この記事のまとめ
「大好きなアニメにかかわる仕事がしたい」「アニメを作ってみたい」と、アニメにかかわる仕事に憧れを抱く人は多いはず。ただ、アニメ産業の裏側は意外に知られておらず、どんな職業の人たちがどんな仕事をしているのかはイメージしづらいかもしれません。
アニメが企画されて世間に届けられるまでには、さまざまな人たちがかかわっています。そして、キャラクターグッズやイベントなど、アニメはさまざまなコンテンツに展開していて、そこにも多くの人たちがかかわります。
この記事では、キャリアアドバイザーの小峰さん、板谷さん、吉野さんのアドバイスを交えつつ、アニメにかかわる仕事を徹底解説します。アニメにかかわる仕事がしたい人は、ぜひ最後までチェックして、自分が就きたい仕事を見つけてくださいね。
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アニメにかかわる仕事がしたいならアニメ産業を多角的に掘り下げよう
周知の通り、日本は世界的にもアニメ産業が有名な国で、今このときも数々のアニメが生み出されています。市場が大きければ、当然そこで働く人たちも多くいるので、アニメにかかわる仕事は数多く存在するのです。
記事前半ではまず、アニメが企画から制作、そして派生してさまざまなコンテンツが生まれる過程を説明します。産業の全体像を押さえることで、各仕事がどのようにアニメにかかわっているのかより理解しやすくなりますよ。
そして次に、アニメにかかわる仕事を「制作にかかわる仕事」「製作にかかわる仕事」「間接的にかかわる仕事」の3つに分けて、計26種類紹介します。
アニメにかかわる仕事に興味があるものの、「画力に自信がないから無理そう」「未経験は難しそうだな」と諦め気味の人もいるかもしれません。しかしアニメにかかわる仕事は幅広く存在し、さまざまな個性を持った人たちが活躍できます。ぜひ、記事の中から自分が輝けそうな仕事を見つけてくださいね。
- アニメにかかわる仕事がしたい場合、どの会社に就職すれば良いのでしょうか?
制作会社・プロダクション・テレビ局・出版社…… と選択肢はさまざま!
アニメにかかわる仕事は多岐に渡ります。大きく分けると「企画する仕事」「制作する仕事」があります。
「企画する仕事」については、主にテレビ局や出版社、イベント運営会社になります。「制作する仕事」は大手制作会社や中小のプロダクション、専門性に特化したスタジオになります。
アニメの仕事といっても幅広い選択肢があるので、自分の適性ややりたいことによって選択していく必要があるでしょう。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
アニメにかかわる仕事とは? まずはアニメ産業の全体像を押さえよう
アニメ関連の仕事に興味があるなら、まずは製作委員会から成り立つアニメ製作の構造を押さえましょう。アニメ産業では、「こういったアニメを作りたい」という企画を動かすために、製作委員会が構成されます。
製作委員会とは
テレビ局、アニメ制作会社、玩具会社、出版社、DVD販売会社などアニメに関連した複数の会社による出資で構成され、制作したアニメによる収益や著作権が分配・共有される
製作委員会からアニメ制作会社に委託されて、本格的なアニメ制作が始まります。しかし、一つの制作会社で作品のすべてを作りきるケースはまずありません。元請の会社がほかの制作会社やCG会社に発注、そこからさらにフリーランスのアニメーターなどにも発注するという多層構造になっています。
そして、アニメ産業はアニメを制作することで完結しません。アニメ作品は、キャラクターグッズ、コラボイベントというように、さまざまなコンテンツへと派生します。派生したコンテンツを生み出す過程にはさまざまな仕事が存在し、それらを顧客に届ける職業もあります。
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最近のアニメは製作委員会を置かない?
