Q
大学2年生
女性
統計検定は就活でどの級から評価されますか?
データサイエンスやDXに力を入れている企業に興味があり、統計検定の資格を取ろうと考えています。しかし、就活でアピールするためにはどの級を取得すれば評価されるのかわからず、勉強のレベル設定に迷っています。
最低でも2級は必要でしょうか? それとも、3級でも「統計を学んでいる」という意欲は評価されるものですか? また1級や準1級は専門的すぎて、企業の人事にはかえって伝わりにくいということはないでしょうか?
統計検定の級によっての企業からの評価や、資格をESや面接で効果的にアピールする方法について、キャリアコンサルタントの方からアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
統計検定は2級からアピールしよう!
一般的には2級からが履歴書に書けると言われているそうです。3級の場合でも「3級は取りました。現在は2級に向けて勉強中です」といった形で書いていくのが一般的なのかなと思います。
1級や準1級は確かに大学レベル以上の内容になってくるそうですが、経験がない人にはたとえばTOEICなどよりは伝わりにくい、一般的ではない資格かもしれません。その場合は、これがどのくらいのレベルなのか、何かしら言葉を言い換えて伝えるのが良いと思います。
どう活かせるかをPRするのが重要
今統計学の需要が高まっており、データ分析をどこの会社も広報やマーケティングなどで使うようになってきています。
ですから、その知識を持っていることをアピールするだけではなく「この統計の知識を活かして、あなたの会社でこういうことができます」という形での提案の仕方、PRの仕方が基本になっていくと思います。
資格を持っていること自体よりも、それをどう活用できるかを具体的に示してください。
統計検定は級よりも「どう活かすか」を伝えよう
統計検定について調べてみたのですが、データを読み解く力や論理的思考力を証明できる資格として注目されているようですね。
ただ、採用担当者が見ているのは「何級か」ということよりも、その学んだことを「どう活かしたいのか」という点かと思います。
3級は基礎的理解のレベルで、大学1・2年修了レベルの内容だそうです。統計に関心を持って学んでいる姿勢のアピールにはなるかと思います。
2級以上なら実務レベルとして評価される可能性が高い
2級になると実務でも応用できるレベルで、大学基礎レベル(3・4 年生)だそうです。データ分析を重視する企業、たとえばIT系、コンサル、メーカーの企画職などでは、基礎を超えた実践的な理解があるなというふうに評価されると思います。
準1級は大学専門課程レベル、1級は大学院レベルになるので、統計の専門職以外はそこまでいらないのではないかと思っています。
3級や2級を取ったということであれば、学ぶ姿勢があることや、基礎的なことを押さえているというアピールに使えるでしょう。
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