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その他
男性
アニメ関係の仕事に就きたいなら、大学ではどんな学部に進むべきですか?
将来アニメ関係の仕事に就きたいと考えている高校生です。
アニメ専門学校という選択肢もありますが、大学から就職を目指したいと考えています。しかし文学部、経済学部、法学部などどの学部に進むのが一番有利なのかがわかりません。
アニメ業界に進むために有利になる学部、学んでおくべきことなど今から準備できることがあればぜひアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
学部選びが鍵! 「作る」か「支える」か決めよう
アニメの「作る側」として深くかかわりたいのであれば美術系・芸術系の学部が有利です。
具体的には東京工芸大学、武蔵野美術大学、多摩美術大学などでアニメーション学科や映像学科といった専門の学科で体系的に学ぶのが良いです。
一方でアニメ業界を「支える側」、たとえば企画、マーケティング、経営などになりたいのであれば、文系学部からでも十分可能です。
「チーム制作」の経験を積み発信しよう
アニメ業界には「表現」でかかわる道と「運営」でかかわる道の両方があります。
今からできることとしては、まず規模は問わずチームで一つの作品を完成させる経験を積むこと、それは運営側でも表現側でもOKです。
次にアニメだけでなくさまざまな映像作品に触れて表現の引き出しを増やし、自分なりの解釈を言語化しておくこと。
そしてポートフォリオを作って発信するといった活動も、就職活動では強みになります。
「何がしたいか」で学部は変わる! 役割から逆算しよう
あなたがアニメ業界で「何をしたいか」によって選ぶべき学部はまったく異なります。一言でアニメ関係の仕事といっても絵を描きたいのか、物語を創りたいのか、制作全体を管理したいのかあるいは資金調達をしたいのかその役割は多岐にわたります。
単純にアニメを作りたいというだけでなく、制作のどの部分に自分の情熱を注ぎたいのかを深く考えることが重要です。
自分の情熱を注ぎたい分野をまず考えよう
たとえば資金調達や市場の動向分析といったビジネスサイドにかかわりたいのであれば、経済学部や法学部が適しているでしょう。
物語の創造に携わりたいのであれば文学部、そして絵を描いたりCG(コンピューターグラフィックス)技術を駆使したりしたいのであれば、美術・芸術系の学部が直結します。
最初から脚本を担当させてもらえるとは限りませんが、文章を書くことが求められる仕事はたくさんあります。まずは自分の目指す役割を明確にすることから始めましょう。
アニメにかかわる仕事に就きたいと思っている人は、次の記事も参考にしてみましょう。アニメ制作にかかわる仕事やそれぞれの魅力を徹底解説しています。
文系でアニメにかかわる仕事に就きたいと考えている人は、こちらのQ&Aもぜひ読んでみてください。文系学生に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
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自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。