製作委員会には10社以上の企業が出資しているのが一般的です。一方、企画・販売の会社、原作の出版社、アニメーション制作会社の数社のみで製作委員会を構成したり、製作委員会を置かずに自主制作するなど、新しいアニメ制作の方式を採って、成功しているケースもあります。
アニメ産業の特殊な点は、複数の企業が協力して作品を創り上げる点にあります。この協力体制が、ほかの産業と一線を画す要素となっています。
アニメ産業に興味がある人は、アニメ産業にかかわる複数の企業から自分に合った仕事を見つけましょう。
アニメ産業の最前線! アニメ制作にかかわる14種類の仕事
日本のアニメは、絵やBGMのクオリティの高さ、独特のストーリー、ジャンルの幅広さなどを理由に、世界中から絶大な支持を得ています。これはアニメ産業の第一線で、魅力的な作品を生み出し続けているクリエイターたちの成果だといえるでしょう。
「自分も多くの人を感動させるアニメを作りたい」という人には、ここで紹介するアニメ制作にかかわる仕事がおすすめです。
アニメ制作はさまざまな職業の人たちが連携し、それぞれのスキルを発揮し合って一つの作品を完成させています。自分がどんなかたちで作品づくりにかかわりたいのか考えながら、一つひとつの仕事を見ていきましょう。
制作プロデューサー
制作プロデューサーは、アニメ制作の進行と品質に対して責任を持つ立場です。制作進行と連携して進行を把握したり、アニメ監督と打ち合わせてアニメの内容を決めていくなどして、アニメ制作の全工程を統括します。
制作プロデューサーは、アニメ制作会社やアニメプロダクションに所属する人の中でも、幅広い知識や現場への理解がある人が任される役職です。
制作プロデューサーを目指す人は、まずはアシスタント業務やアニメーターとしてキャリアを積むことが必要になります。
制作プロデューサーの仕事内容は、「広く・たくさんのことを・責任を持って」担っていきます。そのため、視野の広さ、忍耐強さ、多くの人を巻き込んでいける統率力があることなど、ヒューマンスキルが欠かせません。
アニメ制作進行
アニメ制作では、予算と納期は厳守しなければなりません。制作進行は、予算オーバーを起こさず納期までに作品が仕上がるよう、各部門との交渉から雑務まで幅広くこなします。具体的には、監督やプロデューサーと打ち合わせをしてスケジュールを立てて各部門に働きかけます。
また、予算や納期などの条件に合わせて、アニメーターやスタッフを手配をするのも制作進行の仕事です。アニメーターから原画を受け取って各スタジオに届けたり、完成した作品を納品するなど、作品づくりの最後まで気が抜けません。
アニメ制作進行の仕事をしたい場合、アニメ制作会社への就職を目指すこととなります。必須ではありませんが、専門学校などでアニメ制作に関する知識を身に付けておくと業務の中で役立つでしょう。
- アニメの制作進行について求人を見てみたところ、未経験OKな求人がいくつかありました。ただ、給料が思った以上に低かったり、小規模なスタジオだったりと不安です……。
一定の覚悟は必要! 実情については実際に働く人から聞いてみよう
アニメ業界の求人で未経験OKというのは良い機会ですが、給料が思った以上に低かったり、小規模なスタジオだったりすると不安になってしまいますね。
まずは、実際に働く人の声やスタジオの評判を調べることが重要です。たとえば、SNSや業界関係者とのネットワーキングなどが有効です。
また、業界特有の労働環境に対する覚悟も必要です。長時間労働や厳しい納期、低い報酬など、アニメ業界の現実を理解したうえで、自分のキャリアや目標に照らし合わせて決断しましょう。
実際の業務については、体験談やインタビュー記事で知ることができます。ほかにも、学校のキャリアセンターでアニメ業界の先輩を探してOB・OG訪問をしてみるという方法もあります。
アニメ監督
アニメ監督は作品の総責任者で、制作にかかわるすべての決定権を持っています。アニメファンの中には、監督によってその作品を見るかどうかを決める人もいるほど、影響力を持った存在です。
アニメ監督はまず、絵コンテというアニメーションの設計図を制作し、各部門に作品の全体像を示します。そして、脚本・演出・作画・美術・音響などの各部門との打ち合わせを重ねながら、アニメ制作を主導します。完成したレイアウトや原画をチェックし、場合によっては自らも絵を描くこともあります。
アニメ制作の全工程への理解はもちろん必要で、さらに見る人の心を惹きつけるような新しいアイデアを常に考え続けなければなりません。
アニメ監督は、アニメ制作会社でアニメーターや制作進行として活躍した人の中でも、監督としての技量を見込まれたごく僅かな人が任される役職です。
