Q

大学3年生
女性

就活でバイトをしてないのは、やはり不利になりますか?

現在就活中の学生ですが、これまでバイトをしていません。学業やサークル活動が非常に忙しく、バイトをするのが難しい状況でした。

しかし、周りの就活生が自己PRやガクチカでバイトの経験をアピールしているのを聞くと、私のようなバイトをしてない学生は「社会経験がない」「協調性に欠ける」と見なされ、選考で不利になるのではないかと不安です。

面接官に「なぜバイトをしなかったのか」と聞かれた際、どのように答えれば納得してもらえ、ポジティブな印象を残せるでしょうか? バイト以外の経験を効果的にアピールするための具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

プロフィールを見る

バイトをしていないのは不利ではない! 「学業」を語ろう

バイトをしていなくても不利にはならないです。

実際、私の同期も部活がすごく忙しく、さらに自宅から遠方の大学に通うという生活をしていたので、バイトする余裕がなかったようですが、無事に大きい会社から内定をもらっていました。

学生の本分ある「勉強」こそが最強のアピール

アピールできる内容は、ほかにも全然あります。特に、学業、研究などは、意外と就活生の皆さんはあまり重視しませんが、やはり学生の本分は「勉強すること」でしょう。

そのため、「大学4年間は何してたの?」「バイトしかしていません」という学生さんよりも、「自分自身の興味関心に基づいて、この学問を学び、このような研究していました」というふうに話してもらうほうが、私はすごく刺さりますね。

「なぜバイトをしなかった?」と聞かれた際も、「研究がしたくて」「忙しくて」といった形で、やりたいことに力を入れたことを伝えれば面接官も納得してくれるでしょう。

バイトしていないから落とされる、ということはないと思います。

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

プロフィールを見る

バイト経験がなくても大丈夫! 評価されるのは「経験の中身」

就活でバイトをしていないからといって不利になることはありません。

確かに、自己PRやガクチカでバイトの経験をアピールしている例は多いです。ただ、採用担当者が知りたいことは、バイトに限らず、どんな経験を積み、そこから何を学んだのかということです。

バイトの経験がないからといってすぐに、「社会経験がない」「協調性に欠ける」と見なされ、選考で不利になるということはありませんので安心してくださいね。

学業やサークルで得た学びを「自分の成長」として言語化しよう

もし、面接官に「なぜバイトをしなかったのか」と質問された際も、学業やサークル活動を優先したことを説明すれば問題はありません。

その際に、学業でどのようなテーマに取り組んだのかということや失敗からの学びなども盛り込みましょう。

また、サークル活動の事例を伝えるのであれば、「どんな役割を担い、優先順位を明確にし、チームで最後までやり抜く力を身に付けました」のように、何を学んだかなどを合わせて伝えるように意識しましょう。

そうすることで、効果的なアピールにつながるのではないでしょうか。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

簡単な質問に答えるだけで、あなたの魅力が伝わるガクチカが作れます。
ガクチカ作成ツールでガクチカをつくる【無料】

 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア