛けよう
使い分けとしては、OB・OG訪問のメールや面接では「〇〇大学」と明示するのが一番自然で誤解がありません。
ビジネス上の敬語は「相手を立てること」が目的なので、自分側の所属(大学)を必要以上にへりくだる必要はないのです。
たとえば、メールであれば、「このたびはOB訪問のお時間をいただき、ありがとうございます。私は〇〇大学経済学部3年の△△と申します」のように、大学名をそのまま名乗るのが最もスタンダードで、先方に違和感を与えません。
弊学は正しい活用法ではない! 「本学」か大学名が正解
就職活動などで学生が自身の大学について言及する場合、一般的には「本学(ほんがく)」、または「〇〇大学」のように大学名をそのまま使うのが最も無難で適切な表現です。
「弊学」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これはおもに企業などが自社をへりくだって表現する際に使うビジネス上の慣用表現であり、学生が使うと過剰にかしこまっているように聞こえ、不自然な印象を与えてしまう場合があります。
OB訪問ではフルネームを伝えよう! 相手への配慮を忘れずに
特にOB・OG訪問などで初めて連絡を取る際には、たとえ相手が同じ大学の卒業生であっても、「弊学」や「本学」といった表現ではなく、「〇〇大学△△学部〇年の□□です」のように、大学名・学部・学年、そして自身の氏名を明確に名乗るのが最も誤解がなく確実です。
なぜなら、相手がそのメールを社内で転送・共有する可能性があり、第三者が読んでもあなたが誰であるか一目でわかる必要があります。また、同じ大学であっても学部や学年の情報がないと、面談を受け入れるかどうかの判断や、話す内容の調整がしにくいためです。
ちなみに、相手の大学を敬って指す場合は「貴学」、相手の企業を指す場合は、話し言葉では「御社」、書き言葉では「貴社」と、場面に応じて使い分けると、より丁寧な印象になります。
OB・OG訪問で何を質問したら良いのかわからないと悩む場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。おすすめの質問例を紹介しています。
「貴社」と「御社」の違いが気になっている人も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、就活で知っておきたい言葉遣いについても解説しています。
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