アニメ監督の特徴は、その作品の制作におけるすべての決定権がある点です。逆にいうとすべてを決定する責任もあるので、プレッシャーも大きく悩む場面も多々あるでしょう。
その分、自分が制作を指揮して動かしているという実感もあり、大きなやりがいを感じられるところが魅力になると思います。
まずはあなたが受けない方がいい職業がわかります
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
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・時間をかけずに自己分析をしたい人
脚本家
脚本はアニメ制作の基盤となる重要な要素です。脚本家は、監督が示す方向性やテーマを汲み取ってプロットというあらすじを作成し、また監督と話し合いを重ねながらキャラクター設定や尺に合わせたシナリオを執筆する仕事です。
通常は一つのアニメ制作に複数人の脚本家がいて、チームでストーリー展開を考え、分担して執筆に取り掛かります。
漫画や小説を原作としたアニメが多いため、脚本家には原作の世界観を崩さず、決められた尺に合わせて多くの人が満足するようなストーリーを考える能力が求められます。
脚本家としてデビューするには、アニメ制作会社に就職して働き、アニメに関する知識と人脈を獲得して任せてもらう方法のほか、各制作会社や出版社が主催するシナリオコンクールやコンテストでの受賞を目指す方法もあります。
キャラクターデザイナー
キャラクターあってこそのアニメともいえるくらい、キャラクターの存在はアニメにおいて重要で、そのデザインを手掛けるのがキャラクターデザイナーの仕事です。
作品の世界観に合わせて、主人公やヒロインなどの人物に限らず、動物やモンスター、ロボットなどのデザインも考えます。漫画を原作としたアニメの場合は、既存のキャラクターのイメージを崩さずにアレンジするスキルが求められます。
アニメのキャラクターデザインを手掛けるためには、アニメ制作会社に就職するのが主流です。美術系の大学やアニメの専門学校でデザインソフトのスキルを身に付けておくと、就職にも有利になるでしょう。
作画監督
30分アニメは、あくまで目安ですが、300枚ほどの原画から成り立っています。
この数の原画を用意するために、アニメーターが複数人で分担して原画の作成に取り掛かります。ただ、アニメーターが手掛ける原画の絵柄や絵のクオリティを統一するのは難しく、どうしても差が生まれてしまいます。
そこで作画監督がアニメーターが書き上げた原画のチェックに入り、クオリティの均一化を図ります。アニメーターから提出された原画に修正を指示したり、自ら手を加えながら、絵柄や品質の統一感を維持するのです。
作画監督は、アニメーターとしての高い画力を認められた人が抜擢される役職です。アニメ制作会社にアニメーターとして就職し、実績を積んでいくことが大切です。
作画監督の役割は、アニメ作品の質を決定づける重要なものです。彼らは作品のビジュアルの一貫性を保つために、細部にまで目を配り、ときには直接手を加える必要があります。
この重責と高いプレッシャーを感じながら、アニメ制作の中核を担っているといえるでしょう。
アニメーター
CGアニメを除いて、アニメはパラパラ漫画の要領で作られています。絵を自然に動かすには大量の静止画が必要で、その1枚1枚を描きあげるのがアニメーターと称される人たちです。アニメーターは「原画マン」と「動画マン」に分かれます。
原画マンは、絵コンテに沿ってポイントとなるシーンの原画を描きます。30分アニメの場合、この原画の数は300枚ほど。仕上げた原画を作画監督に提出し、指示があれば修正をおこないます。
原画から次の原画へとキャラクターの表情やポーズを自然に変化させるには、少しずつポーズや表情を動かした絵も必要です。この絵を「動画」と呼び、300枚の原画に対して、動画マンは3500〜4000枚ほどの動画を作成します。
アニメーターとして制作会社に就職すると、まずは動画マンとしてキャリアを積み、画力を認められれば原画マンに抜擢されるのが一般的なキャリアステップです。原画マンとしてさらに実力をつけると、物語の重要なシーンの原画作成を任され、作品に大きく影響する存在になります。
アニメーターは未経験者の採用を受け入れている企業は少なく、志望者の多くは専門学校でスキルを身に付けたうえで制作会社への就職を目指します。特に「画力に自信はないけどアニメーターになりたい」という人は、専門学校で学ぶことを検討してみると良いでしょう。
- フリーランスのアニメーターも多いと聞きますが、就職するのとどう違うのでしょうか?
