Q
大学3年生
男性
倉庫作業員に将来性はありますか?
倉庫作業員として働きたいと思い、就職先を探しています。
ただ、最近はAIやロボット化の動きもあるので、倉庫作業の仕事も将来的に機械に取って代わられてしまうのではないかと不安です。
実際、倉庫作業員として長く安定して働くことは可能なのでしょうか? もし、今後も需要があり続けるとすれば、どのようなスキルや経験を積んでいけば、より将来性が高まるか教えていただきたいです。
この業界でのキャリアパスや、倉庫作業員として働くことの将来性について、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
将来性は高い! ネット通販の発達で需要が伸びている
「将来性」を「安定して長く働けるか」という観点で答えます。
まず、Eコマース(ネット通販)市場の拡大に伴い、倉庫業界や物流業界全体のニーズは高まっています。業界自体がなくなる心配は少ないでしょう。
非正規雇用だと仕事減少のリスクがある点に注意しよう
一方で、技術革新によって単純作業の省力化・自動化は進んでいます。そのため、非正規雇用の場合は、将来的に仕事が減少するリスクがあり、安定して長く働くという点では不安が残ります。
もし倉庫作業員として将来にわたって長く働きたいのであれば、正規雇用を目指すことが不可欠です。
将来性はある! EC市場拡大で需要が安定している
AI(人工知能)やロボットの進化で仕事がなくなるのでは、という不安はよく聞きますが、倉庫作業員の仕事が完全になくなることはないと考えています。
EC市場の拡大にともない物流業界の需要は安定しており、人の判断や臨機応変な対応が求められる業務は、依然として多く残っています。
たとえば、荷物の仕分けや搬送の機械化が進んでも、破損への対応や、経験則が重要となる在庫管理など、人の手が不可欠な場面は数多く存在します。
主体的成長がカギ! AIにできない力を身に付けよう
今後は、単なる作業員ではなく、現場の改善提案やマネジメント、物流システムの知識を身に付けることが重要になります。
物流管理者の資格を取るなど、主体的にスキルアップをはかることで、AIには代替できない、人ならではの管理能力や調整能力を磨くことが、将来の安定につながるでしょう。
こちらの記事では、将来需要が増える可能性の高い仕事を紹介しています。将来性を重視して就職先を探したい人は参考にしてみてください。
流通業界のトレンドが気になる人はこちらの記事も参考になります。ビジネスモデルや職種についても確認しておきましょう。
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