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第二新卒としての就活をすべきか大学への再入学を進めるべきか迷っています……。

私は23卒でしたが、半年ほどで休職、退職してしまった者です。現在はそのまま休養しておりますが、徐々に回復しています。

自分の将来と向き合うなかで、第二新卒の期間が終了する今年は転職に力を入れたいと思う反面、大学受験に後悔があることに気付きました。

大学受験に後悔しているのは、現役のときは今より未熟で、事の重大さをよく理解せずにいい加減な勉強をし、自分のレベルに見合った大学に入ったという実感しかないからです。努力が結果を生む経験を人生で一度はしておきたかったと後悔しています。

やるなら一般受験かつ国公立大学に入学してみたいものの、そんな理由で20代を費やすのはどうなのか、と考えてしまう自分もいます。

いくつかやりたい職種はあるので、今から転職活動をすれば雇ってくれる会社もあるかもしれません。ですが、自分の希望の大学に入学したいという気持ちもなくすことができず、せめぎ合っています。

また、仮に大学に再入学したとすると卒業時には30歳を超えています。その年齢の私をもう雇ってくれる企業はないかもしれない、という不安を拭いきれず、一歩が踏み出せない状態です。

今、私が何をやるべきなのか、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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進学も就職も一つの手段! 大学に入りたい目的を明確にしよう

大学受験に再挑戦したい気持ちは誠実な動機であり、学び直しを人生の選択肢とする人も少なくありません。

ただし、通常一般受験で国公立大学を目指すには、準備と学業期間が必要で、卒業時には30歳を超える可能性が高い点を考慮する必要があります。

新卒枠での就職は難しく、即戦力としての経験を問われるため、企業選びは限定的になります。

一方、第二新卒枠で転職活動を始めれば、希望職種に挑戦できる道も現実的に開かれています。

新卒枠を失うリスクと大学で得られる学びを天秤にかけよう

大学再挑戦を考える際には、「大学で何を学びたいのか」「その学びは大学でなければ実現できないのか」を自問してください。

単に「一流大学に入りたい」という動機だけであれば、学業期間や就職の制約を考え慎重になるべきです。

逆に、大学でしか得られない知識や経験、人的ネットワークを通じて将来のキャリアに直結する学びがあるのであれば、挑戦する価値はあります。

どちらを選んでも後悔をゼロにすることはできません。自己実現の手段が「大学」なのか、「努力を重ねて目標を達成する経験」なのかで最適な道は変わります。

後者であれば、資格取得やキャリア形成でも代替可能だといえます。人生の時間は有限です。希望と現実を天秤にかけ、自分にとって納得できる形を選んでください。

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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納得できる選択を! 就職や学びは今だけのものではない

第二新卒としての就活をすべきか、大学への再入学を進めるべきかとのことですが、どちらの選択をしても大切なのは、後から振り返ったときに、「この選択をして良かった。」と自分自身が納得できることです。

まずは、自分がどのような選択をしたいのか考えてみてください。

もし、どちらかしか選べないことに迷っているのなら、考えを変えてみましょう。一方を選んだからといって、もう一方の道が完全に断たれるわけではありません。

第二新卒は職業選択の幅があるというだけで、30歳を超えても就職はできます。あるいは、定年退職後に大学に行きなおすこともできます。

キャリアを人生としてとらえて理想の生き方を模索しよう

自分の納得のいく道を自分自身に選ばせてあげることは、時に勇気を必要とすることです。日常のなかでどちらかの選択をするのは難しいかもしれません。

そのようなときは、人生の終わりから考えてみるのもおすすめです。

白葬」という生前葬のサービスがあります。来場の日までを余命として過ごした後、遺書を書いたり新しく生まれ変わったりすることができます。

自分がもし亡くなるとしたら、どう生きたいのか。

第二新卒として転職に力を入れておきたいのか。もしくは、一般受験かつ国公立大学に入学したいのか。はたまた、今、思い描いていることとはまったく別のことをやりたいと思うのかもしれません。

有限な人生のなかで、何をしたいのか非日常の中で考えてみるのもおすすめですよ。

以下の記事では第二新卒の転職を成功させるための方法やポイントなどを解説しています。現在第二新卒の立場にあり、転職を目指している人は、ぜひ参考にしてください。

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