労働に対する対価の決め方や働き方が異なる
フリーランスは自営業者であり、会社と業務委託契約を結び、出来高払いで対価が払われます。成果と高い能力に対価が支払われ、自由度があるので、実力に自信がある人に適した働き方といえます。
対して、「就職」となると、会社と雇用契約を結び、指示された業務・労働時間に従事し、月給制・年棒制などで給与を得ます。自由度が下がりますが、得られる収入の目安が付き、安心して業務に打ち込める働き方です。
しかし、アニメーター業界では、未経験入職でもすぐフリーランスの業務委託形式がとられ、最低賃金などの労働者保護が受けられない、必死で働いても生活できる賃金が得られないなどの労働環境課題があり、改善が求められています。
背景美術
アニメにとって背景は独特な世界観を再現したり、現実世界のようなリアルさを表現する重要な要素です。注目される機会は少ないですが、背景美術の仕事は縁の下の力持ちとして、アニメの映像制作に大きく貢献しています。
漫画が原作の場合はエッセンスとして取り入れたり、現実に存在する場所を舞台にする場合は、現地を訪れたり写真を参考にして、シーンごとに背景を決めていきます。
背景が決まったら、基本となる美術ボードを作成します。背景美術のスタッフは、この美術ボードを元に、アニメの展開に合わせた角度やサイズの背景をデッサンしていきます。
背景美術には、アニメーターと同様に高い画力が求められます。専門学校でデッサン力を身に付けた後、アニメ制作会社に就職する方法が一般的です。
CGアニメーター
CGアニメーターは、CG技術を使ってアニメーションにリアリティのある動きをつける仕事です。キャラクターの動きや表情だけでなく、車やロボットの動き、草木が風に揺られたり爆発が起こるシーンもCGアニメーターが手掛けることが多いです。
CGアニメーターの作業には、3Dソフトが使用されます。3D空間の中にキャラクターやオブジェクトを配置して、立体的な動きを再現しているのです。
制作会社がCGアニメーターを募集する場合、自社が使用しているソフトを取り扱えることを応募資格としているケースがほとんどです。未経験から挑戦したい場合、専門学校で学ぶか、アニメ以外のCGデザイナー職も含めて幅広く求人を探して経験を積む方法が考えられます。
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
ペインター
ペインターは、アニメーターが作成した作画に色を塗る仕事です。アニメは色彩によって雰囲気がガラッと変わるため、色彩に関する方針は監督や色彩の責任者で話し合いを重ねたうえで決められます。
そして方針を元に使用する色彩を具体的に決定し、決定した配色にしたがってペインターが彩色をおこないます。デジタルでアニメを作る現場ではペイントソフトを使いますが、アナログの場合は絵の具で色を塗ります。
ペインターは、各色の持つ効果をはじめとした色に関する総合的な知識が必要とされます。そのため、色彩検定に合格しておくと、就職の際有利になるでしょう。
コンポジッタ―
コンポジッターは、アニメーターが作成した原画とCGアニメーターが作成した素材を合成する仕事です。各素材を組み合わせて、一つのアニメ作品へと仕上げる役割を担います。
素材を組み合わせる際はただ合成するだけでなく、色調や解像度を調整してトーンを合わせます。また、不必要なものを削除したり、背景や影に違和感があれば修正するのも仕事です。
コンポジッターになるには、専門学校で映像合成技術を学んでから制作会社に就職するほかに、アルバイトやアシスタントとして入社してスキルを身に付ける方法も考えられます。
音響監督
アニメの音に関する責任者として、音響監督が存在します。シーンごとに流すBGMや効果音を決めたり、声優のアフレコに立ち会って演技の方針を指導したりします。監督やプロデューサーと一緒に起用する声優を決めることもあります。
最初は制作会社で音響エンジニアとして経験を重ねてから、音響監督になるケースが一般的です。音響スタッフになるためには、専門学校で音響に関する知識を身に付けておく必要があります。
音響監督は、キャラクターに声を吹き込むアフレコやBGM、効果音にいたるまで音声の演出家として制作を指揮していきます。
全体を指揮する監督の要求を調整したり、声優の演技指導など作品内での音声の演出をすべてコントロールする重要な役割を担います。
声優
アニメのキャラクターに声を吹き込む声優は、その演技力で作品に深みを持たせます。今では声優本人によるトークイベントやコンサートがおこなわれるほど知名度のある存在になっています。
今日では、声優志望者は毎年3万人以上いるといわれており、その中でもデビューできるのは200〜300人ほど。そのうえ声優業だけで生計を立てられる人はさらに少数です。
声優を目指す人の多くは、代々木アニメーション学院や青二塾などの養成所で実践的な技術を養い、声優プロダクションやアニメ制作時におこなわれるオーディションに参加してデビューを目指します。
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声優マネージャーもアニメにかかわる仕事
声優のマネージャーは、声優のスケジュール管理やアフレコ現場への同行、オファーへの対応、営業活動、出演料の交渉、HPやSNSの管理などをおこないます。声優のサポートを通して、間接的にアニメにかかわる仕事だといえますね。
音響エンジニア
音響エンジニアは、音響監督の指示を受けながら、作品のBGMや効果音、声といったアニメの「音」全般を取り扱います。
アニメでは、たとえば扉を開く音や水が跳ねる音、物を置く音など、何気ないシーンでもあらゆる効果音が使用されています。必要な効果音を集めたり、ときには制作するのも音響エンジニアの仕事です。
