Q
大学3年生
女性
適性検査の替え玉受験で成功した人っていますか?
現在就職活動中の者です。周りの友人の間でも、Webでの適性検査が非常に難しいと話題になっており、高得点を取るために替え玉受験を検討しているという話も聞きます。
正直なところ、私も適性検査の対策に割く時間がないため、替え玉受験をすれば乗り切れるのでは、という気持ちがあります。
実際、替え玉受験は成功するものですか? また、もし成功して入社できたとしても、後で会社にバレてクビになるなどのリスクはあるのか知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
絶対ダメ! 発覚リスクが高く、キャリアに傷が残る
絶対にやめたほうが良いです。一時的に成功したように見えても、発覚する確率は高く、発覚した際にキャリアに深刻な傷が残る、非常にリスクの高い行為です。
理由として、企業の不正防止策が進んでいることが挙げられます。 企業側も不正防止のため、カメラでの監視、顔認証、AI(人工知能)による検知システムなどを導入しています。AIの導入により、発覚の可能性は年々高まっています。
また、最終面接の場などで再テストをおこなう企業もあります。
また、発覚した場合の処分は非常に重いです。内定前であれば、内定取り消し、入社後であれば、懲戒解雇となります。このような経歴が残ると、その後の転職活動にも重大な支障をきたします。
適性検査がない企業を探すのも選択肢の一つ!
もし適性検査に苦手意識があるのであれば、替え玉受験という不正行為に頼るのではなく、面接や実績を重視する企業や、適性検査をそれほど重視しない企業を選ぶ、という正当な道を選ぶべきです。
そちらのほうが、ご自身の価値観に合う企業と出会える可能性もあります。
替え玉受験は規約違反! デメリットしかないのでやめるべき
適性検査の替え玉受験はまったくおすすめしません。かつ、バレるリスクも意外と大きいです。
まず、替え玉受験は規約違反であり、発覚時は内定取消・懲戒解雇・損害賠償請求・大学や紹介元への報告など重いリスクがあります。
それだけではなく、本人の適性が誤って伝わってしまうため、入社後の適性と仕事のミスマッチも起きやすいです。
たとえば、あなたが本当は数学が苦手なのにSPIで数学のスコアが非常に高かったらどうなるでしょうか?
正攻法が一番の近道! 1~2週間の基礎固めをしよう
結論、正攻法で対策することを強くおすすめします。最低限の時間を使っての対策は3つです。
①形式を知る(言語・非言語の頻出パターンを10~20問だけ毎日解く)
②時間配分の練習(難問は即捨て、易問から取るようにする)
③本番コンディションの調整(前夜の睡眠、試験中は見直しより取り切りを優先する)
キャリアセンターの模擬テスト、過去問冊子などは最低限やっておきましょう。設問形式に慣れると点数が安定するのが適性検査の特徴でもあります。
ショートカットしようとして無用なリスクを負うより、1~2週間で基礎固めをするほうが将来にはずっと近道です。
以下の記事ではWebテストを替え玉受検することのリスクを解説しています。また、短期間でできる対策方法も解説しているので、替え玉受検をせずとも高得点を獲得できるよう、以下の記事をチェックしておきましょう。
本番で焦らないために!WEBテスト模試を試してください
書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。
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WEBテストの対策は効率的に進めながら、他の対策に力を入れて選考を突破しましょう!






