Q
大学3年生
男性
面接で目線が左上になる癖は直すべきですか?
就職活動中の大学3年生です。
面接練習を重ねるなかで、考えているときや言葉を探すときに、無意識に目線が左上に行ってしまう癖があることに気づきました。
自分では特に違和感がなかったのですが、友人からは「考え込んでるように見える」「自信なさそうに見える」と指摘されてしまいました。
この癖が面接官にどのように見えるのが気になってしまい、どうすれば良いか悩んでいます。この癖は直したほうが良いのでしょうか?
面接での適切な目線や意識すべきことについて、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
癖が出てしまわないように質問への回答内容は事前に用意しておこう
面接中に目線が左上に行ってしまう癖をご友人に指摘されたとのこと、気になりますよね。
その行動には、過去の出来事を思い出していたり、話している内容を頭の中で整理したり、まとめようとしたりといった、さまざまな意味が含まれている可能性があります。まずは、指摘された時に何を考えていたか、少し思い出してみることで、自身の癖の原因を探るヒントになるかもしれません。
面接本番で回答をその場で考えようとすると、無意識のうちにその癖が強く出てしまうことも考えられます。そのため、面接でよく聞かれる質問については、あらかじめ回答をしっかりと準備しておくことが、癖を抑えるための有効な対策の一つでしょう。
前向きな姿勢が一番! 堂々と笑顔で話すことを意識しよう
面接官によっては、目線が動くことを「不安や迷いの表れ」ととらえる場合もありますが、癖を気にしすぎるあまり、面接に集中できなくなってしまうのは本末転倒です。
それよりも、面接官が話している間はしっかりと前を向いて話を聞き、自身が話す際も、堂々と前を向いて笑顔で話すことを意識するほうが、はるかに前向きで良い印象を与えられます。
癖を指摘してくれた友人は、あなたのことをよく見てくれている証拠です。その友人との良好な関係性を活かし、面接の練習相手をお願いしてみるのも、非常に効果的な練習方法になるでしょう。
自身の癖に気づき、それを直そうと努力されている姿勢は、自分自身を客観的に見つめ直し、改善しようとしている素晴らしい行動です。その前向きな気持ちを大切に、自信を持って面接に臨んでくださいね。
マイナス評価になるかは面接官によって異なる!
面接中に無意識に目線が左上に行ってしまう癖を友人に指摘されたとのこと、気になりますよね。心理学的には、左上を見る仕草は「過去の記憶を思い出している」サインとされています。
もしかしたら、一生懸命準備した面接の想定問答などを思い出そうとしているのかもしれませんね。経験豊富な面接官の中には、この仕草の意味を知っている人もいる可能性があります。
ただし、その仕草自体が直ちにマイナス評価につながるかは、面接官によります。私が面接官であれば「ああ、この人はしっかり面接対策をしてきていて、想定問答を思い出しているのだな」と感じて、評価としてはニュートラルです。
視線を相手の身体の輪郭から外さないことを意識! 誠実な印象を与えよう
ただ「目線を相手から外す」という行動自体は、できれば避けたほうが良いでしょう。相手にとってそれは決して望ましい姿ではありません。一瞬とは言え「無視されている」と感じてしまうからです。
目線をずっと相手の目に固定する必要はありませんが、「相手の身体の輪郭」から外すことがないよう、練習をしてみてください。
視線を置く場所は、相手の肩やネクタイ、机の上の手など、どこでもかまいません。空中をぼんやり見つめてしまうようなことは避けましょう。
こちらの記事では、一次面接の頻出質問や面接官の質問の意図、選考突破を目指すコツを解説しています。まずは、一次面接突破を目指しましょう。
面接で気をつけるべき3つのポイントについては、こちらの記事で解説しています。内定率を高めるための面接のコツやWeb面接の対策についても紹介しているので、参考にしてみましょう。
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