また、BGMの選定にも携わることもあります。監督や音響監督と話し合い、サウンドの方向性を決め、作曲者に依頼します。制作の終盤では、アニメの映像に音を乗せて、声優の声とBGMのバランスを調整するなどして、納品前の最終確認をおこないます。
音響エンジニアになるには、アニメの制作会社に就職するほか、テレビ局や音響制作会社に就職する方法もあります。テレビ局や音響制作会社では、アニメを担当できる保証はありませんが、音響の仕事を通して機材の扱いを学べることは貴重な経験になります。いずれアニメ番組の音響エンジニアを担当できたときに役立つでしょう。
アドバイザーコメント
板谷 侑香里
プロフィールを見るアニメにかかわる仕事に挑戦するなら優先順位を明確にすることが大切
声優、アニメーター、音響エンジニアなど、アニメ制作にかかわる各職種は、独自の工程を通じてアニメ作品に深みを加え、視聴者からの肯定的な反響を得て満足感を得られる仕事です。視聴者の感情を動かす作品を作り、世界中に影響を与えています。
そのようなアニメ制作の仕事に憧れる人は多くいるでしょう。30代で声優デビューした人や、50代で初めて漫画の連載が決まった人も一定数いるので、たとえ新卒でアニメ制作の仕事に就けなかった場合でも、諦めずに挑戦し続けることで道が開ける可能性があります。
どんな結果になっても後悔しない道を慎重に見極めよう
仕事の内容、収入、生活の質など、自分にとって大切なことを見極めながら、後で振り返ったときに「この選択をして良かった」と自分自身に言葉がけできるような選択をすることが大切です。
一方、アニメ業界は競争が激しく、成功するためには多大な努力が必要です。長時間労働や低報酬といった労働環境の課題も存在します。これらのリスクを理解し、受け入れる覚悟が求められます。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
ビジネスとして企画を動かす! アニメ製作にかかわる3種類の仕事
アニメ製作にかかわる3種類の仕事
- 企画プロデューサー
- テレビ局のアニメ担当
- 出版社のアニメ化担当
上記で解説してきたようなアニメ制作の現場で活躍する人たちがいる一方で、制作現場から離れたところにもアニメ作りをビジネスとして成功させるために動いている人たちがいます。ここからは、アニメ製作にかかわる3種類の仕事を紹介します。
「製作」と「制作」の違い
アニメ業界では一般的に、アニメ作りの企画を立ち上げたり予算を集めたりすることや集める会社を指して「製作」という。一方、スタジオで実際にアニメーションを作ることや作る会社を「制作」という
企画プロデューサー
アニメのプロデューサーには、制作プロデューサーと企画プロデューサーがいます。制作プロデューサーは、アニメ監督との打ち合わせや進行の管理など現場を統括する役割であるのに対し、企画プロデューサーはどんなアニメを制作するか企画したり、アニメ制作のための資金を集める役割を担います。
アニメ制作には多大なお金がかかるため、企画プロデューサーが各社にかけ合い、資金を調達できなければアニメ作りはスタートしません。
企画プロデューサーには、ヒット作を企画するアイデア力や出資を募る交渉力などが必要とされます。制作会社で最初はアシスタントとして経験を重ね、キャリアアップを目指していく道のりが一般的です。
企画プロデューサーには、作品の質と、ビジネスとしての成功、両方を成り立たせなくてはいけない責任があります。多くの利害関係者と調整を重ね、作品製作を遂行するには、情熱と忍耐、知識、行動力など、高い手腕が求められます。
テレビ局のアニメ担当
テレビ局の中には、アニメ部門を持っている局もあり、そこでは制作プロデューサーや企画プロデューサーのような仕事をしている人たちがいます。自社のチャンネルでどのようなアニメを制作して放送するか話し合い、またどんなクリエイターに任せるべきかも考えます。
企画を動かすとなれば、出資企業やタイアップ企業を探して製作委員会を構成し、正式にアニメ監督や制作会社にアニメ制作を依頼します。
新しい企画を立ち上げる一方で、すでに放送しているアニメを盛り上げるのも仕事です。映画化やイベントの開催など、多角的な展開を考えて企画を動かしていきます。
テレビ局に就職したとしても、最初からアニメを担当できる保証はなく、最初は異なる部門に配属される可能性もあります。アニメ以外の番組制作にも興味があったり、アニメ制作以外の経験も積みたい人は、テレビ局への就職を目指すのも一つの選択肢です。
テレビ局に就職したい人にはこちらの記事がおすすめです。業界の動向や就職に向けた選考対策などを解説しています。新卒向けの記事ですが、テレビ局を志望するなら知っておくべき情報なので、ぜひチェックしてください。
テレビ局への就職を有利にする6つの方法|志望動機例文も紹介
出版社のアニメ化担当
漫画やライトノベルの出版社の中には、自社の作品をアニメ化するために営業をおこなっている会社もあります。
自社の作品がアニメ化すれば、知名度が上がり原作の売り上げアップが期待できます。そのため、出版社のアニメ化担当は、テレビ局やアニメ制作会社に営業に回り、自社の作品を原作としたアニメ化を提案するのです。
出版社に就職しても、最初からアニメ化担当をできるとは限りませんが、アニメの原作になるかもしれない出版物に携わる仕事であれば、アニメ好きの人はやりがいを感じながら働ける可能性が高いでしょう。
出版社への就職を目指す人にはこちらの記事がおすすめです。出版社のトレンドや仕事内容を詳しく解説しています。新卒向けの記事ですが、出版社を志望するなら知っておくべき情報なので、ぜひチェックしてください。
出版社への就職を叶える5つの必須準備|トレンドや選考対策も解説
- アニメの企画に携わるには、どんなキャリアステップを踏めば良いのでしょうか?
素材や人材の発掘、企画立案の経験を制作会社や企画会社で積み重ねよう
アニメの企画とは作品自体を作っていく仕事ではなく、世の中のニーズを見つけ出し、素材や人材を発掘し、作品を企画・発案し作品のコンセプトを作り出していく仕事です。
また資金を調達したり製作委員会を構成して、作品を制作できる体制を構築することもおこないます。
そのため、キャリアステップとしては、アニメ制作会社や企画会社にてそのような企画に関する仕事を幅広く経験していくと良いでしょう。
未経験可の仕事も多数! アニメと間接的にかかわる9種類の仕事
人気アニメは、作って放送するだけで終わりません。キャラクターグッズを製造して販売したり、コラボイベントを開催するなど、多角的に展開します。
アニメ制作現場だと専門的なスキルや知識を必要とされる傾向がありますが、グッズやイベントを通した間接的なかかわり方だと、未経験でも活躍しやすい仕事が多数あります。
アニメ業界未経験で、アニメにかかわる仕事がしたい人は特に、ここで解説する9種類の仕事もぜひチェックしてくださいね。
アニメグッズの製造・販売
アニメグッズの製造・販売
- プランナー
- デザイナー
- フィギュア原型師
- アニメショップスタッフ
アニメ好きな人にとっては、自分の好きなアニメやキャラクターのグッズは宝物ではないでしょうか。グッズがファンの手元に届くことによって、アニメ作品がさらに話題になったり、収益が得られて盛り上がることもあります。
アニメ業界には、アニメグッズの製造や販売を専門とする制作会社があり、アニメグッズにかかわりたい場合は、それらの会社への就職を目指す方法が一般的です。アニメグッズの製造・販売をおこなう会社では、具体的にどのような仕事があるのか見ていきましょう。
アニメグッズ制作の分野では、限定版コレクション、コラボ商品、エコフレンドリー素材が人気で、デジタルマーケティングやSNSプロモーションが重要です。最新動向や人気作品を追い続ける柔軟性も求められます。
プランナー
どのアニメ作品でどんな商品を作るか企画したり、版権元と交渉して企画を進めるのがプランナーの仕事です。
アニメグッズには、クリアファイルやぬいぐるみ、ストラップ、食品などさまざまな選択肢があるので、企画の段階では自由な発想力を活かせます。また、版権元への確認や交渉、製造できる工場を探したりと、社外との関係づくりも重要です。
デザイナー
デザイナーは、プランナーからの依頼を受けて、グッズの具体的なデザインを考えます。プランナーが考えているコンセプトやイメージをしっかりと汲み取ることが重要で、グッズが企画通りの形にできるかはデザイナーの腕にかかっています。
そのため、大きさや素材を細かく仕様書に記載するなど、几帳面な仕事が求められます。デザイナーは、制作会社に所属するほか、実績を積んでからフリーランスになる人も多くいますよ。
フィギュア原型師
フィギュア原型師は、名前の通りフィギュアの原型を作る仕事です。フィギュアは原型を元に量産されるので、原型師のセンスやスキルが売り上げに大きく影響します。
フィギュア原型師は、プランナーから受け取った仕様書を元に製作に取り掛かります。ポリパテという粘土のような素材で作るケースもあれば、ソフトを使って3DCGで製作するケースもあります。
アニメショップスタッフ
アニメショップでは、アニメのDVDやグッズを販売しています。ショップで働くスタッフは、常に最新のアニメの情報に触れながら働きます。アニメ好きな人にとってはやりがいを感じやすいといえるでしょう。
精算や予約受付などのレジ業務のほか、特設コーナーを作ったりポップを考えたりする仕事もあります。
グッズ製造・販売会社を企業研究すると、製造工、通信販売管理、生産管理、検査・検品、営業、営業事務など、多種多様な職種があることに気付くでしょう。製造業・販売業として、未経験OKな職種はたくさんあります。
製造業を志望する人はこちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。志望動機の例文やキャリアアドバイザーの解説なども紹介していますよ。
例文5選! 製造業の志望動機を魅力的に書く3ステップ
アニメ関連イベントの企画・運営
アニメ関連イベントの企画・運営
- ライセンス企画職
- イベントプロデューサー
- 現場スタッフ
キャラクターの声優やプロデューサー、監督らが登壇するトークショーや、アニメ作品やキャラクターにちなんだメニューを提供するコラボカフェを開催するなど、人気アニメになるほどさまざまなイベントが展開されます。
その裏では、アニメ制作会社にイベントの開催を提案したり、プロデュースする仕事があります。具体的にどのような仕事があるのか見ていきましょう。
「メディアミックス」というトレンドがあります。アニメなどのコンテンツ業界で、一つの媒体で流通していた作品を複数のメディアを介して市場展開することです。
たとえば、複数のメディアで組み合わせて映像化したり、キャラクターを多種多様なグッズとして販売したり、企業のコラボ商品やキャンペーンに起用したりすることです。
ライセンス企画職
アニメ関連のイベントを企画・ディレクションする会社では、主に企画職の社員が、アニメ制作会社をはじめとした版権元にイベントの提案をおこないます。
イベント会社にとって版権元は大切なクライアントです。その大切なクライアントへの窓口となる役割を担うのがライセンス企画職です。
仕事の範囲や区切り方は会社によって異なりますが、企画したイベントのディレクションまで担うケースもあります。作品のファンの期待を背負うプレッシャーのかかる仕事ですが、その分イベントが成功したときにはほかでは得難い達成感を得られるでしょう。
イベントプロデューサー
イベントプロデューサーは、トークショーやコンサート、展示会などのイベントを総合的に取り仕切ります。
アニメ関連のイベントは、会議室のような小規模な会場でおこなわれることもあれば、アリーナやスポーツ施設のような大きな会場を利用する場合もあります。予算や見込まれる来場者の人数に合わせた適切な会場を選定するのもプロデューサーの仕事です。
また、MCも含めたスタッフの手配もおこないます。イベント当日はトラブルが起きないように、全体に配慮しながらスタッフに指示を出さなければなりません。イベント全体を統括するマネジメント能力が必要とされます。
現場スタッフ
イベントを成功させるためには、会場を設営したり、参加者を誘導するスタッフの存在が欠かせません。
アニメ作品のイベントには、その作品を好きな人たちが来場します。イベントへの期待が大きい分、スタッフの不手際でトラブルが起きてしまったときには大きな不満を与えてしまいかねません。そのため、現場のスタッフ一人ひとりにも緊張感を持った行動が求められます。
現場スタッフとして当日の運営や会場の設営について学び、イベントプロデューサーへとキャリアアップを目指す人も多くいます。
業界未経験でもチャレンジしやすい仕事は、現場スタッフです。初めてでも、イベント設営や参加者の誘導などの基本的な業務から取り組み、徐々にイベント運営の経験を積むことが可能です。
このポジションでアニメイベントの運営における基礎を学び、将来的にイベントプロデューサーへのキャリアアップを目指す道もあります。
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アニメの聖地巡礼にかかわる仕事
ここでいう「聖地巡礼」とは、アニメの舞台となった場所を実際に訪れることを指します。アニメファンによる聖地巡礼の文化は、2000年代前後から根付きはじめ、経済効果や地方活性化につながっています。
そのような経緯から、旅行業者や地方自治体はアニメの聖地巡礼を促進する動きを見せています。具体的にどのような仕事をおこなっているのか解説していきます。
自治体の観光担当
アニメの舞台となった自治体は、ファンが多く訪れて宿泊したり名産品を購入すれば地域の活性化につながるため、聖地巡礼を促進する施策をおこなうことがあります。
たとえば、スタンプラリーの実施や公共交通機関とのタイアップ、パネルの設置など、作品のファンが訪れたくなるようなコンテンツを企画します。
もちろん、自治体の独断で実施できず、権利元からの協力を得なければなりません。自治体の担当者は、権利元との交渉や施策をおこなうための予算の確保なども仕事に含まれます。
ツアープランナー
ツアープランナーは、旅行の企画立案や利用機関、施設の手配をおこなう仕事です。企画の一つとしてアニメの聖地巡礼がテーマになり得ます。実際、旅行業者の各社で、アニメの聖地を周るツアーが企画・実施されています。
ツアープランナーは、どんなアニメが人気なのか、どんな場所が聖地なのか、アニメファンのニーズを詳細までリサーチし、旅行行程をプランニングする必要があります。
ツアープランナーになるには、旅行会社に就職する必要があります。こちらは新卒向けですが、旅行会社への就職を目指すうえで知っておくべき情報を多数掲載しているので、ツアープランナーに興味がある人はぜひチェックしてください。
旅行業界の全貌が丸わかり! 課題・動向・選考対策のコツまで解説
キャリアコンサルタントが解説! アニメにかかわる仕事の将来性
日本のアニメは世界に誇るカルチャーだといわれている一方、アニメ業界は明るい話題ばかりではありません。クリエイターたちの労働環境の過酷さや人材不足が度々話題になっています。
アニメにかかわる仕事をするとなれば、これらの課題が今後どうなるのか気にせずにはいられません。ここでは、キャリアコンサルタントの吉野さんからアニメにかかわる仕事の将来性を解説します。
アドバイザーコメント
吉野 郁子
プロフィールを見るアニメ業界は大きな変化の渦中にいる
セルアニメからCGアニメに技術革新があったように、技術はさらに発展することが予想されます。また、国際分業化が進み外国のアニメ制作会社と協力した作品制作は、今後ますます増えるでしょう。
さらに収益モデルも変化してきています。国内テレビ放映を前提とするのではなく、ネットでの世界一斉配信も増えてきました。メディアミックスも広がり、ライブビジネス、キャラクター版権ビジネスなど、ますます多様になることは間違いないでしょう。
時代が変化しても活躍できる人材育成は業界全体の課題
このように、変化は留まるところをしりません。未来には「アニメーション」という表現形式もなくなっていくかもしれません。それでも、人を喜ばせ、生きる活力を与える娯楽芸術は、形は変われど、なくなることはないでしょう。
新しいエンターテインメントが生まれ続ける中で、アニメ業界が培った技術・ノウハウ・人材は未来でも必ずや必要とされ続けます。そのため、末永く活躍してくれる人材の育成・労働環境の整備は、引き続き業界外も注視する社会課題です。
アニメにかかわる仕事は幅広く存在する! 自分に合う仕事を見つけよう
アニメにかかわる仕事は、アニメを作るクリエイターたちの仕事だけでなく、ビジネスとして企画を動かしたり、グッズやイベントを通してかかわる仕事であったりと、幅広く存在します。
どんなにアニメが好きだとしても、自分に合わない仕事であれば長期的に続けるのは難しく、アニメにかかわる仕事に就いたことを後悔することになりかねません。アニメにかかわる仕事は幅広く存在するので、視野を広く持って自分に合う仕事を探しましょう。
アドバイザーコメント
小峰 一朗
プロフィールを見るアニメにかかわる仕事を目指す際は中長期的な方向性を明確にしよう
第二新卒・既卒でアニメにかかわる仕事がしたい人は、新卒に比べてなんらかの経験値が多くあるはずなので、その経験に基づいた中長期的な方向性を整理しておくと良いと思います。
3つの視点を持ってアニメにかかわる仕事への就職活動に取り掛かろう
1つ目の視点は「自己理解」です。経験した内容はなんでも良いのですが、その経験をしたからこそ考えたことや学んだことがあるはずです。その経験から得た価値観や自身の能力、適性などを言語化しておきましょう。
2つ目の視点は「自己理解に基づいた仕事理解」です。自己理解から得た価値観をベースにして、アニメにかかわるさまざまな仕事の特性を理解しながら自分に合った仕事を分析しておきましょう。
3つ目の視点は「中長期的なキャリアビジョン」です。仕事理解を踏まえて、自分の興味や価値観に基づいたキャリアビジョンを描き、そこへ至るステップを大まかにプランニングしてみましょう。
これらの中長期的な方向性を描いておくことにより、志望動機や自己PRなどしっかりした軸を持って職活動を進められるようになります。頑張ってくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント / システムエンジニア
Ichiro Komine〇大手電機メーカーでシステムエンジニアとして従事。若者の人生や成長にかかわりたいと思い、キャリアコンサルタントの資格取得。現在はコンサルティングや自己分析支援をおこなっている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/公認心理師
Ikuko Yoshino〇就職支援歴18年。若者就労支援NPOに勤務の後、独立。現在は行政の就職支援施設にて、学生/既卒/フリーター/ニート/ひきこもり/女性などを対象に相談やセミナー講師を担当
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